娘が小学校を辞めた日③~我が家がホームエデュケーションを選択するまで~
こんにちは、おあです🤗
小学生の子ども3人は、ホームエデュケーションを選択しています✨
子どもたちが毎日を楽しく、自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるnoteです📒
今回も、前回&前々回の続き「娘が小学校を辞めた日③~我が家がホームエデュケーションを選択するまで~」というテーマで書いていきます🖋
※前回までの記事「娘が小学校を辞めた日①②」はこちら👇
「娘が小学校を辞めた日①」👆では、当時小学4年生(9歳)だった我が家の長女が、「学校に行きたくない」となった最初の日のことまでをお伝えしました🙌
「娘が小学校を辞めた日②」👆では、自宅で自分のペースでやっていくと決断し、進級して初めての個人面談で、学校から荷物を全て持ち帰り、給食費をストップする手続きまで済ませて帰宅したところまでをお伝えしました🙌
ここからは、その2022年のGW明けからのお話になります🙇
・・・分かった。
地元の公立の学校環境は、うちの娘には合わない。
娘の良さを潰されてしまうような、息苦しい学校環境なのであれば、そんな学校には行かなくていい。
家で、自分のペースでやっていこう。
その時は、文字通り❝決意した❞という感じでした👍
しかし当時は、我が家のこの状況を世間では❝不登校❞と言うのだ、という認識もなかったですし、❝ホームエデュケーション❞なんて言葉も知りませんでした💦
とにかく、「あの学校は違う」ということだけははっきり分かっていて、でもじゃぁ明日から何をどうしてやっていったらいいのか・・・。
さっぱり🙄でした💦
・・・そんな時、1冊の書籍に出逢います。
それは、野本響子さんの「子どもが教育を選ぶ時代へ」でした👇
インターネットで、おそらく❝オルタナティブスクール❞とかなんとかって検索ワードを入れて色々調べたりしていた中で、たまたま見つけた本だったのですが・・・。
とにかく、この本との出逢いが、私にとっては大きなターニングポイントの1つになりました👍
書いてある内容が、どれも全部「仰る通り💡」って感じで・・・😭
今の日本の学校教育の内容や方法や制度は、世界の潮流から見て時代遅れで、もう限界に来ていますよと。
子どもたちが悪いのでは全くないと。
世界を見渡せば、こんなにいろんな学校があって、こんなにいろんな教育があって、こんなに世界は広いんだよっていうことを教えてくれた本でした📖
あと、この本を通して私は初めて「ホームスクール」「ホームエデュケーション」という言葉を知ったんですね✨
海外では、「ホームスクール」「ホームエデュケーション」という方法が認められているため、❝不登校❞という概念自体がそもそも存在しないのだと。
へぇぇ!そんな言葉初めて聞いたなぁ💡と驚いて、ググってみたら、
HOSA(NPO法人の日本ホームスクール支援協会)というホームページを見つけたんです‼️😮👇
この出逢いが、私にとって2つ目のターニングポイントでした🙌
はぁぁぁ~~~!!😮
日本にも、ホームスクールとかホームエデュケーションという方法を実践している人たちがいるんだ‼️
へぇぇぇ~~~!!😮
目から鱗‼️👀👀👀
・・・学校を辞めてみたら、そこには、自分は全く知らなかった、別世界が広がっていました🌷🌷🌷
私は、❝ホームスクール❞❝ホームエデュケーション❞という言葉に、早い段階で出会えたことがラッキーだったと思っています✌
この言葉で、私は救われましたね👍
日本にも、「ホームスクール」「ホームエデュケーション」という道を選んだ人達がこんなにたくさんいるんだと。
今の学校に合わなくて、ホームスクールとかホームエデュケーションという選択肢があって、そういう道を選択している仲間たちが実はこんなに存在しているんだと知ることができて、私の視野は一気に広がりました✨
そうだよ、❝不登校❞なんかじゃない。
うちの娘がおかしいのではない。
子ども達が「行きたくない」って思ってしまうような❝学校❞の方がおかしいんだよねって、この時、確信したのです。
時代はこれだけ変わっているのに、学校が変わっていないだけ。
自分に合わない教育を押し付けられて、子ども達がNOと訴えているだけ。
大人たちはそれを❝不登校❞だの❝学級崩壊❞だの❝発達障害❞だのと全部「子ども達の問題」だとして子ども達に責任転嫁をしてきただけ・・・。
これまで自分が抱えてきた疑問や違和感の正体を、やっと突き止めることができたと思えた瞬間でした💖
それにしても、❝不登校❞なんて、とんでもなく失礼な言葉だと思いませんか?
だって、結婚しない人を❝不婚❞とか、子どもを産まない人を❝不産❞なんて言わないですよね??
学校に行くことが❝当たり前❞❝あるべき姿❞で、学校に行かないことは❝良くないこと❞❝ネガティブな状態❞とイメージ付けるこの言葉の響きには、作為的なニュアンスを感じてしまうのは私だけでしょうか・・・😰
❝不登校親の会❞とか、❝不登校の子のためのなんとかかんちゃら❞っていろいろあるのですが、私はどうも、最初からそういうところに足を運ぶ気にはなれませんでした💦
かといって、自分1人では寂しくて心細くて・・・😣
同じ立場の人と繋がりたい!と、情報収集する中で次に見つけたのがこちら👇
❝ホームスクーラーマップ❞でした🤗
ここに、「ホームスクール」「ホームエデュケーション」を選択した人が登録をすると、マップ上に「私ここにいますよ」と表示されるサイトです😍
※ホームスクーラーマップの登録フォームはこちら👇
このサイトも、リンクを辿ってたまたま見つけたんですけど。
ホームスクーラー、近所にいないかな~??って調べてみたんですね。
そしたらすぐ隣の市にいることが分かって✨
隣の市だったら会えるかもと思って、メールを出してみたんです📨
そしたらたまたま同い年の女の子同士ということが判明しまして💖
しかも、思ったよりご近所で💖
わぁ~嬉しい~😍ということで、LINE交換して、子どもも一緒にどこかでお会いできたらいいですねということになりました✨
ただ、その方も❝積極的不登校❞と謳っていらっしゃったので、「不登校の会」みたいなのには参加しづらいですよねと💦
そりゃ自分達も困っていることは色々あるけれど、「学校に行けない」と悩んでいる❝不登校❞の方々とは、その悩みの中身が違うわけで・・・。
ホームスクーラー同士の集まりみたいなのがあればいいなと思っていたところ、別の隣接する市で、「ホームスクーラーもOK」な会があると知り。
そこで初めてリアルにお会いできることになりました🤗
・・・で。さらにそこで知り合えたのが、❝アンスクーリング❞を実践されている3児のパパさんでした👇
(今は中野区でフリースクールをされていらっしゃいます🍀)
こうして初めて、同じ立場の親子とリアルに繋がることができて。
❝理解し合える仲間がいる❞って、やっぱり心強いものでした✨
ただ、その会自体は少し遠かったので、毎回は行きづらいなと思ってたところに、これまた運命的な出逢いがありまして・・・😮
その方は、もともと顔見知りのママさんでした☺
ご近所で、しかも同じクラスになったことがある同級生でした。
その子が、もしかして我が家と同じように「学校に行かない選択」をしているっぽい??と薄々気付き始めまして・・・。
思い切って声をかけてみたら、ビンゴ‼️‼‼👍🎯🤩🎊
・・・しかも、同じ市内に、他にも同じような立場の親子がいると。
❝アンスクールリング❞という活動をしている仲間がいることを教えてもらいました🤗
さらに、その仲間たちでちょうど❝不登校問題❞を扱う映画「自立への道」の上映会👇を地元で開催するタイミングということで、私もその会合に加わらせてもらいました✨
この時、こうして巡り合った人達が、今一緒にフリースクールを運営している仲間たちです🥰
有難いご縁に、ひたすら感謝しかありません😭
・・・というわけで、当時小4の長女が「学校に行きたくない」というところから始まり、我が家が❝ホームエデュケーション❞を選択するまでの経緯について、お伝えしてまいりました🤗
軽くまとめますと💡
1つめのターニングポイントは、野本響子さんの著書『子どもが教育を選ぶ時代へ』に出逢い、時代はとっくに変わっているよね、世界はこんなに広いよね、教育にはもっといろんな選択肢があっていいはずだよね、と心底思えたこと。
2つ目のターニングポイントは、「ホームスクール」「ホームエデュケーション」という言葉に出会えたこと。
3つ目のターニングポイントは、ご近所で同じような立場の親子とリアルに繋がれたこと。今の学校教育に疑問を感じていて、他の選択肢を模索している人たちに出会えたこと。
この3つの出逢いが、私を自由にしてくれたのでした🕊️
・・・とはいえ、この時点ではまだ自分で勝手に「ホームエデュケーションだ‼💪」なんて喚いているだけで、周囲の理解を得られていたわけでは全くありませんでした😱
自分では「公教育サヨ~ナラ👋」「これからの時代を生きる、我が子に合った教育を見つけていくんだ😤」なんて鼻息荒くしていたわけですが、その❝理想❞と❝現実❞のギャップに苦しんでいたのも事実です💦
「家で自分でやっていく」ったって、そのやり方も正解も分からない。
学校に行かずに「自宅で学ぶ」??
「そもそも教育って何?!」
そんな根底から考え直すため、学校について、教育について、1から勉強していかなくてはなりませんでした💦
何より、義理の両親はじめ、ご近所の皆さんの冷たい視線だとか、学校関係者からの言われようとか、「学校に行かない」ことへの差別と偏見は想像以上の厳しさでしたから・・・😱
そこから、私なりに色んな本を読んで、考え尽くして、辿り着いたのが、❝自分の住む地域でオルタナティブな学びの場を始めること❞🔥でした🙌
「ホームエデュケーション」なんて、そう簡単なもんじゃないと。
ホームエデュケーションの限界に気付くまで、半年もかからなかったような気がします。
「学校に行かない」という選択をするということは、「コミュニティ」を失う、という意味です。
「学校に行かない」マイノリティーの道を歩むということは、その先の人生を誰のせいにもできない、という孤独な闘いでもあります。
そういう現実の厳しさに打ちひしがれながらも、少しずつ、❝我が家なりのやり方❞を獲得していった1年でした🙌
・・・さて、次回は、次女の話。
当時小2だった次女は、小4だった長女とはまた全然違う経緯でホームエデュケーションを選択することになりまして😅
次回は、我が家の次女が「ホームエデュケーション」を選択することになった経緯について、書いていきたいと思います🖋
お楽しみに🍀
お読みくださりありがとうございました✨
また次回お会いしましょう👋
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