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観てないけれど気になる映画

 丸2ヵ月ほど、映画館に行っていません。
 でも、ついさっき、思いつきで久々にサイトで公開中の作品をチェックすると、妙に気になるものがありました。

 8月23日公開なので、今で2週間目ですか……。
 公開前の時期にも、予告情報は閲覧していて印象には残っていました。やっぱり気になる。観ようかな? でもちょっと当たり外れが激しそうな気配がしますね、キケンかな? でもやっぱり気になるな(笑)。


 原作者の安部公房さんの作品は、芥川賞受賞の『壁』ならば、文庫本で持っています。もちろん、持っているだけではなくて、読んだこともあります。……語れるほど内容を覚えていませんが。
 でもこれだけは断言できます。かなり独創的な作品!

 昔読んだときは難解にすら思えたはずなのに、改めて本をパラパラとめくってみると、そんなに堅苦しい文体ではありません。見慣れない漢字だとか語句が頻発しているわけではないし、古い言い回しだというわけでもない。
 ただただ、世界観が独創的なんですね……。

 ……めくっているうちに、読みたくなってきました。
 あとで時間があるときに再読してみます(笑)。


 芥川賞作品がそんな感じなので、同じく代表作として挙げられているらしい『箱男』も、そんな感じなんでしょうね~。

完全な孤立、完全な孤独を得て、社会の螺旋から外れた「本物」の存在。ダンボールを頭からすっぽりと被り、街中に存在し、一方的に世界を覗き見る『箱男』。

公式サイトの紹介文より

 なんだろう、妙に既視感があると思ったら、XとかのSNSで、ひらすら色々な投稿を流し見る感覚に似ているよなと気づきました。
 何十年も前の作品なのに、現代に通じるテーマが??


 今はまだ観に行く覚悟を決めた訳ではありませんが、公開時期が気になるので、行くなら来週あたりにしようと思います。
 今週はダラダラ情報探り。
 面白かったら感想を書きますね!(笑)

トップ画像は、ガンT/小学校教師さんよりお借りしました。何かが気になっている男の子。私も今、内心ではこんなポーズの気持ちです(笑)。


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