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【おいしく食べて、宇宙とつながる】 いのちを瞑想的にいただくローフード

体の中の微細なエネルギーを観察するようになるとローヴィーガン食をいただいたときに、普通の加熱食とは明らかに違う何かが体の中から湧いてくるのを感じます。何かが気持ちよく通り抜けていき、流れていく感じなのです。
―藤沢紀子(Lalitya)

加熱しない=生きた状態で、食べる

 オーラソーマに関わる人たちは、エッセネ派との関わりが深い方が多いと聞いたことがありますが、あるときマイクがエッセネ派ではローフードを食べていたというお話をされたことがあったそうです。
 ローフードとは、 “ 生”の野菜や果物、ナッツなどの食材を中心とし、48℃以上の加熱調理を行わないちょっと変わった調理方法なのですが、エッセネ派では浄化をとても大切に考えていて、食べ物を火で焼いたりせずに細胞を生きた状態で食べることに注力していたのかなと想像します。

カレーも、スープも…進化したローフード

 野菜や果物だけを加熱しないで食べるとサラダくらいしかつくれないのでは? とよく疑問に思われるのですが、ローフードも現代ではかなり進化していて、トマトパスタやジェノベーゼ、ラザニアやピザ、カレーライスやスープなど多様性のあるおいしいレシピがいっぱいです。グルメローフードというジャンルでは、本当に様々なローフードをいただくことができます。

 また、体質改善や体調改善、健康のためにローフードを取り入れるライフスタイルに切り替える方もたくさんいらっしゃいます。瞑想的な先生は、多くの方がベジタリアンだなと感じます。以前は理由がわからずにどうしてなのかな?と思っていましたがサトルボディヒーリングなどのエネルギーワークを学び、身体の中の微細なエネルギーを観察するようになるとローヴィー
ガン食をいただいたときに、普通の加熱食とは明らかに違う何かが身体の中から湧いてくるのを感じます。何かが気持ちよく通り抜けていき、流れていく感じなのです。

ローフードのデトックス効果

 ローフードはとてもデトックス効果が高く、どんな方でも一日の食事の80%をローフードに変えると効果を体感できるといわれています。今までどんなライフスタイルだったかでデトックス(毒素排泄)の出方が変わりますので、よく知らずにローフードをいきなり始めるとびっくりされるかもしれません。例えばアトピーがひどくて塗り薬や飲み薬を使用していた方が、ローフードを始めたときにかゆみなどの症状がぶり返すこともあるのです。「身体に良いことを始めたのに、どうして?」と疑問に思ってしまうかもしれませんが、人間の身体はあらゆる機会に身体の中のいらないものを排出しようとしてくれます。尿、便、汗、髪の毛や皮膚や爪などの新陳代謝の中にもいらないものは排出されますし、呼吸の中でも排出されます。

 食べたものが血液に吸収され全身に栄養が届けられ、細胞が新しく生まれ変わっていきます。なので、加工食品ばかり食べていると身体をつくる栄養が足りずに消化酵素もたくさん必要になり、代謝酵素へあまりエネルギーを回せずに、疲れやすいなどの体調不良に陥りやすくなります。

 わたし自身は、ローフードに出逢って7年目ですが、冬になっても風邪やインフルエンザにかかることもほとんどなくなりました。100%のローヴィーガンではありませんが、身体の声を聴きながらローフード率を変えたりして、楽しくお食事をしながら健康にも気を配っています。

 今回は、初心者の方でも簡単につくれる「ひじきナッツボール」をご紹介いたします。生の種子には発芽抑制物質が含まれていますので、使用する前にお水に浸して洗い流してからお使いください。

ひじきナッツボール
《 材料 》
アーモンド …… 1/4 カップ(8時間浸水)
ひまわりの種 ……大さじ1 (4時間浸水)
切り干し大根 ……大さじ1(大さじ2の水で戻します)
乾燥ひじき ……小さじ1(水で戻します)
生醤油 ……小さじ1
フラックスシード粉末 ……小さじ1
《 作り方 》
1.全ての材料をフードプロセッサーで混ぜます。
2. 一口サイズのボールに形つくります。
☆アーモンド、ひまわりの種は、ローストしていない生のものをご使用ください。

藤沢紀子(Lalitya)

プライベートローフードセラピーサロンDolphinBlueWater 代表
日本リビングビューティー協会プレミアム認定 池袋校AS I ACT 認定
オーラソーマプラクティショナー
エッセンシャルライフコンサルティングプラクティショナー
ハート瞑想ティーチャー

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