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最近の読書記録:2024年12月後半
あけましておめでとうございます。Nyupyです。
2024年は生活も大きく変わり、大好きな読書をたくさんすることができ、幸せな年となりました
2025年も読書や趣味(旅行、ミュージアムめぐり、食べ歩き)を楽しむ1年にしたいな
12月後半に読んだ本は4冊
年末は友人との集まりが多いから読書量は少なくなっちゃいますね
2024年12月後半に読んだ本
『本を守ろうとする猫の話』 著:夏川草介
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:守ろうとしているのは本を読む心
仕事で必要に迫られて読む本もある。
スキルアップのために読む本もある。
話題作りや話題に乗り遅れないために読む本もある。
もしかしたらファッションのように着飾るために読む本もあるかもしれない。
しかし、読みたくて、読みたくて仕方がなくて全てを後回しにして読む本もある。
ベストセラーとなるのは多くの人が読む流行りの本やビジネス本かもしれない。でも、私が読みたいのは自分のアンテナに引っかかった「読みたい」本が良い。
『風が強く吹いている』 著:三浦しをん
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:年始の箱根駅伝を見るなら、年末に必読の一冊
何度目かわからない読み返し。
初読後は短かい期間で何度も読んだけど、最近は年末になったら読むのが恒例行事のようになっているお気に入りの一冊です。
内容は全て知っているのに、読み返すたびに涙が止まらないのはなぜだろう。
特に8章、9章の、駅伝を走っている竹青荘のメンバーが自分と対話し仲間へ想いを巡らせる所が、胸に迫ってきて胸が熱くなるのだ。
今年はキングの言葉が胸に刺さった。小心でプライドが高いけど愛おしい。
親世代の私はキングを抱きしめてあげたくなる。そして青竹荘のメンバーを順番に抱きしめて称賛を伝えたい!
妄想なのでハラスメントにならないと良いなぁ(笑)
『どうしても生きている』 著:朝井リョウ
おすすめ度:★★★★☆
勝手に本の帯コメント:心にある「かさぶた」をはがされたような気がする一冊
朝井リョウの小説は痛い。
青春時代や日常で傷ついた心の傷がやっと治りかけているのに、「かさぶた」ができかけているのに、そのかさぶたを剥がしてかさぶたの下にあるジュクジュクとした生傷を表にさらすようだ。
人は生活をするために、見て見ぬふりをしている事、心に刺さった棘を大したことないようにふるまい痛さを感じないようにしている事、治っていない古傷が疼くけど当たり前のようにふるまっている事、を行っている。
でも朝井リョウはこれを表に晒す。
朝井リョウ自身の傷は誰が直してお上げるのだろう。かさぶたにあたたかな手をそっと当ててあげたくなる。
『どう生きるのかつらかったときの話をしよう』 著:野村聡一
おすすめ度:★★★★★
勝手に本の帯コメント:50歳になったら読んでほしい一冊
野口さんの事を良く知っている訳ではないけど、イメージとは違う意外な一面を見てしまったような本。
どこにでもいる人のように悩み、その中で進み方を模索している。
宇宙飛行士として3回も宇宙に行き、誰もできないようなことを成し遂げてきた野口さんでさえ、自分の軸が分からなくなり悩んでいるのだから、私が悩みながら自分の思うように生きていくことに踏み出して良いと承認された気がした。
今読んでも心強いが、自分の軸や今後の生活について悩んでいた2年前に読んでみたかった。
今後の人生について悩んでいる人におススメの1冊です。
Noteに読書記録をつけ始めた2024年下期(7月~12月)に読んだ本は
63冊
興味のある本を手あたり次第読むことができて楽しかった♪
これまでの読書記録はこちらです
ご興味があれば読んでもらえると嬉しいです
https://note.com/nyupy/m/mb0bbaa53ed1d