ChatGPTの「悪い例」を1つ紹介
前の記事でChatGPTを使用したものを投稿した。
私が前半を書き、
ChatGPTに「続き」を書いてもらった。
私にとってこれは「最悪」だった。
他の人はどう思われたかわからないけれど。
そんな悪いモノをアップするな、
と言われるかもしれない。
作ったモノなのでアップしたが、
アップするのをやめようかずっと悩んだ。
しかしこれは良い資料になるので、
ChatGPTの「悪い例」として取り上げる。
では,なぜ「最悪」と思ったのか。
何点かポイントをまとめてみる。
▪️悪いポイント1
私が思うに、これが一番最悪だと思う。
それは「文章がキレイすぎる」
このエッセイのChatGPT部分を見たとき
「キレイ」という表現が頭によぎる。
その感想で終わり。
それ以上はなにも無く、
もちろん「深み」なんてものも無い。
1回だけサラッと読んだら、
それでお腹いっぱい。
全体的によくまとまっていて、
一文一文がとても「キレイ」な表現。
それはどこかで見たような表現。
言い方を変えれば、
どこかで「パクった」ような表現
それが今回のChatGPTの文章。
▪️悪いポイント2
文章が長すぎる。
私の書いた文章と合わせて988文字だった。
エッセイとしては別に普通か、むしろ少し短い。
この内容でこれだけの文字数を使い、
ダラダラと書くようなものではない。
これはChatGPTのせいだけではなく、
単純に、私の文章構成力の問題でもある。
▪️悪いポイント3
ポイント1と被る部分があるが、
結局、なにが言いたいのか分からない。
体裁だけ整えて内容が無い。
キレイな表現だけ詰め込んで、
それで終わってしまっている。
こちら側の反省としては、表現方法を具体的に提示してあげればよかったのかもしれない。
もしかすると、そうすれば少しはマシになるのではと感じる。
▪️良いポイント
悪い悪いとはいえ、
良いところも一つはある。
最後の文章に書かれた言葉
この表現は「おっ」と思った。
まぁこれもありきたりな表現ではあるが、
この記事の「書かれるべきこと」には
とても「合っている」ように思えた。
他の部分は全部捨てて、この表現だけ切り取って使おうと考えたが、さすがにそれは止めた。
▪️あとがき
ChatGPTも含め生成AIは、
こちらの使い方次第でどうにでもなる。
文章を「整える」ことは、
すでに人間以上のものがあると思う。
しかしそれは「整える」だけのものであり、
文章の表現力、すなわち『その文章でどのような表現がふさわしいのか』あるいは『適切なのか』という事は、まだ人間以上ではないと思える。
小説やエッセイでは、
特にそう感じる。
つづく。
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