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#音楽

「ap bank fes'2025 に行ってきた!」旅行記

『ap bank fes'2025』初日(2/15)を見に、東京ドームに行ってきました。 同フェスが東京ドームで開催されるのは初、 そもそもこれまで屋外フェスでしたが、初の屋内になりました。 私がap bank’fesに行くのは今回が6回目でしたが、 豪華なアーティストの出演、そして粋なサプライズがあって、 体内のアドレナリンが炸裂につぐ炸裂。 脳汁ブシャーってこういうこと?を実感するイベントでした。 ライブ前は「暇な時ゆっくりnoteに書こうっと♪ てへ」などと、 呑気

三浦大知「太陽に焼かれて踊りましょう 雨に打たれ歌いましょう」新潟公演感想

※ツアーのネタバレがガンガンあります!ネタバレ無しでライブ見たい!という方はご注意ください。 2/2、三浦大知さんの「太陽に焼かれて踊りましょう 雨に打たれ歌いましょう」ツアー新潟公演に急遽参加してきました! 今回は私がFCの「大知識」に入ってから初めてのツアーで、ダンサーさんたちもプロのダンスリーグであるDリーグでの活躍も見ている方もいて(DaikiさんはaRBのダンサー、MacotoさんとKosukeさんは私の最推しチームのアルトリにSPダンサーとして参加してくれまし

Good bye, my twilight

それはあまりにも鮮やかで、あまりにもあっけない終わり方に思えた。 2025年2月1日。日本のロックバンド the pillowsが、その35年の歴史に幕を下ろしたことを発表した。 昨年デビュー35周年を迎え、前日にはツアーファイナルを迎えたばかりであった。 何の心の準備もさせてくれないまま、彼らはいなくなってしまった。 Yahooニュースのトップに書かれた無慈悲な報せに衝撃が走った。 私が初めてthe pillowsに触れたのは、たしか高校の頃だった。 テレビでたまたま

軽音部の高校生がつけそうなバンド名を100個考える

なんか書きたくなったし、こういうツイートまでしてしまったので… なんか思ってたのと違くても文句言わないでください。 1・Fraiseフランス語でいちご。 2・シャーレ🧫←これのこと。リライトの頃のゴッチみたいな奴が1人はいる 3・Eastern Boys○○東高校で結成されたから。別にeastern youthをもじった訳ではない。 4・White jam3ピースガールズバンド。サイサイのコピーをします 5・瑠璃色でもギターはパステルグリーン 6・Shangri

aikoの曲27年分をExcelでリスト化してみたら編曲者の凄さがわかった

はじめに こんにちは。中学時代の一人称は「あたし」。 aiko好きのエモトモエです。 突然ですが、こちらをご覧ください! その名も、「aiko編曲者一覧表」!です!!! これは私が aiko official website の discography から、SINGLE と ALBUM (『まとめI』『まとめII』、『aikoの詩。』を除く)の収録曲の編曲者情報を集めて表にしたものです。 冒頭部分のキャプチャを貼りつけてみましたが、全容はこれの10倍くらいあります

夫は探していた本を見つけ、私はレコードを探し始めた

新しい芸術文化センターがあるらしい。 そんな情報が、インスタで流れてきたので行ってみました。 その芸術文化センターとはSKAC(SKWAT KAMEARI ART CENTRE)。 東京都葛飾区亀有でJR常磐線、亀有駅~綾瀬駅間の高架下にあります。 「SKWAT(スクワット)」とは「SQUAT(占拠する)」を語源とするプロジェクトを指し、都市の空き施設を一時的に占拠し、価値ある空間へと転換していく、という芸術家及び思想家集団による運動なのだそうです。 亀有といえば、

『米津玄師2025 TOUR / JUNK』新潟公演レポ(ネタバレあり)

米津玄師のツアー『米津玄師2025 TOUR / JUNK』新潟公演 2日目に行ってきました。 彼を知ってから約10年。機会に恵まれ、ようやく生で見ることが叶いました。 ここでは、主観や自分語りも混じえたライブレポートをお届けします。セットリストのネタバレを含みますのでご注意ください。 『米津玄師2025 TOUR / JUNK』新潟公演レポ筆者は開場時間とほぼ同時に入場。事前に知ってはいたが、米津玄師のライブは入場時に初めて自分の座席がわかる仕組みとなっていた。 一種

2024年、僕の心を震わせた「邦楽」ベスト10

今回で、7回目となる年間ベスト企画。 2024年も、数え切れないほど多くのエポックメイキングな楽曲、または、普遍的な輝きを放つ楽曲が生まれたが、今回も例年と同じように、それら全てを俯瞰&網羅することは諦め、僕自身が特に強く心を震わせられた10曲をセレクトした。 便宜上、順位を付けてはいるが、今回セレクトした10曲はどれも、僕にとって、優劣を付けるのが不可能なほど非常に深い思い入れのある楽曲となった。こうした楽曲たちと巡り会えたことを思うと、一年間、音楽ライターとして足を止

短編小説「二度目の演奏会」

 古いアップライトピアノは、石造りの家の隅で静かに時間を重ねていた。薄暗いランプの光の中、ピアノの木製のボディには細かなひび割れが走り、黄ばんだ鍵盤は長い間触れられていないことを物語っていた。この部屋にあるものすべてが、どこかくすんでいるように見えた。  窓の外には、冬枯れの木々が並ぶ石畳の路地が広がっている。ここは、北イタリアの小さな町。私はこの静かな町で、一人、音楽から捨てられた日々を送っていた。  ピアノの蓋を閉じたのは三年前のことだった。最後の演奏会のことを、私は忘

超一流音楽家がコーヒー屋さんの面接に15回落ちた話

皆さんご機嫌よう。超一流音楽家です。 幼少の頃より周りから神童と呼ばれてきた私。 本職のベースも割と楽器を持ったそばから弾けていた。 17歳の頃からプロ活動を始め 今では42歳にして音楽活動も25周年を迎える。 今回はそんな超一流音楽家の私なのに 15社ものコーヒー屋さんのアルバイト面接に 落ちたと言う話を書いて行こうと思う。 どうだろう?既にもう面白いだろう? 前回がしっかりとした有料記事だったので 今回は出来るだけ肩の力を抜いて行くぜ。 なぜコーヒー屋さんで働きたか

VOCALOIDに救われたお話

ボカロに出会う前:孤独な音楽の日々 私は**発達障害(アスペルガーとADHD併発型)**を抱えています。中学生の頃、ギターと作詞作曲に夢中になり、自分の音楽を表現する楽しさを知りました。しかし、それには大きな壁がありました。 歌を歌うことがあまり好きではなかった私は、楽曲を発表するには誰かの声が必要でした。バンドを組むにはメンバーが必要で、当時はニコニコ動画やYouTubeのような場もまだなく、音楽を広めるためには他人の協力が不可欠でした。 しかし、発達障害の特性として

【感想】ビーファーストの映画を観た人がライブまで行った話

タイトルそのまま。 楽しそうなことに惹かれたなら、フットワーク軽く生きようと努めている人間なので、友人より数日前にリセールシステムの存在を教えてもらいサイトをチェックしていた。 ライブ映画であれだけ感動するなら、ライブそのものはどんな感じだろう? 映画の感想を書いたとき、「ぜひライブへ行ってみて!」と反応を寄せてくださったファンの方の影響も大きい。 音楽好きの好奇心と、いろんなタイミングが合ったことで、望むチケットを手にすることができ、本当に急遽行くことになった。 ちな

運動音痴と思い込み続けて30年

「まんが家になる」それが子どもの頃の夢だった。 小学生時分、身長が低く、線も細かった私は、力がなかった。そのうえ元来の引っ込み思案な性格が手伝って、周りの注目を集めたうえで瞬発的な力を必要とするような投げる・キャッチする・全力疾走といった思いきりのいる動きが特に苦手だった。 小学生の遊びの定番のひとつとも言えるドッジボールだが、私はもちろん嫌いだった。たった5分だか10分だかしかない休み時間に、チャイムが鳴ると同時にボールを引っ掴み猛ダッシュで運動場へと向かっていく男子た

犬とNYと藤井風と

新年が明け早くも月の半分が経過したところですが、昨年のライブ参加をきっかけにハマりにハマってだいぶ戻れないところまで来てしまった藤井風(以下、風くんと親しみと敬愛を込めて呼びます)についてぼんやりと考えついたことを書き留めておく場所をつくりたいと思い、この記事を初回として「風の吹くままちょっと小話(仮)」というマガジンを更新していくことにしました。 今回は昨年末に放送された第75回紅白歌合戦の「満ちてゆく」パフォーマンスについて、朝ごはんのパンをかじる間にでもサッと読める程