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UX検定 :「実は営業におすすめ?」「初心者には難しい?」など、気になる点をまとめてみた

こんにちは。NTTデータCCS UXチームのnote編集部です。
もうすぐ、第5回「UX検定基礎(HCD検®認定)」がUXインテリジェンス協会から開催されますね。
私たちのチームからは5名が合格しています。今回はその体験談とともに、受験のきっかけや勉強法、どんな方におすすめだと思ったかをお伝えしていきます。


なぜ受験したか

これまで参加したコンペにおいて、RFPに「人間中心設計の資格があると良い」などの記載を目にすることがありました。社外から見てお墨付きとなる何かが欲しいという議論が社内でも何度か浮上していたとき、UIデザイナーがネットでたまたま検定を見つけて、試しに受験してみたことがきっかけです。そのときは第1回目でしたが、見事合格し、これはメンバーにもメリットがあると思いすすめるようになりました。
理由は「UXの基本を知識として個人で身に付けることができる」「チームでUXの共通認識を持つことで意思疎通がスムーズになる」といったことでした。それに加えて、受験のしやすさも大きな理由でした。敷居が高くなくオンラインかつ開催頻度も高いため、すすめられたメンバーもすぐ申込むことができ、クイックに受験に挑むことができました。

やってよかった勉強法

とにかく「シラバスでわからないものがないように学習する」ことが重要です。UX検定のサイトでは、シラバスと推奨図書が公開されており、その内容について試験で問われます。時間がある方は推奨図書を読むことをおすすめしますし、時間がない方には参考書籍を要約したサイトなどもネット上にあるのでそちらで要点を掴むのもおすすめです。
UXチームのメンバーたちは、シラバスを用語リストのようにして内容を埋めながら覚えたり、UX用語サイトなども空き時間に目を通すようにしていました。用語に触れる機会が少ない人には大変な情報量かもしれませんが、勉強すれば効果がでる検定なのでぜひやってみてください。
利用していたサイトをご紹介しておきます。
UXとは:その定義と、UXデザインのプロセス – U-Site
[総集編] アフターデジタル時代を生き抜く実践方法論 #UXグロースモデル 1枚まとめ|しのジャッキー(篠崎 裕介) (note.com)
トップ | UX TIMES (uxdaystokyo.com)
また参考までに、勉強時間については30~50時間ほどでした。元々の知識量によって差がありますが、隙間時間に勉強を続けることができれば、合格は難しくはないと思います。

どんな人におすすめか

UI/UXデザイナーの方々はもちろん、UXに関する知識を得たい営業や管理職の方々にもおすすめだと思いました。
UXについて個人で勉強して学ぶことができますし、その勉強が検定合格という形で証明されるので、周りにUX知識を持っていることを認知してもらえるきっかけになると思います。以前に他社のUXデザイナーの方とご挨拶した際には、私の名刺に載っていたUX検定のロゴを見て「これから受験しようと思ってますがどうでしたか?」などと、話題の一つとしてあがったこともありました。
UX検定は、初心者の方にはUX用語や考え方を知るきっかけになると思いますし、実務経験の長い方にはおさらいになり意外と知らなかった知識などが見つかるかもしれません。

この記事が受験しようか迷っている方や、受験を控えている方の参考となれば幸いです。また次回の記事でお会いしましょう。

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