朝陽さえ越えれぬ雲を眺めつつ右手に掴む赤いヘアゴム

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明るくなってはいくけれど厚い雲は染まらなかった。今日は伸び切ったグレーではなくて避けてきた赤いヘアゴムを使おうと思う。頸辺りにちょんとある真紅になんてきっと誰も気にしないから。

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