東京大学 One Earth Guardians育成プログラム

100年後の地球でヒトを含むあらゆる生物が共存共生できる未来のために、行動を起こせる科学者集団 =One Earth Guardians(地球医)を社会全体で育てるべく、東京大学大学院農学生命科学研究科で始まった人材育成プログラムです。

東京大学 One Earth Guardians育成プログラム

100年後の地球でヒトを含むあらゆる生物が共存共生できる未来のために、行動を起こせる科学者集団 =One Earth Guardians(地球医)を社会全体で育てるべく、東京大学大学院農学生命科学研究科で始まった人材育成プログラムです。

最近の記事

【シンポジウム開催報告】環境調和的で人々の幸福も叶える、新たな産業とは? –OEGs公開シンポジウム2024を開催しました

2024年7月31日、One Earth Guardians公開シンポジウム2024「人と地球のwell-beingを叶える新たな産業とは -微細藻類を基点に」を開催しました。 講演1 | サーキュラーバイオエコノミーの本質:ネイチャーポジティブとウェルビーイングの共存する未来 五十嵐 圭日子 /東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 講演2 | Well-beingにまつわる国内外の動向 石川 善樹 氏 /公益財団法人 Well-being for Planet Ear

    • 【活動報告】シンガポール国立大学の学生と交流しました!

      シンガポール国立大学(NUS)の学生27名が6月3-5日の3日間、東京大学を訪れ、One Earth Guardians受講生たちや教員らと交流しました。 NUSの学生が海外の各都市を訪問し、国際的な視点と学際性を育む「Global Experience Course」の、東京コースの一部として実施されたもの。 この3日間、“Planetary Health”をテーマに掲げ、大学の研究室見学や、企業の研究・開発現場の訪問、ディスカッションなど、盛りだくさんのアクティビティを通

      • 【実学研修_2023年度Vol.2】学生発!みずから提案し関係者を巻き込んで行う活動も

        One Earth Guardians育成プログラムの活動の一つに、社会とのかかわりの中で課題を見出し、解決する力を培うことを目的に、学生が産業等の現場に赴いて、産官学連携で社会の実課題に取り組むインターンシップである、「ワン・アーソロジー」実学研修があり、受講生にとっての必修科目にもなっています。 ▼「ワン・アーソロジー」実学研修について https://www.one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp/activity/training/ 【Vol.1】

        • 【実学研修_2023年度Vol.1】受講生が企業・団体などとともに社会の実課題に取り組む「実学研修」の様子を紹介します

          One Earth Guardians育成プログラムの活動の一つに、社会とのかかわりの中で課題を見出し、解決する力を培うことを目的に、学生が産業等の現場に赴いて、産官学連携で社会の実課題に取り組むインターンシップである、「ワン・アーソロジー」実学研修があり、受講生にとっての必修科目にもなっています。 ▼「ワン・アーソロジー」実学研修について https://www.one-earth-g.a.u-tokyo.ac.jp/activity/training/ 2023年度中

          植物の体の中では何が起こっている?植物の力こそが食料生産の鍵となる / 田野井慶太朗 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 5]

          植物が養分を吸収している様子を見たことはありますか?今回、八木信行 先生からタスキを受け取ったのは、附属アイソトープ農学教育研究施設で植物体内における物質移動の可視化を行う田野井先生。植物の放射線検査とも言える研究を通じて、光合成と食糧生産との深い関係を語ってくれました。 プロフィール   |   田野井 慶太朗 東京大学大学院農学生命科学研究科 附属アイソトープ農学教育研究施設(応用生命化学専攻 協力講座) 放射線植物生理学研究室 教授。博士(農学)。 専門分野は放射線植

          植物の体の中では何が起こっている?植物の力こそが食料生産の鍵となる / 田野井慶太朗 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 5]

          自然の価値って何?生態系サービスとその価値の多様性 /八木信行 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 4]

          自然の恵みである魚や野菜。私たちはその自然の恵みにお金を払って購入しています。では、漁業資源や農業資源の価値はどのように決まるものなのでしょうか?今回、中嶋康博 先生からタスキを受け取ったのは水産資源と社会科学を研究している農学国際専攻の八木信行 先生。自然の価値の考え方や地域振興に関する取り組みなど、興味深いお話を語ってくれました。 プロフィール  |  八木 信行 東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 国際動物生産学講座 国際水産開発学研究室 教授。博士(農学

          自然の価値って何?生態系サービスとその価値の多様性 /八木信行 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 4]

          医学から環境問題まで 微生物の力を化学と遺伝学で解明 /吉田 稔 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 3]

          微生物の活用というと、発酵食品を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし実は、医薬や環境問題にいたるまで、微生物のはたらきは幅広く私たちの生活に関わっています。第一走者の丹下先生からタスキを受け取ったのは、応用生命工学専攻の吉田稔 先生。微生物たちのもつ多彩な可能性を語ってくださいました。 プロフィール | 吉田 稔 東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 生物機能工学講座 微生物学研究室 教授。博士(農学)。 専門分野は応用微生物学。研究テーマは「微生物に由

          医学から環境問題まで 微生物の力を化学と遺伝学で解明 /吉田 稔 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 3]

          農業経済から「食の安全」まで 産官学でフードシステム論を牽引/中嶋 康博 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 2]

          食料が生産の現場から消費者に届くまでを支えるフードシステム。加工や流通、販売など様々な人の手を経て私たちの口に入るからこそ、その根幹となるのは信頼です。農業・資源経済学専攻の中嶋康博 先生が、産官学をあげて取り組んだフード・コミュニケーション・プロジェクト(FCP)を通して見えてきた、食の信頼をつくるために重要なポイントを語ってくださいました。 プロフィール  |   中嶋 康博 東京大学大学院農学生命科学研究科 農業・資源経済学専攻 開発政策・経済学講座 食料・資源経済学

          農業経済から「食の安全」まで 産官学でフードシステム論を牽引/中嶋 康博 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 2]

          フィールド測定を軸とした造林研究で、持続可能な地球環境の最適解を探求 /丹下 健 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 1]

          農学部リレーインタビュー、第一走者はOne Earth Guardians育成機構長で農学生命科学研究科長・農学部長(2018年度当時)の丹下健 先生です。研究分野は造林学。書いて字の通り、林を造る学問です。造林について語る丹下先生は、いつもの研究科長としての顔とはまた違う表情を見せてくださいました。 プロフィール   |   丹下 健 東京大学大学院農学生命科学研究科 森林科学専攻 森林生命環境科学講座 造林学研究室 教授。博士(農学)。 専門分野は森林科学。研究テーマは

          フィールド測定を軸とした造林研究で、持続可能な地球環境の最適解を探求 /丹下 健 教授 [農学部リレーインタビュー vol. 1]