もっと楽々コピペで立案！非効果的健康管理：脂質異常症（高脂血症）の看護計画

非効果的健康管理：脂質異常症（高脂血症）の看護計画

＜定義＞
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

＜「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い＞
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

看護計画

疾患：脂質異常症（高脂血症）
既往歴：
治療内容：

目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.家族歴
-家族の基礎疾患
-脂質異常症の有無、分類
-動脈硬化性疾患の有無、発症した年齢
-脳血管疾患の有無と種類、発症した年齢
2.基礎疾患の有無
3.高脂血症の病因
-原発性（家族性高コレステロール血症）
-続発性（肥満、過度の飲酒、糖尿病、甲状腺機能低下症、腎疾患、肝疾患、薬剤など）
4.検査データ
-血液検査：総コレステロール、中性脂肪（トリグリセライド）、リポ蛋白質（カイロミクロン、VLDL、LDL、HDL）
-超音波検査、軟X線検査
-動脈硬化に関する検査データ（心電図検査、眼底検査、頸動脈エコー、CT、MRI、冠動脈造影など）
-肝機能
-腎機能
5.リスク区別脂質管理目標
6.ADL・IADL
7.認知力、理解力
8.バイタルサイン
9.症状の有無
-無症状
-眼瞼や関節伸側の黄色腫（家族性高コレステロール血症）
-アキレス腱の肥厚（家族性高コレステロール血症）
・靴擦れ
・踵部の自発痛
-角膜輪（家族性高コレステロール血症）
10.合併症の有無
-全身の動脈硬化
・高血圧
・脳梗塞
・狭心症
・心筋梗塞
・閉塞性動脈硬化症
・大動脈瘤
・胆石
・急性膵炎（高トリグリセライド血症）
11.食事摂取量、食事内容
12.嗜好、偏食の有無
13.体重、体重の変化
14.BMI
15.排尿状況
16.排便状況
17.安静度
18.活動量
19.睡眠状況
20.治療内容
-生活指導
・適切な食事
・適切な運動
・禁煙
・脂質異常症の原因となる疾患の治療
-薬物治療
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21.服薬状況
22.服薬管理状況
23.疾患について誰にどの様に説明されているか
24.疾患、治療に対する受け止め方
25.疾患についての理解
26.治療についての理解
27.増悪因子についての理解（脂質異常症の原因となる疾患の進行、喫煙、肥満、過食、脂質の多い食事、ストレスなど）
28.不安に思っていること
29.ストレスの有無、対処方法
30.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
31.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活（回数など）
-喫煙、飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
32.家族のサポートの有無、状況
33.家族の知識、理解
34.ソーシャルサポート（社会的支援）の活用状況
-情緒的サポート：共感や愛情の提供
-道具的サポート：形のある物やサービスの提供
-情報的サポート：問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート：肯定的な評価の提供

T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.栄養科と連携し、食事内容や間食について調整する
5.栄養指導が受けられる様に調整する
6.PT・OTと連携し、患者に合わせた適切な運動が行える様に調整する
7.血圧の管理を行う
※コピペでかんたん立案！非効果的健康管理：高血圧の看護計画を参照