これぞ職業病。何を読むにも校正マン
これまでの仕事柄、文章を読むときに登場せずにはいられない、それが校正マンだ。
仕事中は本領を発揮してくれて結構なのだが、プライベートで記事を読んだり、雑誌を読んだりするときにまで登場してしまう。困ったやつだ。
今日も仕事でホームページの校正をしていたのだが、引用元のサイトを遡って調べていたところ、そちらのサイトの間違いまで発見してしまった。
数字が1桁違うという、それなりに重大な部分だったので、ソワソワドキドキ。
こういうとき、これまで誰も見つけてないものを見つけた!というお宝発見的な嬉しさと、仕事でもないのにそんな重箱の隅をつつくみたいなやつになってしまったのか、という哀しさと。同時に二つの感情が現れるのである。
間違いを見つけたからには、どうにかしてサイト主さんに伝えるべきではないかとヒーロー気取りの校正マンと、いやいや今は君の出番じゃないよとなだめる私。
呼ばれてもいないのに飛び出してくる職業病とは、本当に困ったものだ。
とはいえ、その職業ならではのやり方や見方みたいなものが身に付いている証拠なのだとすると、誇らしい気持ちにもなる。
私はこれからも校正マンとともに生きていくのだろう。