#28 大学に行くことは、あなたの人生を豊かにしてくれるの?【受験生のみなさんへ】
こんにちは。凪沙です。
今日も見に来てくださり、ありがとうございます。𑁍 𑁍 𑁍
今回の投稿は、主に受験生の方に向けてのものになります。
受験生以外の方にも、なにかの決断を迫られている方にも届いて欲しい。
この言葉が心に刺さる方がいらっしゃれば幸いです。
○私の病気について、少しだけ
突然ですが、私は不安障害・パニック障害を療養中のために現在、大学を休学しています。
↓ここで私について、ざっと綴っています。
休学して初めのうちは、本など読める状態ではありませんでした。
ひたすら視線を天井と壁に交互に向けながら、襲いかかってくる不安や孤独感と闘う毎日。
呼吸をすることもままならない。
「深呼吸して」と言われても、意識すればするほど苦しくなっていき、過呼吸への恐怖からパニック発作がでることも多々ありました。
ところが、
人は必要な分だけ休んだら、どこかのタイミングで ぽっ と気力が湧いてくるようなのです。
ある日、私は急に本を読みたい衝動に駆られ、
家にあった『赤毛のアン』シリーズに手を伸ばしました。
○大好きな赤毛のアン
~あらすじ~
作品の舞台はプリンス・エドワード島。
11歳の赤毛の少女、アン・シャーリーは、
孤児院から一軒家「グリーンゲイブルズ」に住むマリラとマシューの老兄妹に引き取られます。
夢見がちでおしゃべりなアンが、町や学校で様々な事件を起こしながら、周囲の人々に愛され、少しずつ成長していく物語。
今回私が紹介するのは、赤毛のアンシリーズの
2作目にあたる『アンの青春』に出てくる言葉です。
青年期を迎えたアンは、大学進学についての壁にぶつかります。
そんな時、アンが自分自身へ放った言葉。
それがこちら。
すごく簡潔に言い換えると、
「あなたが希望している大学へ行けなかったとしても、人生が終わるなんてことはない」
ということです。
受験に失敗すれば、人生がめちゃめちゃになる...。
そう考える方は、やはり多いのではないでしょうか。
しかし、
たとえ違った道に行こうと、あなたの人生を歩むのは紛れもない "自分自身" 。
そんなことで人生が終わってたら、大半の方がお亡くなりになっています。
ただ、大学は生きることをより楽にしてくれる
課金オプションのようなもの。
そう捉えてみると、少し気が軽くなってきませんか。
仮に、自分の人生を幸か不幸かで推し量ろうとするのであれば、
それは、
「どんなことを自分の中から取り出すか」
ではなく、
「自分自身または人生に、何をつぎ込むのか」
が重要である、ということです。
大学に行けた人であっても、その大学生活の中身がが空っぽなものであれば、正直その人の人生は豊かなものであるとは言えません。
一方、大学には行けなかったけれど、
お仕事やボランティア、自分と向き合うための時間を真剣に確保している人の方が、豊かな人生を歩んでいるとは思いませんか?
人生が豊かなものであるかは、死ぬ間際に分かるものだと私は考えています。
「自分の人生、○○だったなぁ...」
と、死の間際自身の人生を思い返すときに、
「あの時、大学受験に受かっていれば....!!」
と、悔やむ人は果たして日本中にどれくらいいらっしゃるのですかね。
○最後に
私は、高校3年生の受験期からストレスで体重が14kg減りました。
↓詳しい経緯や、受験期の話はこちらから。
より私の言葉への理解が深まるかと思います。
受験のタイミングで不安障害・パニック障害を発症したと言っても過言ではなく、
それだけ、日本の"大学受験"のハードルは高い
もの"となっていることが伺えます。
では、ここで、
現在、大学休学中の私からみなさんに質問です。
「もし、大学に入れた人を勝ち組とするなら、
私(凪沙)は何組ですか??」
心と体にむち打って、無理して闘った結果が
精神疾患のため、休学。
それなら、心身を壊さない程度に頑張って、
元気で楽しい大学生活を送る方がよっぽど良いのではないでしょうか。
今、受験や将来について悩んでいるみなさん。
大丈夫です。
結局なんとかなるし、将来何かあってもその時の自分がなんとかしてくれています。
自分にご褒美をあげながら、受験勉強ゆるゆると頑張ってくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今日も穏やかな一日をお過ごしください。
それでは。
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