毛髪戦争〜番外編〜7 「毛髪戦争の為に止めた事」

毛髪三銃士(ミノキシジル、フィナロイド、リジン)と共に戦線拡大に邁進する今日この頃。

家族の印象や、昨夜風呂に入った時に元気に立ち上がる薄毛を見て
来るべき勝利の杯を掲げる日が待ち遠しくなる日々だ。

改めて、ハゲの原因とは何だろうと思い立ち、調べてみた。

◯男性ホルモン(ジヒドロテストステロンのカス野郎)
◯遺伝
◯ストレス
◯生活習慣

以上4点が挙げられると、衛生兵達が書いていた。
遺伝は確実に違うと言えるが、ストレスと生活習慣に関しては
本当にすまないと思っている。身体と毛髪に対して。

食事や習慣、生活スタイル自体を変える事が基本戦略であると言う事だが
現実にはなかなか難しい所もある。

しかしそんな中でも一つだけ、私が止めた習慣がある。

My BigBro.

おいなりさん？

残念、これは私のニット帽だ。

私はご臨終以前からニット帽が好きで、夏でも被る程だった。
この写真の物は10年来の相棒MyBroで、米国海兵隊の官給品だ。
冬は暖かく、夏でも暑くなり過ぎないと言う素晴らしい帽子。

だがしかし・・・

毛髪にとってはどうだったのか？

頭皮から放出された私の漲る熱気が

オキニの中でこもり、汗となり、毛髪を苦しめた10年だったのではないか？

毛髪戦争を開戦するに至り、私はその事実を振り返った時、自分の過ちに対して多大なる怒りと
満ち溢れる涙を抑える事が出来なかった。

そして私は、余程の気温低下で屋外作戦困難な場合を除き、ニット帽を被る事を止めた。
現実を受け入れ、未来の為に進んでハゲ散らかして行く事を選んだ。

実はこれを実行してから一つ実感した事がある。

頭が痒くない。

やはり頭皮環境に少なからず悪影響を与えていたのだと、身を持って知った。

勿論、直接的に若ハゲ太郎に影響を与えていたのかはわからないし、常々掻きむしっていた訳では無いが
少なくとも私のQOLは毛髪一本分、0.05mm程上がった気がするのだ。