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もっと楽々コピペで立案!非効果的健康管理:脳出血(視床出血)の看護計画
■なんでなんだナーシングの使い方は以下のような流れになっています。
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■なんでなんだナーシングの計画は以下のような流れになっています。
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非効果的健康管理:脳出血(視床出血)の看護計画
※脳出血は出血部位や血腫の大きさによって症状や経過が大きく異なります。患者の症状に合わせて症状やケアを選択してください。本記事にある計画は出血部位に応じた典型的な後遺症を選択しています。この計画の中にない症状が見られる場合はコピペでかんたん立案!非効果的健康管理:脳出血の看護計画を参照してください。
<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。
<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。
看護計画
疾患:
既往歴:
治療内容:
目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる
O-P
1.発病から現在までの期間
2.検査データ
-血液検査:WBC、RBC、Hb、Ht、Plt、CRP、TPなど
-レントゲン
-CT
-MRI
3.意識レベル
4.瞳孔の大きさ
5.対光反射の状況
6.バイタルサイン
7.認知力、理解力
8.ADL・IADL
9.後遺症の程度
-運動麻痺
・部位:出血部位と対側の片麻痺、顔面神経麻痺、視床手(振戦)
・性質:痙性麻痺
-感覚障害:視床痛、視床手(異常な位置)
-視覚障害(半盲、同名半盲、複視)
-嚥下障害
-排尿障害
-排便障害(便秘傾向)
-高次脳機能障害
・記憶障害(覚えられない、思い出せない)
・注意障害(気付かない、集中力が続かない、複数の事ができない、落ち着かない、すぐに気を取られる)
・社会的行動の障害(感情失禁(易怒、泣く)、我慢できない、こだわりが強い、すぐにパニックになる、衝動を抑えられない、意欲が出ない、作話、幼児化)
・半側空間無視(視力や視覚に問題はないのに片方の空間を認識できない)
・地誌的障害(場所や方角がわからない)
・失行(麻痺はないのに目的の動作ができない)
・失認(視覚や聴覚に問題はないのに物や人がわからない)
・失語症(自発後の低下、音量の低下、語性錯誤、喚語困難、ジャルゴンなどの視床性失語)
・病識の欠如(自身を客観視できない)
・平衡感覚障害
10.合併症の有無
-廃用症候群
-関節拘縮、変形
-誤嚥性肺炎
-褥瘡
-身体損傷(受傷後に打撲、転倒・転落、熱傷、凍傷などはあるか)
11.食事摂取量、食事内容
12.嗜好、偏食の有無
13.水分摂取量
14.排尿状況
15.排便状況
16.安静度
17.活動量
18.睡眠状況
19.治療内容
-薬物療法
-血圧管理
-リハビリテーション
・運動療法
・嚥下訓練
・言語聴覚療法
20.服薬状況
21.服薬管理状況
22.疾患、障害について誰にどのように説明されているか
23.疾患、障害、治療に対する受け止め方(障害受容)
24.疾患、障害についての理解
25.治療についての理解
26.増悪因子についての理解(塩分、ストレス、アルコール、喫煙など)
27.リハビリに対する意欲、内容、進み具合
28.不安に思っている事
29.ストレスの有無、対処方法
30.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
31.生活状況
-服薬内容、状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数、内容、嗜好など)
-喫煙、飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
32.家族のサポートの有無、状況
33.家族の知識、理解
34.家族の不安
35.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供
T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.後遺症やADLに合わせて環境を調整する
-トイレに近い部屋を検討する
-クッションや防護柵を検討する
-使用する物だけ出す(不必要な物は片付ける、危険な物は置かない)
-ナースコールはすぐに押せる位置や形にする
・握り押しボタン
・ハンド形子機
・センサーマット
・体動センサー
・タッチ型
・ブレススイッチ
・発声型
5.運動麻痺がある場合、以下を行う
-麻痺側には物を置かない
-麻痺、安静度、ADLに応じて必要な動作を介助する
・できる事は自身で行うように声掛けする
・できない事は介助する
-患者に合わせた適切な動作や補助具・自助具を活用できるように調整する
(具体的な内容、方法: )
(具体的な内容、方法: )
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-患者の状態に応じて、課題とする活動を段階的に実施する
(具体的な方法: )
(具体的な方法: )
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-多職種で情報共有して、病棟でできるリハビリを検討し実施する
・ROM訓練
(具体的な方法: )
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・筋力訓練
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・作業訓練
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・装具療法
(具体的な方法: )
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・ADL訓練
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6.感覚障害がある場合、以下を行う
-安楽に過ごせるように身体への刺激を避ける
-熱傷や凍傷が起きる可能性があるものは置かない
-褥瘡ができないように定期的に圧迫を除去する
・体位変換
・定期的な除圧
-転倒を予防する工夫を行う
・動く物は置かない
・ストッパーをかける
・低床ベッドにする
・手すりを活用する
・滑りにくい履物にする
7.視覚障害がある場合、以下を行う
-物は見える側の空間に置く
-物や部屋の角を目立つように工夫する
-物の位置を固定する
-見える側の空間から声をかける
-見える側の空間の動線に目印をつける
-サポートツールを活用する
・拡大鏡
・タイポスコープ
・音声読み上げ
8.嚥下障害がある場合、以下を行う
-食事形態を検討し調整する
-水分の粘度を検討し調整する
-落ち着いて食べられる環境を作る
-嚥下訓練を行う
・実施日時:
・実施場所:
・嚥下体操
・アイスマッサージ
・発声訓練
9.記憶障害がある場合、以下を行う
-よく使うものは目立つように工夫する(ラベルや色分けなど)
-メモ、予定表、カレンダーを活用する
-物の使い方の表を作成する
-使用手順を作成する
-動線に目印をつける
10.注意障害がある場合、以下を行う
-余裕を持って行動できるようにスケジュールを調整する
-気が散らないように集中できる環境を整える
-こまめに確認作業をするように促す
-確認表を作成する
-メモ、予定表、カレンダーを活用する
-どんな内容の作業で注意散漫やミスが出やすいか体験してもらう
-どの程度の作業で注意散漫やミスが出やすいか体験してもらう
11.社会的行動障害がある場合、以下を行う
-社会的な行動に対しての目標を話し合い共有する
-目標に対してどのような事ができるか考えてもらう
-患者と話し合いルールを決める
-患者と決めたルールを多職種で共有し統一した対応を行う
-感情的になった場合、数秒待ってから反応するように方法を話し合う(深呼吸、目を瞑る、上を向くなどのルーチン行動)
-感情的になった際に見るためのメモやカードを活用する
12.半側空間無視がある場合、以下を行う
-物は認識できる空間に置く
-物や部屋の角を目立つように工夫する
-物の位置を固定する
-認識できる空間から声をかける
-認識できる空間の動線に目印をつける
-慣れてきたら徐々に認識できない空間に物を置いたり声掛けを行い、注意を促す
13.地誌的障害がある場合、以下を行う
-動線に目印をつける
-見える場所に写真や絵を使った地図を貼る
-患者がわかる特徴・目印を書いた地図を作成する(してもらう)
-スマートフォンや手帳を活用する
14.失行がある場合、以下を行う
-物の使い方表を作成する
-手順表を作成する
-メモ、予定表、カレンダーを活用する
15.失認がある場合、以下を行う
-物は認識できる空間に置く
-物や部屋の角を目立つように工夫する
-物の位置を固定する
-認識できる空間から声をかける
-認識できる空間側の動線に目印をつける
16.失語症がある場合、以下を行う
-患者が話しやすい環境を作る
-患者のペースに合わせてコミュニケーションする
-短い言葉や簡単な言葉でコミュニケーションする
-ジェスチャーを用いる
-言語的コミュニケーション以外の方法を活用する
・単語カード
・文字盤
・紙、鉛筆、お絵かきボード、ホワイトボード、ペン
・スマートフォン、パソコン
17.病識の欠如がある場合、以下を行う
-患者が気付けるように後遺症についてさりげなく話す
-患者が気付けるようにできない事を一度やってもらう
-できない事に対しての対処行動をさりげなく促す
-対処行動をできた時はポジティブフィードバックを行う
18.平衡感覚障害がある場合、以下を行う
-平衡感覚障害に応じて必要な動作を介助する
・できる事は自身で行うように声掛けする
・できない事は介助する
-患者に合わせた適切な動作や補助具・自助具を活用できるように調整する
(具体的な内容、方法: )
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-患者の状態に応じて、課題とする活動を段階的に実施する
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-多職種で情報共有して、病棟でできるリハビリを検討し実施する
・ROM訓練
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・筋力訓練
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・作業訓練
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・装具療法
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・ADL訓練
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