なかむらはじめ

小説を書く人。#フローレンス 事業部マネージャー。#サイボウズ式第2編集部 。三児の父…

なかむらはじめ

小説を書く人。#フローレンス 事業部マネージャー。#サイボウズ式第2編集部 。三児の父。男性の働き方についての講演も行います。https://www.kadokawa.co.jp/product/search/?auth=%E4%B8%AD%E6%9D%91%E4%B8%80

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    フローレンスのメンバーたちが個人で発信しているnoteをゆるっとまとめました。記事の内容はいずれも個人の見解です!フローレンスについて詳しくはこちらをご覧ください:https://florence.or.jp/

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「俺、料理だけはできないんだよね……」 汁物を制すれば夕食を制す

なんとも適当なタイトルですみません。 このnoteのポリシーは「テキトー」です。 前回もちょっとそれを意識してました。 (数えてみたら「テキトー」を5回使ってた) そんな感じで、今回もゆるくいきます。 ----------------------------------- でね、なにかというと、汁物ですよ。 想像してください。 一日の仕事を終えて、定時ダッシュ。保育園にお迎えに行って、子どもと一緒にくたくたになって帰宅。荷物を下ろして手を洗って着替えて、一息。 さぁ

    • 「俺、料理だけはできないんだよね……」って思ってましたよ、本当に。だって、やり方が分からないんだもん。

      というわけで、私は昔、料理がほとんどできませんでした。 他人であるツマと同居するようになってからも、積極的に避けていました。(まぁ、作ってもらってたわけです。「洗い物は俺がやるから!」で、許してもらおうとしていた) なぜか? 「レパートリーが少ない」んですよ。 作れる料理がひとつふたつあったとしても、それを作るための材料が冷蔵庫に入ってないとお手上げ。 「冷蔵庫にあるもので適当に作る」の意味が分からない。 なにも思いつかない。思考停止。で、冷蔵庫閉める。みたいな。

      • 6/22講演会で頂いた質問への回答

        『中村一 講演会「会社のなかだけで,生きてゆけますか?」 男女共同参画推進フォーラム「しぇいくはんず2019」』 調布市男女共同参画推進フォーラム2019にて、講演の機会を頂きました。 当日はあいにくの雨模様でしたが、たくさんの皆様にご来場頂き、ありがとうございました。 会場では時間の関係上、頂いた質問全てに答えることができなかった為、代わりにこの場で可能な限りお答えしたいと思います。 (重複していたり、近い内容の質問は私の判断でまとめさせて頂いております。どうぞご了承く

        • 明日から本気出す人たち

          イラスト/alma様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/321705000156/ 2017年07月刊。 『ココロ・ドリップ』シリーズと同じく、メディアワークス文庫から刊行された、単刊読み切り作品。 3話構成でそれぞれ違ったメインキャラが登場するが、1冊通して読むことで見えてくるような仕掛けも施してあり、楽しんでもらえる自信がある。 全編を通じてストーリーを支えるのは、「未来予報士」と名乗る黒ずくめの怪

        「俺、料理だけはできないんだよね……」 汁物を制すれば夕食を制す

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          閃光少女 名もなき光のアイリ

          イラスト/ちーこ様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/321501000357/ 2015年05月刊。 『ココロ・ドリップ2』と並行して執筆していた、ボーイミーツガール。久々の、電撃文庫からの刊行だった。 全く属性の異なる2作品を並行して執筆した経験はこのときが初めてで、頭のなかに展開されている2つの世界を適宜スイッチしながら作業を進めていた。併せて現実世界での生活もあったので、この頃の自分は、いったいど

          閃光少女 名もなき光のアイリ

          ココロ・ドリップ3 〜自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう〜

          イラスト/vient様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/321510000737/ 2016年01月刊。本作も、ギリギリ前作から1年以内の刊行を実現できた。 「初稿執筆〜問題点の抽出と原因分析〜改稿」という一連の流れについて、自分のなかでひとつの「ひな形」のようなものが確立できた時期だったのかもしれない。 ただ、執筆開始の時点で、今作3巻でもって「ココロ・ドリップ」シリーズはひとまずの終了、ということは

          ココロ・ドリップ3 〜自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう〜

          ココロ・ドリップ2 〜自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう〜

          イラスト/vient様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/321412000263/ 2015年03月刊。久々に、前巻から1年以内に続刊を出すことができた。 比較的、筆が乗っていた時期かもしれない。メインキャラが立ち、舞台がしっかりと整っていたので、あとは各話にゲストキャラを据えて、丁寧にストーリーを構築していった。 本作の目次を見ると、 第1話 スパイス・メモリ 第1.5話 美観街より愛をこめて 第

          ココロ・ドリップ2 〜自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう〜

          ココロ・ドリップ 〜自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう〜

          イラスト/vient様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/312102500000/ 2014年05月刊。前作の発売から、1年半が経っていた。 初めてのメディアワークス文庫作品。 これまで活動してきた電撃文庫とは、レーベルカラーが大きく異なり、メインターゲット層は20〜30代の女性。 さて、どう戦おうか、と考えたとき、浮かんだのは「カフェもの」だった。 無論、いきなりそこに辿り着いたわけではない。5本以上

          ココロ・ドリップ 〜自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう〜

          ちびとも2

          イラスト/color様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/311760600000/ 2012年11月刊。 1巻発売から7ヶ月で刊行にこぎ着けた本作では、ラブコメの定石というかなんというか、新キャラが登場する。 5歳児柚葉のライバル的存在であり、同じくちびともに通う”黒い園児”みゆちゃん。彼女は書いていて、楽しかった。 当時、プライベートでも毎日保育園に我が子を送迎していたので、いろいろな年齢月齢の子ども

          ちびとも!

          イラスト/color様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/201201000716/ 2012年04月刊。 デビュー作のシリーズを閉じてから、一年。ようやく世に出すことができた本作は、なんとラブコメ。もちろん、投稿時代も含めての初挑戦である。 原動力は、前作シリーズを書き上げたことによる反動だった。全く違う作風、ベクトルに突き進んでみたい、という衝動があった。 『めぐりあう鼓動』のコメディパートに好評を

          〜覚醒遺伝子〜 時かける翼

          イラスト/refeia様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/201009000457/ 2011年01月刊。覚醒遺伝子シリーズの3作目にして完結編。 デビュー前の準備もあり、『空を継ぐもの』からわずか2ヶ月後に『めぐりあう鼓動』は刊行された。 しかし本作の発売は、そこから半年後。 おおまかな構想といくつかのエッセンスは存在していたものの、プロット、初稿の段階から苦労の連続で、時間だけが飛ぶように過ぎてい

          〜覚醒遺伝子〜 時かける翼

          〜覚醒遺伝子〜 めぐりあう鼓動

          イラスト/refeia様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/201006000426/ 2010年07月刊。覚醒遺伝子シリーズの2作目。 デビュー作『空を継ぐもの』の改稿がひと段落したと思ったら、編集氏から「発売前に2作目を仕上げましょう!」と言われた。いわく「続編を立て続けに刊行したい」という想いだったみたい。 兼業作家で筆も遅いことを理解したうえでの計画だったのかもしれない。それだけ買ってくれていたと

          〜覚醒遺伝子〜 めぐりあう鼓動

          ~覚醒遺伝子~ 空を継ぐもの

          イラスト/refeia様(株式会社KADOKAWA 刊) https://www.kadokawa.co.jp/product/201004000485/ 2010年05月刊。記念すべきデビュー作。 電撃小説大賞の応募原稿が核となり生まれた作品。 選考そのものは、二次だか三次だか忘れたが、最終選考一歩手前で落ちてしまった。その前は一次選考落選が二年ほど続いていたので、大躍進だった。が、その分、最終選考に残れなかったことのショックも大きかった。 心は焼け野原。やがて来年の

          ~覚醒遺伝子~ 空を継ぐもの