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打破

弱々でいいからとにかく火をつけて燃やしてしまえうちなる薪を

六割の水を対流させるため日中ひなかひとりで立てる漣

見も知らぬ空を見上げるためにほら爪先上げてかさっと落ち葉を

空も地も水もアタシも今に居る立ち止まってるわけじゃないから

緩急を意図できるよな器用さはアタシのバッグの中にはなくて


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人間は60%ぐらいが水分なんだってね。水は少しの温度差で対流するんだってよ。人間は16%ぐらいが蛋白質なんだってね。蛋白質は低温の方が縮まないんだってよ。

ほんの少しでいいんだよ。熱量は

脳裏を掠めてなかなか立ち去ってくれないようなモノは、紙に書き出せばいいという話をよく聞くけど、紙とペンを目の前にした途端、頭の中のモヤがバラバラに散ってしまう場合はどうすればいいのか。
文字にしよう、言葉にしよう、単語でもいいからと思ったが最後、どれから?何から?と、固まってしまう。

そんなとき、流れ作業として体が覚えてることをする。歩いて足を動かすか、縫い物で指先を動かすか。とりあえずで動かすのは、体の先っちょの方が良い。そのうち頭が整理されて、どうでもいいような事柄がモヤの彼方に消えていくから。

黙々とうちに溜まった名もない薪を燃やしてしまえ。

体の連鎖に期待して。

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