転換性障害?~2019.7月~


2019年7月、パニックとは違う症状で休職することになった。

社会人になってから、はじめての休職。

それまでは風邪などで仕事を休むこともあまり無かった。


その原因が、おそらく転換性障害であった。


↓転換性障害とは(自身のInstagramより)

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ある日の夜、ベッドに入ってからぐるぐる考え事をしていた。

この日はやけに気持ちが沈んでいて、いろんなことが重なった日だった。


考え事をしていたら、いきなり首が勝手に横にふれる?動く?

自分では動かしているつもりはないし、止めようとしても止まらない。


その日の少し前から度々起こってはいたが、割とすぐにおさまっていた。

けれどもこの日は止まらず、過呼吸まで起こした。(パニック発作ではなかった)


パニックとは違う症状、わけもわからず一緒に住んでいる彼にしがみついた。

その間も首は横にぐんぐん動く。


いつもは冷静な彼もさすがに驚いていて、けれど優しく抱きしめてくれながら「大丈夫だよ」とずっと言ってくれて過呼吸はだんだんおさまった。


首の動きも、自分が落ち着くとともに少しずつおさまっていった。


いろいろあった日だし、疲れがでたのかなと思っていた。


次の日は仕事を休ませてもらった。

1日休めば大丈夫だろうと思っていた。


けれども次の日の夜もけいれんと過呼吸は起こり、前日より激しかった。

訳がわからず、結局また仕事を休んだ。


土日休みの仕事なので、4連休。

土曜はそんなにひどくなく、日曜の昼間も大丈夫だった。


なので月曜は仕事行けそうだなと思っていたら、日曜の夜にまたけいれんや過呼吸がでた。


夜に起こることが多かったので、眠るのが少しこわくて。

「仕事に行かなきゃ」「明日は行けるはず」と思っていたらまたこんなことになった。


結局月曜日も休み、この頃から仕事について考えると過呼吸が起こるようになり、仕事にも行きたくなかった。


そして休む日が続き、そのまま行けなくなった。


夜に起こっていた首のけいれんは昼間も起きるようになり、首だけでなく腕や足にも起きるようになった。

自分の意思で止めることができず、動きもどんどん激しくなって。

おさえてもらっても止まらない。


車通勤だったので「これでは運転ができない」と思ったし、何よりこの状態で仕事は出来そうにないと思い休職することとなった。


心療内科に行き、状況を説明。

最初は自分自身、脳とかに異常があったらどうしようと思っていたがその心配は無さそうだった。


6月に頭痛が酷くてCTも受けていたし、そこでは異常なかったし。


心療内科の先生によると、転換性障害の可能性が高いとのことだった。

そこで今までとは違う薬も処方され、(けいれんを抑える薬や漢方)休みながら様子を見ることに。


パニックの薬は変わらず継続。


幸いなことに、転換性障害の症状が強くでている時はパニックの症状はあまり出なかった。


不安はあっても、パニックにつながるようなことはなかった。


ただ毎日のように起こるけいれんで、首や足が痛くなっていった。


起こる時間もバラバラだったし、いつ起こるかわからないという意味では毎回こわかった。


こうなった原因として考えられるのは、

・症状がでる少し前から仕事がものすごく忙しくなった

・仕事を7月末で辞める人がいて、元々少人数の会社なので8月から会社がまわっていくか不安だった

・自分の仕事量や責任も増えるのでプレッシャーに感じていた

・その辞める人に対してのストレスが半端なかった(勤務態度や非常識な言動などにいらいらすることが多かった)

・がんで闘病していた祖父が入退院を繰り返していて、面会時間や仕事関係なく朝から荷物を届けたり会いに行かないと怒鳴られたりしていた
(父の会社で働いているので、仕事中でも荷物を届けたり融通はきいた)

・祖父の看病は主に母、姉、私で、祖母はほぼ口だけ(自分は何もやらないのに、文句ばかり言ってくる)

・仕事で毎日遅くまで忙しい父、仕事をしつつ祖父の看病を1番していた母が倒れないかとにかく心配だった
(本人が感じている以上に、私が勝手に心配しすぎて不安で体調を崩したり気に病んだりしていた。)


など、いろんなことが重なったのだと思う。


この時本当に父や母が倒れないか心配で、「私がもっとやらなきゃ!」「しっかりしなきゃ!」と思いすぎていた部分も。


あとは実の親である祖父が入退院を繰り返すことによって父が辛い思いをしていないかも心配だった。


人の心配をしすぎて、いろんなことを気にしすぎて自分が体調を崩していた。


そんな感じで、気付いたらキャパオーバー状態になってしまっていた。


この時はじめて、HSP気質というものを知り、自分がそれに当てはまるということに気づいた。



休職してからは、「忙しい時期に休んでいる罪悪感」「会社の人にどうに思われているか」などを気にして気が休まらなかった。

「早く良くならないと」という焦燥感もあった。


けれどそんな時に彼が、

「罪悪感なんて感じなくていいんだよ」

「仕事のこと考えなくていいよ」

「休むことが今の最善なんだから」

「休みを満喫していいんだよ」

「休んでても楽しいことがあっていいんだよ」


と、言ってくれた。


彼の言葉はいつも私の気を楽にしてくれる。

彼の言葉はすんなりと自分の心に入ってくる。


それからはもう開き直って、「まずは仕事のことは考えずに休む!」「会社は大丈夫って言われたんだから気にしない!」「気楽に休もう!」と、そうに思えるようになった。


そうやってだんだんと、気楽に休めるようになっていった。




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