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電話営業の方に「素晴らしい活動なのでがんばってください」と思わず伝えてしまった話

※このnote記事は、株式会社エフライフの社内向けに2020年5月19日に投稿したものを加筆修正したものです。仕事の気づきや学びを日々「オープン社内報」として投稿しています。

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先日、突然の営業(PCの販売?)電話がありました。いつもなら適当にあしらって切るところですが、今回はそうでなかったので、自分の印象や気付きなどを共有します。

相手)「お世話になっております。不要になったパソコンを処分するだけで難民の子どもたちを支援できる株式会社ピープルポートの●●と申します」

いつもならすぐに切るところですが、「難民」「支援」のキーワードが気になってしまいました。そこでもう一度社名を聞き返しました。

私)「すみませんが、御社名をもう一度、教えていただけますか?」
相手)「はい。株式会社ピープルポートと申します」


私は、電話を聞きながら、PCで相手の会社のホームページを開きました。

電話口で話を聞きながらバーっと上からサイトを見て変な会社ではないと判断しました。ちなみに判断基準は以下の2つ。

1.オルタナなどの雑誌に掲載実績ありだったため。
2.支援先であるNPOの「PIECES」「3keys」「KIZUKI」の3団体をすべて知っており肯定的なイメージがあったため。

パソコンは今不要と思うし忙しいのですぐに切ろうと思いましたが、社会のために良いことをしている会社だとは思ったので、電話をかけてきた人を嫌な気持ちにはさせたくないと思い、「今は不要ですが、そのうちご縁があればお願いします。素晴らしい活動と思うのでがんばってください」と伝えて電話を切りました。

いきなりかけてきた電話に対して普通なら絶対にこういったねぎらいの言葉は言いません。

珍しい電話だったなと思って、電話を切ったあとで再度、サイトを見てみますと、パソコンを販売するサービスではなく、引き取るサービスだと気が付きました。また、私が尊敬しているボーダレスグループの会社であると知りました。

今回は取引をすることにはなりませんでしたが、今回、会社の良い印象が残ったので、将来的にPCが、不要になったときには連絡をするかもしれません。

この電話からの学び・気づき


・第一声、3秒で相手の興味を惹くキャッチフレーズが超重要。

・公式サイトをパッと見たときに、信頼できる企業・団体かどうか、忙しい人は5秒以内に判断する。その際に「メディア掲載実績」と「知っている取引先」は信頼を得るためのポイントとなる。

・社会企業でこういった地道な電話営業をする会社はあまり聞かないが、その分、こうやって印象に残りやすいので、社会貢献×電話営業は意外とブルーオーシャンかもしれない。

この気づきを、自分の会社に転用したら?

・自分のやっているサービスの特徴を、1行で、3秒以内で伝えるならなんと言いますか?
・公式サイトを見たときに5秒でパッとスクロールしたときにどんな印象がありますか?
・きちんと結果を出すことにフォーカスして、営業を考えてやっていますか?

今回の電話営業での気づき、学びを会社の日々の仕事にも活かしていきたいなと思いました。

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