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20歳。愛するバンドの話と、誰も知る必要のない自分自身のノスタルジーとか現状とか。文章は苦手です。

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20歳。愛するバンドの話と、誰も知る必要のない自分自身のノスタルジーとか現状とか。文章は苦手です。

最近の記事

アルコールを入れると目が醒める時と眠くなる時の違いはなんだ、

    • 待って、あたしの10代どこに行ってしまったの、

      • また風が吹いて思い出したら

         ちゃんと変わらず、大好きな場所だった。ノイズ塗れの市電の中で揺られながら、"あたしの愛した街だ。"とか独り呟きそうになるくらいには。  もう9月…。そんなこと考えたくもない。気付かないうちに夏が居なくなってしまうのはいつものこと過ぎて今更咎める気も起きないけど、夏は好きじゃないって言っている割に夏が終わることには普通に寂しさを感じてしまう。寧ろ訪れは盛大なくせに去り際は何も言わなくて寂しさしか齎さないから夏が嫌いなんだろうな。"夏のせい"って何なんだよ、夏だからって何も状

        • sumika『SING ALONG』(2024/9/3, Zepp NAGOYA)

           もう、何から話そうか。書きたいことが多すぎて一向に纏まる気配がない。本当なら書き始めにsumikaと過ごしたあたしの5年間についてつらつらと綴ってやりたいけど、流石に収集がつかなそうな気がするのでそれはまた別の記事で。この長いだけの乱文たちを"記事"って読んでんのも相当烏滸がましいけどさ。  ということで前置きを済ませたので、ようやく本題(のつもり)。名古屋に住み始めてからライブハウスに足を運ぶ機会も増えてはいたけど、思い返せばZepp NAGOYAに来たのはこの日が初め

          始まりを告げる魔法

           自分のことは全然好きじゃない。好きか嫌いかで言うと"どちらかと言えば嫌い"くらいに当たる。他人からはもっと自分に自信を持てって簡単に言われてしまうことが多いけど、自分からすれば自信を持てる要素なんか一つも見つからないし。"格好良くスマートに生きられたら"。ずっとそう願いながらもそれとは程遠い現状で特に変われないままもう20歳になって、形だけ大人になってしまったらしい。ただ、帰る場所を探している。どうしようもない自分を受け入れてくれる先を。居場所が無いわけじゃないけどずっと人

          始まりを告げる魔法

          sumikaがくれる居場所

          (この文章は、2022年4月5日、私が高校2年生から3年生にかけての春休みになんかそれっぽい文章が書いてみたくなって書いてみたsumika論になります。人様に読んでいただけるクオリティのものではない上に、sumikaについてもまだ知らないことだらけなので中には的外れで支離滅裂なことも書いているかとは思いますが、sumikaに対して抱いている想いは本心なのでここに残させてください。)  "所縁はない 血縁もない 他人同士の僕らは 唯一の選べる家族としてさ" のフレーズが印象的

          sumikaがくれる居場所

          今の私の、半分以上。

          (この文章は、2023年3月1日、当時高校3年生だった私が大学入試を終えた直後、これとは別のnoteアカウントで書き綴ったものになります。人様に読んでいただけるクオリティの文章ではありませんが、私という人間を伝える上で都合がいいのでここに置いておかせてください。)  奮い立たせたい1日の始まりに「10時の方角」。戦線に向かう決意を固める時の「ファンファーレ」。妥協したくない目標に向かうためのマインドセットに「雨天決行」と「祝祭」。これから起こる奇跡を信じて「坂道、白を告げて

          今の私の、半分以上。

          18

           青春18きっぷを買った。今も知らない街へ向かう電車に揺られている。名古屋での生活は殆ど地下鉄で事足りてしまうが、風が通り抜けるような田園地帯や山村を走る電車に揺られる方がずっと好きだ。大抵の人間にとってはそうなのかもしれないけど。本当は地下鉄なんか乗りたくない。一切外が見えない鬱屈とした箱に押し込められて、あんなの単なる輸送手段でしかない。と言いつつも、高校生の頃は地下鉄なんて敷かれているはずもない日本海側の街で、"地下鉄がある生活"に憧れを抱いていた。詰まるところ、ないも