もっと楽々コピペで立案!自律神経障害(起立性低血圧)の看護計画
自律神経障害(起立性低血圧)の看護計画
<定義>
起立性低血圧とは、臥位から立位への体位変換時に3分以内に収縮期血圧が20mmHg以上または拡張期血圧が10mmHg以上低下する事を言う。
※起立性低血圧と低血圧を混同しない事!
低血圧とは、収縮期血圧が100mmHg以下、拡張期血圧が60mmHg以下の状態を言う。
看護計画
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
起立性低血圧の症状出現時の対応方法がわかる
起立性低血圧の症状出現時に他者に対応を依頼できる
起立性低血圧の症状出現時に自身で対応できる
起立性低血圧が起こらない様に工夫できる
O-P
1.起立性低血圧がおこる原因(起立性低血圧の評価手順を参照する)
2.起立性低血圧が出現する(出現しやすい)時間
(起床時、朝、昼、夕、午前中、午後、その他: )
3.起立性低血圧が出現する(出現しやすい)タイミング
(常時、安静時、食後、排泄後、入浴後、飲酒時、運動後: 、その他の活動時: )
4.起立性低血圧が出現する体位
(上体挙上:角度 °、座位、車いす:角度 °、立位、その他の姿勢: )
5.起立性低血圧が出現するまでの時間
( 分程度)
6.血圧の変動、程度
-安静時:( / )mmHg、( / )mmHg
-体位変換直前:( / )mmHg、( / )mmHg
-症状出現時:( / )mmHg、( / )mmHg
-症状出現3~5分後:( / )mmHg、( / )mmHg
-症状出現15分後:( / )mmHg、( / )mmHg
-症状出現30分後:( / )mmHg、( / )mmHg
-症状出現1時間後:( / )mmHg、( / )mmHg
7.その他の自律神経症状の有無
-呼吸が深くなる、頻呼吸
-頻脈、不整脈
-顔面蒼白
-眠気、生あくび
-冷汗
-倦怠感、疲労感
-気分不快
-めまい、立ち眩み
-耳鳴り
-頭痛、肩の痛み
-腹部の違和感、腹痛
-食欲不振
8.臥位高血圧の有無
9.内服の種類、内服時間
-ビタミン剤( )
-ビタミン剤( )
-昇圧剤( )
-昇圧剤( )
-昇圧剤( )
-漢方薬( )
-漢方薬( )
-降圧剤( )※臥位高血圧がある場合
10.内服薬使用後の症状出現や血圧変動の変化
11.検査データ
-血液検査(電解質):Na、K、Clなど
-血液検査(脱水):RBC、Hb、Alb、TP、Ht、UN、Crなど
-Head Up Tilt試験
-新起立検査(または起立検査)
-ノルアドレナリン・バソプレシン測定(NA・AVP測定)
-心電図
・心臓に異常がないことを確認する
・変動係数(CVRR)を確認する
-心筋MIBGシンチグラフィー
12.室温、室外の温度
13.食事摂取量、食事内容
14.水分摂取量、水分内容
15.排泄状況
16.入浴時のお湯や浴槽の温度
17.睡眠状況
T-P
1.高温環境にならない様に室温やその他の環境を調整する
2.日中はできるだけ上体を起こし、臥位にしない様に工夫する
3.睡眠時は上体を軽度挙上する(ベッド角度 °程度)
4.適切な塩分量を摂取できる様に食事の内容を変更する
5.食事は一度に大量に食べない様に量を調整する
6.循環血液量維持のため、水分を摂取を促す
7.PT・OTと連携し、患者に合わせた適切な運動が行える様に調整する
-ストレッチ
-関節可動域訓練
-筋力増強運動
-散歩
-その他( )
8.低血圧予防に弾性ストッキングを着用する(皮膚トラブルが懸念される場合は弾性包帯を使用する)
9.ゆっくりと時間をかけて姿勢を変える(上体を起こす)
-姿勢を変える前にストレッチを行う
-挙上角度: 分で °ずつ挙上する
-座位になってから 分後に立ち上がる
-その他:
10.低血圧症状が出現したら以下を介助する(または実施してもらう)
-一時的な腹部の圧迫
・前屈し腹部を圧迫する(テーブルに突っ伏すなど)
・医療者が腹部を押す
-持続的な腹部の圧迫
・加圧式腹部バンドを使用する(またはゴムバンドなどで代用する)
-姿勢を調整する
・下肢を上げる
・上体を下げる(寝る、しゃがむなど低い姿勢をとる)
・リクライニング車いすの場合はティルトやリクライニングを活用する
11.臥位高血圧について医師に報告し、内服内容や時間を検討してもらう(夕方以降の昇圧剤をやめる、就寝前に降圧剤を与薬するなど)
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