【目印を見つけるノート】1610. 龍亀がお気に入りだったりします
今日から新学期、という方も多いのではないでしょうか。どうでしたか。
私はといえばスタート感皆無で、またチマチマしていました。まあ、お掃除がスタートに相応しければそうともいえるのですが。断捨離という言葉があって、お掃除と同義のようになっている気もしますが、ちょっとニュアンスが違うのかなとも思います。捨てるのが断捨離で、生かすのがお掃除という感じです。もちろん不要なものは捨てますけれど。
そういえば、小さいものを拭いていましたが龍亀(ロングイ)があります。中国の瑞獣で、名前の通り亀と龍が一体になっています。どちらも横浜の中華街で買いました。
最初に見つけたのが手前の翡翠の根付で、とても気になったのでした(紐が切れてしまったので単品です😅)。「これ、何ですか?」とお店の方に伺うと、丁寧に教えてくださったのでした。
一攫千金ではなくて、堅実に継続して富を増やすのにご利益があるそうで、商売(お店など)には欠かせない瑞獣だそうです。
その後、真鍮?のものも同じお店で買って、また同じお話を伺いました😅
何となく自分に合っているように感じました。篤く信仰するのとは少し違いますが、自分の目で見て気に入ったものですので大事にしています。
横浜中華街には関帝廟もありますが、私などにとっては異国を感じる場所です。
異国のものに惹かれるというのは、一般的にそれほど珍しいことではないだろうと思います。
そういえば、
W.W.ジェイコブズの『猿の手』という小説を子どもの頃に読みました。
ホラーとかゴシック小説は子どもの頃に結構読みましたが、今は読んでいません。異国の不可思議なものの取り扱いに注意というお話と解釈しています。そうなのか🤔?
異国のもの、ネットなどでは混淆しているなと思います。
占いでも西洋・アラビア発祥の星占い、中国の九星、北欧のルーン、マヤ暦などなど。スピリチュアルではネイティブアメリカンやハワイのものなども見ますね。もう何がなにやら、毎日がハプニングです。異世界では騎士も魔導士もギルドも、しまいにはラヴクラフトの神話まで……世界の伝承・創作のびっくり箱です。
あ、混淆しました。
広く、気軽に世界のものを取り入れられるのがいいところですね(浅くならないことを祈ります)。
それで、
日本といえば何でしょうか。
というと、ちょっと考えます。
『江戸の学者さんノート』のための自習をしていますが、そのために、儒学(朱子学)、陽明学、漢文、蘭学(オランダ)、国学、仏教、神道は一通り把握しようと思っています。
と、簡単に書きましたが、どれひとつ取ってみても独立した分野です。簡単に把握できるようなものなら学問所不要だわ😡と怒られそうです。ただ、よくよく考えて、それを基礎にしないと江戸の学者さんのリサーチなどできないという結論になったわけです。
江戸の学問も混淆しています。
仏教(インド~中国~日本)と神道という信仰の柱があって、そこからもう中国の影響を受けているわけですが、幕府推奨の儒学も漢文も中国由来、蘭学はオランダ由来です。
そのような中で「日本独自のものって何だろうな」というところから国学が始まったのかなと思うのですが、私がまだそこまで行っていないので学習します。上田秋成のとらえかたなどにも興味があります。
何を頼りにするにせよ、総体を見てからということです。
日本独自なものというとちょっとニュアンスが違うな。
根っこかな。
そして、このような状態は他の国でもあるだろうというのが、私の認識です。
今日本屋さんの文庫平積みで気になった一画。
この平積みの並べ方、センスいいな♥️
読書の秋🍂
あ、『オデュッセイア』は明日更新予定です。面目ない。
Kenny Burrell Quartet『Autumn In New York』
しっとり落ち着いた秋にしたいですね。しみじみと、いいギターの音♪
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
#エッセイ
#ブログ
#日記
#9月
#進行遅め
#混淆
#根っこ
#音楽
#KennyBurrell
#AutumnInNewYork
#おさらい
#秋
#Jazz
#毎日note
#noteの書き方