【エッセイ】自分の身体を愛したい。私のボクシング日記
本にも人にも「呼ばれているのかな」と感じることがあって、先週末訪れたソウル国際図書展ではまさに、手招きされているかのようにこの本に吸い寄せられました。
『生まれて初めてのキックボクシング(난생처음 킥복싱)』
よく見るとファン•ボルム著と書いてあり、おもわずスタッフの方に「もしかしてこの著者は『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』を書いたファン•ボルムさんですか?」と確認。返事はYES!
年末年始に読んで感銘を受けた小説の作家さんが、キックボクシングに挑戦してエッセイを書いていたなんて。(ちなみに『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』は2024年「本屋大賞」翻訳部門で大賞に選ばれましたね)
ひとり密かに興奮し、聞かれてもないのに「私もボクシングを始めたばかりなので、これは絶対読まなきゃいけませんね!」と言って即購入しました。
入場まで1時間以上並んで待つほどの人、人、人の中、国内外470社以上の出版社が参加する広大な会場で、目に留まり手に取り、買いたくなる本って、やっぱりあちらから呼んでくれているんだと思うんですね。「あなた、今これ読んだらきっと楽しめるよ」って。だから、このタイミングで出会えたことに感謝しながら最後まで読み通したいと思います。
ソウル国際図書展、おもしろい発見がたくさんあったので、また後日ポッドキャストとnoteでレポートします。
先週は風邪をひいて1回しかジムに行けなかったけれど...運動音痴がなぜ今になってボクシングジムの扉をたたいたのか? 1か月やってみてどんな変化があったのか? 詳細を書いてみました。
アラフォー同世代の方はもちろんのこと、年に関わらず「自分の身体があんまり好きじゃないわー」という方がもしいたら、ぜひ一度読んでみてください。
▼WEBマガジン「Stay Salty」連載エッセイ
オンマと呼ばれる日々
第16回 『自分の身体を愛したい。私のボクシング日記』