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【龍谷ミュージアム】おれたちも、いるぜ「眷属」展

いや、9月も終わりですが、京都は、まだまだ暑い💦なんとか涼みたい!

ということで、本日はキンキンに冷えた冷房を求めて、龍谷ミュージアムという博物館に来たのですが、現在開催されている特別展は、「おれたちも、いるぜ 眷属」展という非常に珍しい仏さまの眷属にスポットを当てた展示内容になっております。

私の記憶では、今年の初春頃にも眷属にスポットを当てた特別展をされていたので、今回は2回目だと思います。

ちなみに眷属とは👇️

今回の特別展ポスター👇️

では、館内に入って行きましょう🎵

堀川通りを挟んで
西本願寺の反対側にあります
周辺は旅館や仏具屋が多い地域
京都駅や京都水族館からも徒歩圏内
エスカレーターで地下一階へ
広いオープンエリアに入口が隣接
エントランスには、
お決まりのお土産コーナー
特別展の入口

残念ですが、特別展内は撮影禁止の為、ここから下の画像9枚は美術手帖(supported by GMO)さまのHPから転載させていただきました💦(本記事最下部にURLを貼り付けております)

なお、本記事の画像のコメントは私のコメントです👇️

全体に広くスペースが取られて、
とても観やすかった!
クーラーもバッチリ効いてました🐧
左と中央に配置された12神将が光る✨
12神将は各々干支の十二支を司っている。
この神将は猿を司り、
兜の頭に猿の顔がひょっこりと
出ているのがわかる。
国宝 安底羅大将立像 
建永2年(1207)
奈良 興福寺
お釈迦様が涅槃に入られる際に
お弟子さまだけでなく、眷属の方々も
その時に集まられたそう…
ちなみに、「おやじ涅槃で待つ」と
書き残したのは、昭和のスター沖雅也…💧
仏涅槃図 貞治3年(1364)
京都 誓願寺
かつて人を食らう鬼だったという女眷属達💦
身体に着けられた宝飾品と繊細な
指さきが、他の眷属と違う!
直に観れば、ただならぬ妖艶さを
放っているのがわかる。
十羅刹女立像 平安時代後期
京都 実光院
大陸から渡って来る途中の
文殊菩薩とその眷属たち!
ちなみに直近の私の上司は、
この文殊菩薩の様な人で、
サマリーなどの記載に関する訂正も、
本当にわかりやすく指摘され、しかも
心地よく理解できた。私も悪いところは
あるが、上司運に恵まれなかった人生で、
僅かに上司運に恵まれた一時期だった…
文殊五尊像のうち
于闐王・善財童子・仏陀波利・大聖老人立像
寛正4年(1463) 奈良 興善寺
仏の眷属の中でも割合が多い「童子」、
中でも甲冑を装っていたり、騎乗している
のは、非常に珍しいという!
現代風に言えば、特攻服や改造バイク
に乗っている少年のイメージか?
こういう少年たちの興味を引くような
仏教法話的なアプローチから、
彼らの更正に繋がる可能性はない
だろうか?と、フッと頭をよぎった。
国宝
不動明王八大童子像のうち
阿耨達童子座像・指徳童子立像
鎌倉~南北朝時代 和歌山 金剛峯寺
もちろん、真面目な優等生系の童子
も存在する。ややゆったりとした
シルエットが印象的。
矜羯羅童子・制咜迦童子座像
室町時代 大阪 四天王寺
眷属と言えば「お稲荷さん」だが、
眷属という考え方は、仏教から
取り入れたようだ。
神狐像 
室町時代
岡山 木山神社

特別展は以上で、こちらより下が、このミュージアムの目玉の一つ!中国、新疆ウイグル自治区、トルファンにあるベゼクリク石窟の復元壁画、「誓願図」(撮影許可)となっています👇️

現地は探検家らの壁画の盗掘が酷く、
今回、龍谷大学の再現チームが復元に
挑んだそう。レプリカとは言え、
なかなか荘厳な感じなので、
一度は訪れる価値があるだろう👇️

さて、展示は以上なのですが、実は京都駅や京都水族館から徒歩圏内とは言え、決して近い距離ではないので…

もし、レンタル自転車が京都駅周辺で調達できるなら、利用しない手はない!同ミュージアムの裏手に駐輪場もあるので、ご紹介しておきます👇️

自転車なら、そのまま西本願寺や東寺、
京都水族館も余裕で回ることができる。
ご無理なさらず、自分にあった
交通手段を取ろう!
京都駅からバス、タクシーも
選択肢に入れたい。

一部画像を使わせていただきました「美術手帖」さまのURLも、ご案内させていただきます。

終わり