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戦争を無くすには……?
ロシアのウクライナ侵攻が始まって今日で2年。
数日前から各ニュース番組で取り上げられていますね。終わる気配がないどころか、さらに泥沼化しているような気がしてなりません……。
先日も、ロシアで反体制派指導者として活動していたナワリヌイさんが、不自然な獄中死を遂げるショッキングなニュースがありましたね。仮に真相が普通に病死などだったとしても、誰も信じないだろうな……。
突然ですが、私は今37歳。……5月で38歳(笑)。
人生100年とも言うし、本当の寿命なんて知らないけれど、そろそろ半分かな~って覚悟していいのかなと、個人的に感じます。
(まだオバサン呼びには慣れませんが!涙)
そんな私は、このウクライナ侵攻のニュースを知り、いろいろ思いに耽ったこの2年間の方が、戦争について考えてこれたように自負します。
もちろん、それまでの約35年だって、何も考えなかったわけではありません。日本でかつて起きた戦争を、学校や本やテレビで学ぶ機会は、十分にあったように記憶してます。なんならくどい程に。
今は亡き父方の祖父は、戦争は生き延びたものの、特攻隊員だったので、仲間に続けなくて辛かったという話を、直に聞いたこともあります。もっとちゃんと聞けたら良かったと、今では思います。
ただ、祖父の話を十分に伝え聞いていても、当時の自分には、戦争の捉え方は難しかった気がします。
私なりに理解したい・共感したいという気持ちはあったし、実際に悲話を知って泣いたりとかありましたし、戦争は繰り返してはいけないという訓戒も自らに叩き込んできました。マジメにそう思ってきたつもりです。でも何かがとてもフワッとしていました。
たぶん、例えとしてはビミョーですが、私が妊娠出産や育児の話を誰かに色々聞いたとして、「そっか~こういうことなんだね。大変だよね。わかるぅ~!」と返したときに思われるであろう「お前に何がわかる」を恐れている感覚に似ている気がします……。
そりゃそうだよね。私はどうしても戦争未経験者。
どんなに辛い体験談を知ったところで、今は平和で良かったな~と安堵してしまう気持ちがあるのですから。
それをロシアとウクライナの戦争で、よりリアルな映像や訴えが日常的に届くようになったのだから、新たに考えることができるのです。遠い地で、確かに行われている悲しい出来事を、自宅でぬくぬくと知り、思いは馳せる……ひどい人間ですね、私は。
でもね、考えないほど臆病な人間にはなりたくないな。
私の考える「戦争を無くす方法」。
2つあります。どちらも困難です。
1つはぶっちゃけ「今すぐ人類が滅亡する」。
ありえない……というか、生存本能で、あって欲しくはない方法ですね。誰だって死にたくないもんね。私だって今すぐ死にたくはない。
でも人さえいなくなれば戦争は終わるという極論です。
もう1つは、「戦争を起こす奴らを無くす」。
戦争は国単位で関わることですが、そもそも起こす決定権を持つ人間は政界トップの一握り。その他大勢は、ほぼ巻き込まれ。
だから、トップの一握りが平和主義だといいわけです。
ちなみに個人的見解ですが、戦争が起きる原因は、ほぼ豊富な資源などのカネだと思っています。世の中の悪いことはすべてカネのせい。その反面、戦う理由に「国のため」とか誤魔化すから戦争は質が悪い。
質の悪いカネは悪銭。
そういうのが理解できる徳の高い人がトップになれば、きっと世界はもっと平和になるのに……。
まぁ、トップの一握りが必ず悪人かと言われると、それは断言できないとも思います……。そうであったら楽、ですが。
私の戦争に対する考えって、まだまだ甘いのかな?
戦争はダメ、絶対。って綺麗事かな?
ロシアとウクライナ、イスラエルとガザ地区、他にも日本には届きにくい戦争や紛争……。少しでも平和で穏やかな時が訪れますように。今の私には祈るのが精一杯。
私には戦争を止める方法を発信するくらいしか、戦争に抗うことはできませんが、いつでも心に思うようにしたいです。
トップ画像は、小さな生命会社 かめきちさんからお借りしました。トップ画像のイラストは、60件ほどフォトギャラリーで使用されたとのこと。すごいなぁ。やっぱり、いいイラストですものね!