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【陽だまり日記】まったくにゃい

今日、図書館に行くと、主張の強いエッセイ本を見つけて笑ってしまった。
お写真もとても良い感じ。

猫には嫌なところがまったくにゃい

北風が闊歩する町を歩くのは少し心が折れそうだったのだけれど、このタイトルにお目にかかっただけで苦労は吹っ飛んでしまった。

今日は、日差しは暖かいけれど、ほっぺたに冷たい風邪がバシバシと当たるような日だった。
図書館まではそれなりの距離になるのだけれど、途中の路路を眺めてゆくのが好きなのでマフラーをぐるんぐるんに巻いて頑張ってみる。
お散歩中の小さなチワワが吹き飛ばされそうで少し心配になってしまう。

道すがら、金柑を見つけた。
金色の日差しを浴びて甘く色づいている。
もう、紅葉も見納めだろう。風が吹く度に枯れ葉が舞って儚さが際立っていた。

蜜色の金柑
駆け足で去ってゆく、秋

図書館に着いた瞬間に目が合ってしまったのが冒頭の本。
思わず手にとる。

表紙からあふれる世界観がとても魅力的だった。 
何とも言えないニャンの表情も。


いつも読む時間が足りずに、半分以上のページをそのままに返すことになってしまうから借りる本は少なめに、少なめに。
そう心がけるのに、もう1冊、もう1冊と増えて、結局5冊も借りてしまった。

いやあ、困っちゃいますね、ほんと。

なあんて、笑顔で図書館を後にする。


今読んでいるのは、ニャンの話かと思いきや、故谷川俊太郎さんの書籍である。
何度も繰り返し噛み締めたい言葉ばかりで、手元に長く置いておきたいなと感じている。
宇宙をその内側に持って生き抜いたひと、そんな風に思う。
もう、その言葉を聞けないのかと思うと、さみしい。


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