効率化に疲れてしまった私の『限りある時間の使い方』読書レビュー
こんばんは。転職相談のタカハシさんです。
突然ですが、私の趣味は『読書』です。気になった本は片っ端から読みます。そして、個人的に殿堂入りしている本が何冊かあるのですが、
今回、私が何度も読んで、Audibleでも何度も聴いているお気に入りの1冊を紹介させてください!本当に何度も何度も読みました。
書店で見かけたことがある方もきっと多いのではないでしょうか。
この本は、人生の限られた時間をどう使うべきかを教えてくれる一冊です。効率よくタスクをこなすテクニックではなく「大事なことを見極める方法」に焦点を当てています。
忙しい理由は「全部やろう」としているから
私たちの人生、ざっくり計算すると約4000週間しかありません。この限られた時間の中で、すべてを完璧にやり遂げることは不可能です。でも、つい「あれもやらなきゃ」「これも終わらせなきゃ」と思ってしまいますよね。
本書では、この「全部やろうとする思考」こそが忙しさの原因だと指摘しています。そして、「あえて捨てる勇気」を持つことが、時間を大切に使うための鍵だと教えてくれます。
完璧じゃなくていい、まず動こう
特に心に響いたのが、「完璧を目指さなくていい」というメッセージです。
例えば、「もっと準備が整ってから挑戦しよう」と考えて、ずっと行動できない経験はありませんか?本書では、「不完全でもいいからまず始めること」の大切さを強調しています。人生は限りがあるからこそ、一歩踏み出すことが重要なんです。
この本が役立つのはこんな人
• 仕事と家庭で手一杯な人
「やらなきゃいけないこと」に追われている人が、優先順位をつけるヒントを得られます。
• 効率化に疲れてしまった人
タスクを効率的に片付けるだけでは本当の満足は得られません。この本は「忙しさ」から抜け出す考え方を教えてくれます。
(私は元来、無駄なことは大嫌い、「効率的なの大好き」の自覚があったのですが、この効率化へのこだわりを捨てることを意識することで自分の気持ちにゆとりができたような気がします)
• 自分の人生を見直したい人
キャリアや生活を再設計したいと考えている人に、「何を大切にするか」を考えるきっかけを与えてくれる一冊です。
まとめ
『限りある時間の使い方』は、忙しさに疲れた心に寄り添い、「限られた時間をどう生きるか」を考えさせてくれる本です。
「すべてを完璧にやる必要はない」と気づけるだけで、肩の力が抜けて少し楽になれますよ。
私は、キャリアや自分の人生について立ち止まって考えたい時、この本をいつも読み返しています。
これからもずっと大切にしていきたい一冊です。