事業継承中/試行錯誤の上の選択/農業法人役員募集は継続中
先週(2024年3月10日)から #農業部門 の #事業継承 の事務手続きを始めた。
本当は、 #後継者になれる経営者 をしっかり育ててから、
事業継承しようと思っていた。
そのためのこの数年間、 #有望な若者を求めて求人 を出し、
何人かが実際に入社し、
研修を始めるのだが、
#すぐに辞めて しまう。
そのほとんどが、冬から春にかけて入社し、
春から初夏にかけて辞めてしまう。
農業はほとんどの作物が一年を周期とする。
うちの主力作物は #自然農法の生姜 。
春に植えて、秋収穫する。
どうせなら、新人には
1 冬場の畑造りから、
2 種の準備、
3 定植(生姜を植えること)
4 生育管理、
5 災害対策、
6 収穫
7 貯蔵
8 販売 と
8は最初から、
他はできるだけ、
1から数字の小さい順に経験させたい。
と考える。
だから、入社すると分かれば、
その給与分が稼げる程度の生姜の面積を確保し
種も準備しなければならない。
入社までは、
先行して私が準備し、
来れば教えながら実務を経験させる。
それをやっても、社員が次の年もいれば、
彼の力にはなる。
しかし、夏までに辞めてしまうと、
いくら能力が低くても社員がいることを前提で、
仕事を組んでいるから、
残った仕事は私にふってかかる。
それも、
前もって「いついつ辞めます」というならともかく、
「最近来ないなあ」
と思っていると
過去に遡って辞めることにしたみたいな話になる。
すると、生姜ばたけは、
草が生い茂っている。
人手が少なくなればその段取りでやれば、
何の問題もないものを、
(私が他の仕事をする時間が減ることを除けば)
1ヶ月半とか2ヶ月の仕事が溜まった状態でいなくなるから。
#サラ金の借金を何ヶ月も払わず どこかに行ったやつの
残された家族のような状態になる。
それをここ数年やって来た。
だからもう、 #農業部門を潰そう と思っていたが、
どうせ潰すのなら、
#よそから来て農業をしたい奴 に渡してみるかと、
休眠させていた会社を復活させ、
#社長を任せる ことにした。
その #登記 を彼に任せたのが先週だ。
登記が済めば、
2024年4月1日からその会社が今の #農産物生産販売部門 を引き継ぐ。
本当は例年の売り上げを考えれば、
生姜を植えたいところだが、
これは私がやる場合の話だ。
もう手を引くのだから、そんなことは考えない。
今後は適時・要所で、
#技術顧問 や #コンサルティング でサポートする。
今ある在庫や今年予想される収穫物を
全部きちんと売れば少なくとも7-800万位にはなると思うが、
それは彼がどこまでやるかにかかっている。
今後は私の会社がその新会社の過半数を持つ #大株主 だから、
#新会社の役員 は選べる。
もし、この記事を読んで、
#有機農業 や #自然農法 の農業をやりたい人がいれば名乗り出てほしい。
今いる彼と共同で、役員( #取締役 )になってもらうことは可能だからだ。