【LEGO日記】構成<観察
陽が降り注ぎ、水が流れ、土が健やかならば、芽は吹き、花も咲く。
仮にこれが地球本来の姿だとすると、私たち人間が貢献できるのは、「動くこと」で風をおこし、空気の澱みを取り除くことだと思える。
つまりは、私たち人間自身が地球の、そして自然の一要素として、本来果たすべき役割に徹していさえすれば、サステナブルな地球が手に入るということではないだろうか?
しかしそこに、人間特有の知性で生んだ思惑を元に構成した「理想的な世界を目指す物語」が加わると、途端に私たちは自分たちが自然より一段上の立場にあるように錯覚してしまうのかもしれない。
そして、陽の光も水の流れも土の性質も、「人間にとってあるべき姿」に改造することを厭わなくなってしまった。
それが、今の私たちが後始末に追われている、過去の失敗の始まりだったと言ったら、叱られてしまうだろうか?
理想を構成するより、ありのままを観察する方が先で、そこから始めない限りどんなに美しい物語も身を滅ぼすようにしか作用しない。
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※ LEGO®SERIOUS PLAY︎®ではこのように、専用のレゴブロックを使って作られた作品(=メタファー)にストーリーを添えていただきます。
ファシリテーターとしてのスキルアップを図るため、自分の作品をどういうストーリーに包むことができるかを毎日考えています。
ポイントは「完成した作品にストーリーを付けること」であり、「ストーリーに沿った作品を作ること」ではありません。
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