ザ・ロック(映画 1996)
訳あって監獄島=the ROCKことアルカトラズ島に立て籠るアメリカ海兵隊グループと、彼らの持つ危険な化学兵器ロケット発射を阻止するための特殊作戦チームとの戦いを描いた秀作。
と、紹介するよりとにかく見てほしい映画。
と言いつつ、序盤が今ひとつ解りづらかったが、見ているうちにわかるかと。監督マイケル・ペイ、製作ジェリー・ブラッカイマー&ドン・シンプソンなので、面白くないわけがない!期待以上にドキドキハラハラさせられて大満足。
ニコラス・ケイジの若さとショーン・コネリーの渋さの相乗効果で、命懸けの作戦に芽生えるバディ感も良かった。
これでもかこれでもかのアクションシーンは、まさに娯楽大作の凄まじさ。昨日の「ミザリー」同様、観客の緊張と緩和のバランスを憎いほど心得た演出に脱帽。
白髪白髭のショーン・コネリーに、亡き父を重ねてしまった私である(そこまで渋い父ではなかったけど)。