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Oauマガジン 4号

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わたしたちの体をつくるのは食べものです。 しかし、ついつい無意識に食べてしまっていることがあります。 今号の特集は、「おいしく食べて、ココロとカラダと宇宙をつなぐ」。お腹が鳴るほ…
このnoteでのOauマガジンは、すでに出版されているOauマガジンのWEB版です。 既刊(紙媒体…
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記事一覧

O a u  m a g a z i n e 4 号によせて

ハートにつながって生きるライフスタイルマガジン 《 O a u  m a g a z i n e 》 わたしたちは、特別なときを除いて毎日なにかを食べています。 体をつくるのは食べものです。 しかし、ついつい無意識に食べてしまっていることがあります。 たいせつな食事について、さまざまな角度で探究してみたい! そう思って、今号は、「おいしく食べて、ココロとカラダと宇宙をつなぐ」をテーマにしました。 読んでいると、お腹が鳴るほどおいしそうなページがありますよ。 そして、この号か

【おいしく食べて、宇宙とつながる】 瞑想によるダイエット 〜食べたい渇望を瞑想で満たす方法〜

あなたは、自分に大切なものとつながっています。さまざまな食べ物がどのように自分に影響を及ぼすのか、また必要とあれば食べ物から離れられることが、どんなにいい気分なのかを知っているのです。 ―タリカ・ラブガーデン 渇望-食べたいという衝動 あらゆる渇望(ある食べ物を無性に食べたくなる症状)は、自分をいい気分にしたり、本当にあなたが大切にしているものを自分にもたらす選択をするための絶好のチャンスです。あなたは、自分の渇望を聞き入れることを選ぶ か、誘惑に背を向けるか、あるいは健康

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生命の科学 アーユルヴェーダ ③ 食べ方の科学

緊張せず、リラックスした中で、食べ物に意識をむけながら口を動かし、味わい、舌の上に広がる感覚を楽しむように食べる。そのように瞑想的に食べてこそ、食べ物は正しく身体と心を作っていくのです。                             ―佐藤眞紀子 薬膳の食べ放題は毒? カレーライスの原料であるスパイスには、どれも素晴らしい薬効があります。  ならば、毎日カレーをたべているインドの人達は健康なのかというと、インドの病院にも病気の人達があふれています。それは、どんなに

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【おいしく食べて、宇宙とつながる】 フレンチ薬膳 食べ物といのち

心や身体、髪、骨、臓器、血、人間を構成するもの全て、私たちが今まで何を食べてきたかの結果です。そして、今までどのように感じ、受け取り、生きてきたかを映し出す鏡だと思います。 ―坂井美穂 中医学に見る心と身体 私が専門とする中医学は、心と身体を切り離して考えません。  心が病めば身体も病むし、身体が弱れば心も弱る。それは中医学理論の大きな特徴である『ものを一つのまとまりとしてみる視点』がベースになっています。  例えば、人間を一つのまとまりとしてみると、人間は人間をつくる要

【おいしく食べて、宇宙とつながる】 鈴木さんの農業 ~大切なものは 目に見えない

農作物を種から愛しみ、自分の元気と愛情を注ぎながら育てています。想いや気持ちを込めて作った作物たちは格別なおいしいさです。目には見えないけれど、喜びや感動、家族や友達の笑顔、流した汗、植物とのつながりを感じ味わえるからです。 ―鈴木康之 自分で作ったものを食べたいから、自給農業へ 農業を始めた一番の動機は、自分で作ったものを食べたいと思ったからです。種作りから収穫まで、全部自分で作ったものを食べたい! ところがいざ農業を始めてみたら、体力の限界を感じて、何度も音をあげそうに

【おいしく食べて、宇宙とつながる】 いのちを瞑想的にいただくローフード

体の中の微細なエネルギーを観察するようになるとローヴィーガン食をいただいたときに、普通の加熱食とは明らかに違う何かが体の中から湧いてくるのを感じます。何かが気持ちよく通り抜けていき、流れていく感じなのです。 ―藤沢紀子(Lalitya) 加熱しない=生きた状態で、食べる オーラソーマに関わる人たちは、エッセネ派との関わりが深い方が多いと聞いたことがありますが、あるときマイクがエッセネ派ではローフードを食べていたというお話をされたことがあったそうです。  ローフードとは、 “

【おいしく食べて、宇宙とつながる】 ハートのスペースを分かち合うスイーツ

マインドの理解を超えて実際に起こる体験として、“ お菓子を食べる” と いうただそれだけでハートのスペースが分かち合われ、愛の波動・力ある 素材の波動が伝わり、自分を思い出し、その人にとって必要なエネルギー が満たされていくということは、とても尊いと思います。 ―シャキラ(寺崎千理)  私たちは、食べものによって命をつながれています。生きています。  食べものを食べるって、何なのでしょう。そこで何が起こっているのでしょう。  私は、自然栽培・飼育やオーガニックの素材で、グル

be here かまくら① アナン邸 この日ここだけのスパイスカレー

子どもから大人まで、ニッポン人が好きな料理といえばカレー。欧風カレー、インドカレー、タイカレーなどの定番に続き、最近ではスパイスを自由に使い、独自の味わいを追求したスパイスカレーが注目されている。年々高まるスパイス人気の中、その原点ともいえるお店を訪ねて、鎌倉・極楽寺へ。 スパイス商が提案するカレー 江ノ電・極楽寺駅から5分ほど歩いたところにある「 アナン邸」。スパイスの輸入販売を営むアナンさんの自宅兼ショップだ。自然に囲まれた日本家屋は築85 年の古民家で、風格のある外観

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be here かまくら② 鎌倉バワン 野菜たっぷり、身体に優しい南インドカレー

鎌倉駅西口から御成通りを抜けて、長谷方面へと結ぶ由比ガ浜大通り。 江ノ電と並行して走り、おしゃれなカフェやセレクトショップ、老舗の名店、グルメ店などが点在している。長谷駅周辺へ向かうなら電車を使わず、この通りをのんびりとお散歩するのもおすすめ。鎌倉の街並みが楽しめて、 立ち寄りたいショップがいくつもあるから。その中のひとつが 「鎌倉バワン」。ちょっと珍しい定食スタイルのインドカレーが楽しめる。 旨味をダイレクトに味わえる南インドカレー  「鎌倉バワン」のカレーは、ナンではな

いにしえよりの愛の伝承 Hula ーHawaii の風をあなたにー⑤

 Aloha Kākou  ハワイ島のキラウェア火山には火の神ペレが住み、怒ると噴火が起こり溶岩で街や緑を焼きつくすお話を前にお伝えしたかと思いますが、軽井沢の浅間山にも鬼が住んでいて、怒るとキラウェアのように噴火が起こるんですって。地元の子供達が真顔で話してくれました。  このような話しを聞くだけで、スタジオのある軽井沢とハワイが重なり合い、フラで軽井沢スタジオに行く機会の多い私は心が躍ります。  それでは皆さんを、スタジオを取り巻くハワイへご案内したいと思います。  軽

モーガン・ フィッシャー インタビューby伊藤大輔(音楽ジャーナリスト)

一九五○年英国に生まれ、日本在住のモーガン・フィッシャーさん。 キーボードの演奏家/作曲家/プロデューサーであり、英国ロック・バンドのクイーン、近年他界したデヴィッド・ボウイと関わり、日本でも細野晴臣と共演するなど、数々の経歴を持っています。 音楽に詳しくない方でも、ホンダや日産などをはじめとしたコマーシャルなどで、知らずに彼の音楽を耳にしたことがあるでしょう。 今回は彼のミュージシャンとしての側面を紹介するため、音楽ジャーナリストの伊藤大輔さんにインタビューを行ってもらいま

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魂の滋養 黒田コマラ

自然との調和の中で母なる大地の生き生きとした土から生まれた、最高品質の植物のエネルギーで、私たちをケアーすることができる、オーラソーマシ ステムは世俗にあるカラーセラピーを越えたものと言っても過言ではないでしょう。 ―黒田コマラ 自然のリズムと宇宙の力で、植物やハーブを育てる オーラソーマ社は、イギリスに自社農場を持っています。  そこでは、無農薬と化学肥料を使わない有機農法/自然農法をさらに超えたバイオダイナミック農法で、植物、ハーブや穀物が育てられています。  バイオ

リーラ追悼

Oau マガジンの創刊号(01) で「ハート瞑想」について寄稿していただいていたリーラ・ラブガーデンさんが日本時間の2017年9 月1 日に、その肉体から離れました。 この文章は、当時の想いをつづったものです。 その魂が肉体から離れても、リーラは私たちのハートとともにあり続けます。リーラ自身の音声によるハート瞑想ガイドも文末に掲載しました。私たちはいつでも、リーラのガイドでハート瞑想を行うことができます。  こんなに突然に逝ってしまうとは、誰も予期していないことでした。その

えつこの部屋 すぴんおふ ⑤わんのはな 戸松寛人さん

今やたいせつな家族の一員として愛されているペット。 そのペットたちの食事については、あまり知る機会がないかもしれません。 静岡で無添加オーガニックなペットフードの企画販売をされている戸松さんに、お話をうかがってみました。 編集長の愛犬ルルちゃんも、はじめての副編集長として参加です。 どうぞ、おたのしみください。 戸松さんとペットフードの出会い戸松 はじまりは、 1998年。愛犬パスタのアトピーでした。  ブリーダーさんからいただいたドッグフードを食べると、お腹をまっ赤にして