ICTを推進ではなく、当たり前に
こんばんは
読んでいただきありがとうございます。
高知で私立学校教員をしている「のざたん」です。
休校騒動も落ち着いたようですので、学校を取り巻く話題が、オンライン授業から、密を避ける工夫みたいなものにシフトしている気がして気になっている今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
現在のボクの状況
4月の学校を移り、生徒が1人1台のタブレットを持った、ICT環境教育には比較的恵まれているところで勤務を始めています。ですが、高知県は、まだまだ学校のICT化が進んでいるとは言えません。
勤務校の中では情報共有もされていますし、工夫をしている教員もいるので、ケーススタディしながら、試行錯誤を繰り返せる状況です。が、他の学校の取り組みを共有する機会がある環境ではない自治体です。残念ながら。
というわけで
で、無いなら、作ってしまえばいいのかと。同僚と話をしていて思い立ちました。
学校の垣根を越えて、事例共有会をオンラインですればいいやと。
学校の中でどのように活用しているのか、立派なことではなく些細なことからでも事例共有をして、高知県内の学校のICT化を何歩も進める取り組みをしていけるんじゃないかと。1人1台環境が、どういう状況になるのかやセットアップの難しい面も共有できると感じています。実は、自分たちの気づいていない、もっといい方法が考えられるかもしれないとも感じています。
幼稚園・小学校~大学で、このような使い方して工夫しているーとか。共有する場を作りたいのですよ。学校関係者が共有して、その様子を広く共有する場を・・・
情報は公開し共有する
で、それを、教育に関心のある大人たちにオブザーバーとして情報公開もできるようにしていく。
学校が、周囲の声を置き去りにしがちなので、この辺りは、オープンに情報を公開し、企業の方や保護者の方から意見を出してもらう。で、マイナーチェンジをしながら、前進していく姿勢を学校が身に付ける。
オンラインで繋がれるので、全国の取り組んでいる学校とも繋がることができるのですが(というか、すでに繋がっているので、情報の共有は個人的にできているのですが)、地方で取り組むべきことの1つだと思っていて、これ以上、見えてない環境の格差を広げてはいけないと感じています。
知らないと気づけない
気づけてないからこそ、危ういのです。
取り入れない学校は、見えない差を広げられていることに。いわゆる成績では見えていないソフトスキルの差といえばいいでしょうか。
危うさしか感じていません。
勤務校の情報を・・・とか、他に伝えたらどーのこーの・・・とか、そんな小さいことを言っている場合では無いというのが、ボク個人の見解です。情報はオープンであっていい。やるか・やらないかは各校で判断すればいいのだから。
正直、高知県の方が見ていらっしゃるか、わからないです。公立の教員はSNSがご法度とかウワサレベルで耳にしますし。監視されてるとか、聞きますし。それでも、やらなきゃダメだと思っているので、人を集めるフェーズに入ります。事例共有からでいいんです。面白がって、事例共有して、ワイワイと活用の仕方を模索する。そんな学びの場を、そんな学びの習慣を、学校の中の人たちへ届けたいのです。
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