踊り続けた妊娠中の体重推移
最近は、妊婦に対して体重をあまり増やさないように
という指導が厳しいと言われています。
理想は+7kgくらいでしょうか?
妊娠がわかったとき、また踊れなくならないように、
体重を増やしたくない!むしろ産んで痩せたくらいにするんだ!と思っていました。
でも結局、はじめの1ヶ月は緊張感もあって少し減ったのですが、
つわりがなかったために食欲は増すばかりで、どんどん増えていき、
特に20〜24週にかけて大幅に増えてしまった時には
看護師さんから栄養指導を受けてしまいました。
そこからは落ち込むのが怖くて家では体重計にのれず。
妊娠後半は、健診の前の日は夕食を食べず、朝も何も口にせず、
朝イチで病院で体重を計って提出したら売店や近くのマクドナルドで好きなものを食べる、という悪あがきをしていました。
そのせいで、検尿ではケトン値が高くなり、
「お腹空いていますか?」
「あ、朝ちょっとバタバタしていてご飯食べる時間がなくて…」
という不毛なやりとりを毎回していました。
ちなみに健診には毎回ペラペラの軽い服を着ていき、
腕時計まで外すという無駄な努力をしていました。
もともと甘いものがとても好きで、20代後半からはなかなか痩せなくて困っていたのですが、妊娠中も相変わらず甘いものがやめられませんでした。
チョコレートはカフェインが入っているから控える人が多かったり、
乳製品も控える人が多いなか、罪悪感を抱えながらも
いつもと同じようにスナック菓子なども食べていました。
でも言い訳ですが、それを我慢していたらストレスがもっともっと強くて、
しんどくなっていたと思うので、そんなに後悔はしていません。
妊娠しながら仕事を継続するなかで、職場で、家で、
やはりイライラすることがたくさんありました。
イライラする時はたいてい身体を動かせていなくて、凝っているときで、
レッスンやマッサージに行った帰りは身体が軽くなり、少し気持ちが晴れました。
どんどん体重が増えていくなかで、そのこと自体が大きなストレスでしたが、
妊娠後期になるともう開き直って、「産んだら痩せるから大丈夫!」
とあまり気にしないことにしました。
一番勇気づけられたのは、憧れの先輩ママダンサーさんたちが、
妊娠中に15kg増えたとか、20kg増えたという話をしてくれたことです。
プロと比べても意味がないし、元の体型が全然違うのですが、
またこんなに素敵に戻れるんだ!と安心することができました。
参考までに、私のマタニティ体重グラフを載せます。
結局、妊娠期間に10kg強増えましたが、出産後3日で-5kgになり、
1ヶ月検診の時にはさらに-5kgとなり、元に戻ることができました。
とてもほっとしました。
ただ、残念なことに数ヶ月後、体重はまた増えていきます……
それはまた産後編で書きたいと思います。