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気取らず飾らずそのまんまでいこうよ

ありのまま、あるがまま、等身大、何度聞いてもしっくりこなかったことばたちが、やっとすこし掴めた気がする。


わたしは自分をそのまんまの大きさで見せるのが苦手だった。背伸びして大きく見せようとするか、過小評価して小さく見せようとするかの二択。

背伸びしたらブカブカの靴みたいに気持ちが悪くて、靴擦れして痛くて続けられなくなってしまう。

過小評価したら小さな植木鉢の観葉植物みたいに根っこがうまく広げられなくて、小さくまとまって自分の可能性を押し込めてしまう。

どちらにしても自分のことを騙しているような気がしていた。そのまんまの自分じゃ不安だからそうしていたんだけど、どんどん不安は大きくなるばかり。

それをどうにか変えたくて、自分を大事にしてあげたくて、いっぽずつ踏みしめてきた一年。気づいたら、今日は「そのまんま」のわたしで面談を受けていた。


面談は、評価と判断の目が向けられるとっても苦手なシーン。前のわたしだったらガチガチに装備を固めて、どんな敵でも戦えるぜ!とムキムキに鍛えていったと思う。

けど、今日のわたしはのびのびしていて、聞かれたことに対して言いたいことを「そのまんま」口から出していた。

普通そうやろ!と思うかもしれないけど、わたしにとっては快挙だった。自分で自分の感じたこと・考えていることをやっと認めてあげられたんだなあ、としみじみうれしかった。


のんちゃんはそのまんまでいいんだよ、のんちゃんが楽しいのがいちばんだよ、のびのびやったらいいよ、と声をかけ続けてくれた大好きなひとたちのおかげ。

わたしひとりだったら這い出ようともがいてもうまく出てこられない蟻地獄のような場所にずっといたんだろうなと思って、そこから出るにはちゃんと手を握っていてくれるひとが必要だったんだなあ、と。


やっとわたしのことを許してあげられた。そのまんまで、欠けてもいないし小さくもない。

自分の求めるものと鏡にうつるわたしが一致したんだと思うと、ここからやっと前に進めそうな気がする。

急がず焦らず、いっぽずつ!


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のぞみのなかみ
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