ビートたけしの自伝的第一作『たけしくん、ハイ!』(新潮文庫)を読んで驚いたのは、後ろ向きなこと。ひたすら少年時代の悔悟や落胆が綴られているが、抱えていることの辛さがよくわかる。ものが無い悲しさが、後にまた別の狂気や傲慢を引き起こすことも、著者は身をもって体験しているのではないか。
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悟塔雛樹
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