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社長通信Vol.83 失敗しよう、失敗しよう!

真心ブラザーズのYO-KINGさん(サウナ友達)が若手バンドと一緒にライブをやると言うことで、先日、名古屋のクラブクアトロに行ってきました。

それぞれの曲ももちろん良かったんですが、若手とYO-KINGさんのジャムセッションが最高→緊張する若手に対してYO-KINGさんが「失敗しよう、失敗しよう!」と声を掛けたのが、なんだかすごく心に残りました。

なので、今回の社長通信では「失敗」について書いてみたいと思います。

社長通信にようこそ!

この社長通信は三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。

社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるかもしれないあなたや、お客様やお取引先、地域の方々など共に新しい価値を創り出す全ての方々に向けて発信しています。

失敗について一緒に考えてみよう

失敗とミスの違い

まずは前提として、よく混同される「失敗」と「ミス」の違いについて整理したいと思います。

どちらも同じでしょ?と思っている人もいるかもしれませんが、全く違うものなんです!

失敗とは、何かの目標に向けて全力で挑戦した結果であり、次につながる成功の元です。
一方で、ミスとは日常作業中に不注意や怠慢によって発生した、後につながらないものです。

また、違う言い方をすると、失敗は「やったことにより出た結果」であり、ミスは「やらなかったことにより出た結果」とも言えます。

もちろん、何も学びのない失敗は「良質な失敗」とは言えません。では、「良質な失敗」をするにはどうしたら良いでしょうか?

「失敗を学びに変える」コーチの役割

そのヒントになるのが、走る哲人こと為末大さんのこちらのnoteです。

自分だけで失敗から学びを得るのは正直難しいかもしれません。コーチとの対話を通して、「あの失敗はなんだったのか」を自分の中で整理できれば、それを活かして次に行うことの成功確率を高めることができるようになります。

仕事において、コーチは上司や同僚ということになると思います。「どうして失敗したのか?」ではなく「何を学んだのか?」を問う企業文化を醸成していきましょう。

為末さんは言います。失敗をしない人生は「経験学習をしない人生」であり、人生において最も大事な学びである「自分の心の扱い方を知ること」は失敗からしか学べない、と。

良い人生に失敗は必要不可欠、と言えるかもしれません。

失敗して良い場面といけない場面

ただ、プロとして仕事をする以上、失敗続きではいけません。常にお客様の期待に応える必要があります。

それについては、ほぼ日の糸井重里さんのコラムが参考になります。

2023/11/16 今日のダーリン

なにかを上手になりたいときには、いまできていることよりも、ちょっとだけむつかしいことをやる。これを信じてきたし、たしかにそうだなぁと思っている。特に身体を鍛えるとか、スポーツをうまくやるとき、いまの実力でできることだけやっていても向上しない。だから、ぼくはこれからも、いまより上達したいことについては、「ちょっとむつかしいことをやってみる」と思う。

しかし、その一方で、じぶんのできることを上回るようなことを、やってみせたいとか思うとろくなことはない。いまの実力よりもちょっとむつかしいことが、やってみせたくなったりしたら、「おいおい、ちょっとまて」と諌めようと思っている。じぶんが、やすやすできることをする。これがまた、とても大事なことなのである。スポーツなどで見ることのできる「美技」だって、選手たちは、そういう奇跡のように見えるプレイを、実は練習ではさんざんやっていることなのだ。いままで一度もできたことがないけれど、本番では思い切ってやってみるというようなことは、プロの世界ではほとんどないのではなかろうか。そういうことがあったとしたら、それはもう運を天にまかせた「博打」でもある。プロにとって、博打は何度も繰り返せるものではない。本気で、責任を求められる仕事としてなにかをやるときには「できることをしよう」なのだ。

練習は「できることのちょっと上」をやり続ける。本番は「できることをしよう」という別の考え方がいる。ここらへんが、若いときにはわからなかったなぁ。ついつい、いつも背伸びしていたほうがいいと思っていた。そして、すごいプレイを見せたいと、本番で運よく「一発勝負」で勝ちたいとか甘いことを願っていたんじゃないかなぁ、おれも。だーけど、それじゃぁダメなんだよねー。それに、そういうのかっこわるいとも言えるしねー。なんだかとにかく、がんばりまーっす。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。実はたのしく、がんばれる。これがたぶん最高なんだよね。

このコラム、糸井重里さんが75歳になって到達した境地ということかもしれませんが、含蓄があります。

仕事に置き換えると、
・練習(失敗しても良い場面)= 社内研修や新商品の試作など
・本番(失敗してはいけない場面)= お客様への納品や社外も巻き込んだイベントなど
と言えるでしょうか。

とすると、社員が成長できるように、会社は「個人としては失敗しても、チームとしては失敗しない仕組み」を作っていく必要があるのかもしれません。

お客様との信頼関係強化や他メンバーからのリカバリー準備など、様々な打ち手が考えられます。

社員の成長なくして、会社の成長なし。
みんな、失敗しよう、失敗しよう!

BISHU COLLECTIONに三星毛糸のストールが登場しましたꔛ

尾州・尾張一宮市で一大イベント BISHU COLLECTION produced by TGCが開催されました。

三星毛糸もMITSUBOSHI 1887のシルクウールストールで真清田神社の特設ランウェイを彩りました♪(ちなみにポーチは宮田毛織の「色と柄」、ソックスは伴染工の「WITHANK」です。)

これからも三星グループは地域と共に文化発信していきたいと思います。

ストールが気になった方はコチラ↓からぜひチェックお願いします(^^)

プラザクリエイト✖️タキビコで、写真の価値を再発見

パレットプラザ等を全国で200店舗以上を展開するプラザクリエイトさんと一緒に共創イベントを開催しました。

当日は創業者の大島会長からバトンを受け取った新谷社長(まだ30代!)も登壇し、クロストークからアイデア創出ワークショップや写真コンテストなど盛りだくさんの内容を密度濃く過ごせました。

焚き火ラウンドテーブルで共創パートナー同士の次のミーティング日程が決まるなど、タキビコキックオフから4ヶ月が過ぎ、いよいよオープンイノベーションが加速し始めました。

年明けには来年度の構想も一部スタートし始めようと思っています。今後も皆さんよろしくお願いします!

(蛇足)9年前のSNS投稿

昔から同じようなこと語ってたんだなぁ。
友情に感謝。

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