🍀みどり戦略法ってなぁに??🍀
先日、
みどりの食料システム戦略を推進する新法
略して『みどり戦略法』が参院本会議で成立したと
お伝えしましたが
なんじゃそりゃ?
何をそんなに喜んでいるんだ?って
疑問をお持ちになった方もいらしたかと思います。😂
私なりの説明をしてみますね😊
『みどりの食料システム戦略』とは
農水省が
食料の生産力向上と持続性の両立を目指して
昨年5月に策定された、政策でありビジョンのこと。
「2050年までに目指す姿」が具体的に示されていて
30年後の農業の方向性を見据えた
長期的でかなり大胆な戦略になっています✨
私たちナチュラルスクールランチアクションが
行政へ働きかけをする時には、
この『みどりの食料システム戦略』の資料も
よく使っていました。
有機農産物(オーガニック)を給食に…というと、
食の安心安全や健康志向...
のイメージを持たれる方が多いと思いますが、
実は環境活動のひとつなんです🌎
食への『こだわり』じゃなくて
地球や未来への『おもいやり』です♡
SDGs、持続可能性、気候変動…
といったキーワードが
ここ数年で急激に一般的になりましたよね。
地球ってほんとにこの先大丈夫なのかな?😱
誰もが、
多かれ少なかれ気になるところだと思いますし
特に身近に小さな子どもがいたりすると
その子たちが大人になった時の
未来の地球のことが少し心配になったりします😢
この『みどり戦略』では
◇2050年までに日本の農地の25%を有機農地にしよう!
◇化学肥料を30%減らそう
◇化学農薬を50%減らそう
という目標があげられています。
農薬や肥料を減らすことがなぜ環境に関係するのかといえば
これらを多用すると
温室効果ガスが発生することが分かってきていて
(農薬・化学肥料・家畜の排泄物に含まれる
窒素肥料をまいた農地などから亜酸化窒素ガス
(CO2の310倍温暖化効果)
が発生すると研究結果で出ています)
農薬や肥料を減らす取り組みが
温暖化防止や生物多様性の保全に効果があることは
農水省の調査でも明らかになっています。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/kakyou_chokubarai/attach/pdf/mainp-95.pdf
戦後の食糧難の時代、
農薬や化学肥料のおかげで
農産物の大量生産が可能となり
豊かな日本になりました。
農薬や化学肥料は食糧生産を支える頼り綱であり
実際多くの命が救われてきました。
戦後の日本を支えてくれた
近代農業への感謝は計り知れません🙏
しかし、
このままだと地球環境に良くないらしい
どうやらこの生産方法は
環境に多くの負荷をかけていて
持続可能ではないらしい
と分かってきたのですね💡
そこで、
かつては難しかった
環境を保全しながら十分な生産量を確保することが
ITなどの科学技術も発展した
現在であれば出来るだろう
いや、やらなくてはならん❕というのが
今回の『みどりの食料システム戦略』であると
私は捉えています😊
そして、ついに!
この戦略が、新法として
先の国会で全会一致で成立したのです!✨
これは国が持続可能な未来に向けて
本気で舵をきってくれたということですよね。
それで
私たちは大喜びしているというわけです。😆💕
今、世界10カ国の若者の9割以上が、
気候変動問題と地球の未来について
不安を抱いていて
「環境危機への不安から
将来子供を持つことにためらいを覚える」
と答えた人も
約4割もいたという調査結果もあります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091800190&g=int
日本にいると、
なかなかそういった話は耳に入ってこないですが
世界はそういった危機感の中にあります。
今回の新法の成立が
持続可能な未来に向けての
大きな分岐点になることを願って、
こうした判断をしてくださった
政治家のみなさんや、官僚のみなさんに感謝しつつ
私もこれを自分ごととして捉え
一般人として出来ることを
今もこれからもコツコツとやっていきます😊🌱
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