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「オニババ化する女たち」/管理栄養士の読書
◻️タイトル/著者/出版社
オニババ化する女たち~女性の身体性を取り戻す~/三砂ちづる/光文社新書
◻️3つのエピソード
①オニババ化とは
昔話でオニババや山姥が出てくる。
山のなかで一人で暮らし、道に迷った小僧を夜中に襲う。
これは、社会のなかで適切な役割を与えられない独身の更年期女性が「エネルギー」の行き場を求めて若い男を襲ったと言うことにつながる。
近年は出産どころか、性行為を行うパートナーも見つけられずに中年を迎える人も多い。
ただ、女性には必ずしも子宮と言う女性性の臓器があり、これを活かされずに過ごしてしまうと、性や生殖へのエネルギーが宙ぶらりんになったまま過ごしてしまう。
②女として生きる
男女平等、産まなくても良い選択がある。
これらが仕切りに言われているが、やはり女性として産まれたからには、女性性は使ってほしい!と叫んでいる。
女性性の軽視がオニババを産む。
③出産で女性が強くなる
出産は豊かな生殖経験とつながる。
この経験により、得られたからだの中心軸を支えに受け止める力のある腰の座った人間になれる。
自分の機能をフルに活用して自分を受け止め、周りを受け止めることが出来る。
◻️マイエピソード
先日、「あわひ」という映画を観ました。
自然なお産を描いていて、これが本質的な出産なのだなぁと知ることが出来ました。
わたしは自然を夢見ながらも、逆子がなおらず帝王切開を選びました。
でも、いまは本質的なものがどうゆうお産なのかも学び、自分の経験をつらいお産とは思わず、受け止めて、今ある命を大切にしようと感じています。
本質を知ることは自分の癒しにもつながります。
子どもを産んでいないから自分はダメだとはおもわず、この本を読み本来はこうして自分を使ってあげたかった。と癒してあげると、エネルギーは落ち着いていくのだと思います。
◻️今日からやること
子どもを抱きしめる