見出し画像

【5-9】冒険心をくすぐるRPG風のレンガ塔は必見! 人々が集う”文化の森”「六道山公園」[瑞穂町]

みなさんこんばんは!バックスリーです。

この週末は天気も良く、洗濯物もよく乾き、ようやく”春到来”と思える気持ちのいい週末でしたね。

あと少しすれば、西多摩の桜の木も花で色づき、各地で美しい光景を見ることができます。
【↓これまでナッツで紹介した桜スポット↓】
阿豆佐味天神社(瑞穂町)光厳寺(あきる野市)

さて、年明けからスタートした瑞穂町編も今回を含めてあと2回となりました。

今日紹介するのは、天気の良い週末に、気持ち良くのんびり過ごせる絶好のお出かけスポット”六道山公園(ろくどうやまこうえん)”

公園内にはレンガ造りの展望塔や屋外ステージなどがあり、週末に多くの人々が集う瑞穂町屈指の”憩いの場”となっています。

それではいきましょう!

画像7

■六道山公園とは?

六道山公園は”となりのトトロ”の舞台、狭山丘陵の西端にある町立公園で、都立公園で最大級の広さを誇る野山北(のやまきた)・六道山公園に隣接しています。

山の上にある公園へ向かう道中には、さまざまなルートの遊歩道が整備されており、冒険・探検感を味わいながら、ハイキングを楽しむことができます。子供とかは楽しいかもしれません。

画像2

ちなみに私たちは箱根ヶ崎の駅で借りたレンタサイクル(ママチャリ型)で公園に向かいましたが、自転車だと登りの坂道がまあキツかったです笑

もちろん公園の近くには駐車場もあるので、歩くのが苦手な方は、車でも行くことができます。

自転車はお勧めできません笑

画像4

公園内には、日露戦争以来の出兵兵士たちによりヤマザクラが多数植えられれたため、春には桜の名所としてヤマザクラの桜吹雪が人々を魅了します!

春のお出かけとして、以前紹介した阿豆佐味天神社みずほエコパークと一緒に訪れたい場所です。

六道山公園(ろくどうやまこうえん)
瑞穂町大字石畑2355
JR箱根ヶ崎駅から徒歩50分ほど

■公園のシンボル 富士見百景にも選ばれたレンガ塔

画像3

公園の一番の見どころは、ヨーロッパチックなRPGに出てきそうなレンガ造りの展望塔

足を踏み入れるだけでワクワクします!

標高192mの地点に位置し、展望塔の高さも13mあるため、瑞穂町を一望できるだけでなく、天気がいい日にはスカイツリーや富士山も見ることができます。

画像5

ちなみに六道山公園の展望塔は、町内にある瑞穂ビューパーク・スカイホールと一緒に、国土交通省により関東の富士見百景として選ばれています。

天気がいい日や夕暮れ時には、美しい光景を一目見ようと、多くの人々が展望塔を訪れるみたいです。

世界遺産 富士山-信仰と芸術の源泉
富士山は古くから日本人の信仰の対象とされ、その信仰に基づいて、神社や巡礼形式、伝統など多様な文化資産が生み出されました。
また多くの詩歌や文学作品に取り上げられ、富士山を描いた浮世絵が西洋美術に影響を与えるなど多くの芸術の源泉としても評価され世界遺産に登録されています。

画像8

遊歩道をハイキングし、レンガの展望塔を登り切ると、まるでゲームのステージをクリアしたかのような、なんとも言えない達成感が味わえます。

宝箱とか開けたいですね笑

■人々が集う”文化の森”

六道山公園は、単なる憩いの場としてだけでなく、交流や文化の拠点としても人々に愛されています。

画像7

私たちが六道山公園に訪れた日には、屋外ステージで洋楽のカバーバンドのライブが行われていました。

コロナ禍もあり、ここ最近”人と人とが交流することによって生まれる活気”を感じていなかったので、疲れた心に演奏が染み渡り、人々が集う”公園”の良さを久しぶりに実感したような気がします。

画像8

ここで、私たちが普段何気なく訪れる公園について少し考えてみたいと思います。

日本において公園が正式に整備されたのは、1873年(明治6年)のこと。

浅草寺や寛永寺、増上寺の境内などが、それぞれ浅草公園や上野公園、芝公園として整備されたのが始まりです。

もともと神社や寺の境内は、江戸時代以前から、人々が集うコミュニティスペース的な役割も果たしていたみたいです。

その後、公園は徐々に増えていき、1956年に都市公園法が制定され、現代の都市公園の基準が定められました。

都市公園と自然公園の違い
都市公園:簡単にいうと地方自治体が、運動やレクリエーション、防災などさまざまな目的で設置する公園。さまざまな分類があります。
自然公園:簡単にいうと自然を保護するために設置される公園。

さまざまな目的で設置される公園ですが、地域コミュニティや人と人との関係が希薄になりつつある現代、公園が持つ交流や文化の拠点としての側面ももっと重要になってくるんじゃないかなと思います。

1つの公園をきっかけにさまざまな人々の交流が発生し、そこからコミュニティが芽生えていく。

実際に公園をきっかけとしたコミュニティ形成の取り組みなんかを進めている自治体も出てきているみたいですね。

画像9

■さいごに

今回はレンガ造りの展望塔が”映える”六道山公園を紹介しました!

花見やライブ、ハイキングなど、色々な人々がさまざまな目的で集う、まさに”文化の森”ともいえる公園でした。

そして次回のナッツは、瑞穂町編最終回

創業70年の老舗和菓子店を紹介!

どうぞお楽しみに!

文責:バックスリー

参考:瑞穂町ホームページ など

画像10


いいなと思ったら応援しよう!