gamescom2022、東京ゲームダンジョンとイベント初出展!【若手プランナーのインディーゲーム制作 in 7月】
皆様どうも!都内のゲーム会社でプランナーとして働いている オタケサン と申します。
不穏だけど、どこか可愛く希望のあるゲーム体験を目指してインディーゲーム制作もしております。
このnoteでは、制作中のゲーム「魔界堕ちのラズリエル」の制作状況について発信していきます。
どんなゲームをつくっているのか、何を意図してつくったのかを発信することで、制作を通じて得ることができたゲームデザインの知見を共有できればと思います。
ついでに私のゲームに少しでも興味をもってもらえたらなと思います。
■ 7月の進捗
▼ gamescom2022 Japan Pavilion への出展が決定!
7月初旬、いきなり大きな話が舞い込んできました。
なんと世界3大ゲームイベントのひとつである「gamescom2022」の Japan Pavilionブースにて、「魔界堕ちのラズリエル」の展示が決定したとのこと!
Japan Pavilionは特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、インディーゲームレーベル「WSS playground」とインディーゲーム情報番組「INDIE Live Expo」と設置したものだそうです。
ブースで展示・紹介されるゲームは14作品あり、その1つに「魔界堕ちのラズリエル」が選ばれました…!
…さて、吉報を受け浮かれて過ごしたいところですが、展示に向けて準備を進める必要があります。
7月は予定していた制作スケジュールを大きく変更して、過ごすことになりました。
当日配布されるパンフレットの掲載情報をまとめたり、
ゲームの操作方法などを説明する画像資料をつくったり、
デモトレーラーやビルドの英訳版を用意したり…、
特に英訳の準備はまだ先の話だと思っていましたので、急遽体験版内のテキストをかき集め、未実装だったローカライズ機能を実装しました。
(思っていたよりも手軽に実装できてホントに良かったです。Unityすごい。)
また英語テキストに関しては、魔界堕ちのラズリエルのパブリッシングをご担当いただく、わくわくゲームズ様にご依頼しました。
翻訳に必要なテキストのまとめ方や手順を教えていただいたり、短い期間にもかかわらず翻訳テキストを仕上げてくださったりと、大変助かりました…!
自分1人だけでは到底英訳版の提出はできなかったと思います。わくわくゲームズ様のご協力に感謝いたします。
そんなこんなで準備できたデモ版が展示される gamescom2022 は 8/24(水) から開始!
現地で「魔界堕ちのラズリエル」をプレイいただき、1人でも多くの方に楽しんでいただけると良いなぁ…と思います。
▼ 東京ゲームダンジョンに向けての準備!
gamescom2022の準備が終わったのもつかの間、次は「東京ゲームダンジョン」に向けてデモ版の更新を進めました。
6月にSteamで公開した体験版と比べると目新しい変更点はないですが、ゲームにのめり込めるようにいくつか要素を加えています。
更新点としては、以下になります。
以前までのビルドでは悪魔カードに頼る場面が少なく、天使カードのみの使用で攻略できるようなバランスになってしまっていました。
というのも、レベルに合わせてカードの威力が上がるシステムになっていたためです。「レベルを上げて天使カードで殴ればよい」状態になっていたわけですね。
そこでカードの威力はレベルに関わらず一定値としました。
結果として、フロアの進行に合わせて強くなる敵から生き残るために悪魔カードに頼る機会が増えました。
また「強力な天使カードを獲得する」という目標が生まれ、ゲームにのめり込めるようになったように感じます。
併せて、「強力なカードを獲得する」ための場として、フロアの敵がカードをドロップするようにしたり、
トル―シーに手持ちの天使カードを強化してもらうシステムを導入してみました。
更新したデモ版を引っ提げて臨んだ東京ゲームダンジョン当日は、ブースに来られるお客様が絶えず、デモ版もずっとプレイされていました…!
ご来場いただいた方々、誠にありがとうございます。
イベント自体も大盛況だったようです。
初めて参加した展示イベントでしたが、ブースのスペースが広く、またゲーム好きな方がたくさん来場され、とても楽しく過ごすことができました。
次回も展示側として参加したいですね!早くも第2回の開催が待ち遠しいです。
■ 今後の予定
今は東京ゲームダンジョンでいただいた感想や、アンケートの回答を整理しています。
基礎的なシステムは良い評価をいただけていますが、「やりごたえ」の面ではまだまだ足りない要素が多いので、今後の制作内容を練っているところですね。
次回のNoteでは、「やりごたえ」を強化するために実装した内容をお伝えできればと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
noteを読んだご感想やゲームへのご意見など、気軽にコメントください!
制作や発信の参考にさせていただきます。
↑気になった方はストアも覗いてみてくださいね!
今後ともオタケサンをよろしくお願いいたします。
それでは。