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前田裕二著『メモの魔力』読書レビュー
こんにちは、ムラです。積読していたので本日は読書レビュー2冊目です。本のタイトルは『メモの魔力』です。本との出会いや、感想について述べていきます。よろしくお願いします。
①メモの魔力との出会い
この本と出会ったのは、就職活動の時期でした。父親の会社の同期の方とご飯に行った際、『この本を読んで実践すれば、就職活動はどうにかなる』と言われ、その言葉を鵜呑みにして購入しました笑
実際、本に書いてあることを実践することで、就職活動は成功しました。ただ、この本は就職活動生の方だけでなく、様々な方におすすめできる本ですので、内容についても述べていきます。
②内容 具体→抽象→転用のサイクル
この本ではメモの効力や応用方法など様々なことが述べられています。しかし、一言で内容を表すなら、「具体→抽象→転用のサイクルを述べた本」です。続いて、各作業について述べいきます。
具体とは、出来事を指します。あらゆる気になった出来事をメモしていく、これが具体の作業です。一つ例をあげると「○○の地域は他の地域比べて売り上げが低い」という具合です。
抽象とは、具体で述べた事象について、本質的に何がいえるか、一般法則に落とし込む作業です。先ほどの例にとると、「○○の地域の人々は△△の特性」がある、といった具合です。
転用とは、抽象で述べた事象について、法則を他に適用する行動を記入する作業です。先ほどの例に取ると、「○○の地域の人々は△△の特性があるので、××の戦略を取る」といった具合です。
このように、具体→抽象→転用のステップを繰り返すことで、自身の行動を変化させることが本に書かれた内容の肝です。
③所感
この本に出会って良かったのは、情報の感度が高くなったことです。あらゆる情報をメモし、なぜそうなったのか?と抽象化し、具体的に転用できる内容はないかと検討する作業をしようとすると、情報を右から左に流さなくなりました。社会に出ても役に立ったと思います。
また、巻末の自己分析1000問は就活時代役に立ちましたし、社会人になってからも、自分は何がやりたいのか、見つめ直すのに役立っています。
ベストセラーにもなった名作、皆さんもぜひ手に取ってお読みください。