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PM 記事まとめ

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PM(プロダクトマネジャー、プロジェクトマネジャー)の記事をピックアップする公式マガジンです。#PM、#PdM、#プロジェクトマネジャー、#プロダクトマネジャーのハッシュタグをつ…
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2023年6月の記事一覧

新規事業づくりに大切な4つの視点&PdMにおすすめ書籍の4選!

こんにちは、PdMのRioです。 2023年4月にリリースした新規事業「TimeTreeギフト」でPdMを担当しています。 TimeTreeに入社してから5年間はエンジニアとしてAndroidアプリの開発に携わっておりましたが、その後2021年4月にリリースした「TimeTreeプレミアム」の立ち上げを任されて以来、PdM(PO兼務)として日々奮闘しています。 今回は私がはじめてPdMを経験した際学んだ新規事業づくりでPdMを担当するときに持つべき4つの視点と、そのこと

進捗確認をやめると上手くいく

プロジェクトマネジメントといえば「進捗確認」と思っている人も沢山いると思いますが、私は進捗確認という行為そのものに否定的です。 このエントリでは、進捗確認という行為がいかに無意味であるかという話および、進捗管理として行うべきことを書いていきます。 誰かのプロジェクトマネジメントの参考になればと思います。 ※ 進捗管理が不要という話ではありません 進捗確認の定義このエントリでの進捗確認は下記の定義とします。 少し難しい言葉で書きましたが「進捗どう?」といった質問および

プロダクトマネージャー(PdM)1年目の雑多なふりかえり

Feedforce で PdM 兼デジタルプロダクトデザイナーをやってます Yang です! 自分がプロダクトマネージャー職(以下 PdM)を拝任して1年と数ヶ月が経過しました。チームの実績や働く環境の開示も兼ねて、この1年間の経験を雑多なふりかえり記事としてまとめます。 なお、ほとんど推敲されていない読みにくい文章です。一旦今の考えをザックリまとめることを目的に書いてますので、ご了承ください。 施策の詳細や学びは、また別記事にまとめるかもしれません。 前提情報PdM

ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ【追加の質問に答えます】

こんにちは。atama plusというAI×教育のスタートアップでDesignOpsを担当している野澤です。 先日行われたResearch Conference2023にて、「ユーザーに価値を届け続けるためのアジャイル開発とUXリサーチ」というテーマでatama plusの伊藤と河口が登壇を行いました。私もDesignOpsのメンバーとして、二人の登壇に伴走しておりました。 おかげさまで当日は質疑応答の時間に答えきれないほど多くの反応・質問を寄せていただきました!(セッシ

1年目プロダクトマネージャーが「プロダクトマネージャーになりたい人のための本」を読んでみての学び

「プロダクトマネージャーになりたい人のための本」読んでみましたこんにちは! エンジニア採用支援・組織支援を行うファインディで、フリーランスエンジニアと企業の業務委託案件をマッチングするFindy Freelanceのプロダクトマネージャーをしているしもはた (@t_shimo2)です。 昨日、「プロダクトマネージャーになりたい人のための本」が発売されました。私自身は1年目プロダクトマネージャーなので本書のメインターゲット読者ではないかと思いつつ、現役PMも対象読者には入って

実践PLG - すべてをプロダクト中心に考える

こんにちは!ひまらつ(@himara2)です。microCMSという会社でプロダクトマネージャーをしています。 PLGとはProduct-Led Growthの略で、「プロダクト主導型の成長」を意味します。従来の営業主導型と比べて、マーケティングやセールスの機能をプロダクトにセントライズするのが特徴です。ZoomやSlackがPLG型で成功したこともあり、言葉をご存知の方は多いかもしれません。 PLGの本などもいくつか出版されていますが、日本ではまだまだPLGの実践例は少

プロダクトロードマップの種類と活用と作り方

はじめに元DMM.comとROXXでプロダクトマネージャーを務めていた松野広志と申します。様々な立場の方が「ロードマップ」と口にしますが、「あれ?この人と自分のイメージするロードマップは違う気がする」「正式なロードマップってあるの?」と不安になったことはありませんか。私は「有名な方や企業が作るロードマップとは違う」と言われて困惑したことがあります。ネットで検索すれば、ロードマップに関する記事は豊富に出てきますし、どうやらロードマップの種類や呼び方も多岐にわたるようです。 そ

「LEAN UX」でチームのマインドチェンジと、行動変容が起きた話

株式会社スマートショッピングでデザイナーをしています、にーのです。 施策の要件定義やユーザーの体験設計などを、チームで採択していくのって、超難しいですよね。。。 弊社プロダクトチームでも、アジャイル開発が始まってまもなく。開発と施策の動かし方に齟齬が生まれていました。 今回は、「LEAN UX」と出会って、チームが変わっていった話を書きます。 プロダクトチームで起きていた課題弊社のプロダクトチームは、PdMが3名おり、そのそれぞれがエンジニアを抱えている3つのユニット

機能ロードマップというアンチパターン

導入こんにちは。コインチェックCTO室に相変わらずご厄介になっています、sotaです。 コインチェックはプロダクトマネジメントにも(当然)力を入れています。PdM組織も立ち上げて、優秀な同僚たちが、一生懸命プロダクトを良きものにしようと頑張ってくれています。私も、技術組織論の観点から、良いプロダクトを作るためにどんなチームづくりをすれば良いのかということを真剣に考えています。 というか、正確にはあんまりにもプロダクトマネジメントのことを知らないので、考える準備をしています

良いサービスはスクショ見たらわかる

こんにちは、プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 仕事やプライベートで触っていて、「あ、このサービスいいな」と思うことがあります。使い込んでというよりは、ちょっと触った時点でもうわかる。この感覚が不思議に思っていたので整理してみました。 良いサービスはスクショ見たらわかる画面が現在地を教えてくれる 良いサービスは、画面が現在地を教えてくれます。 上の画像は Notion のページですが、サイドバーとヘッダーで階層がナビゲーションされていて、「いま自

プロトタイプ検証したのに使われない機能が生まれるパターンの振り返り

「どんな機能なら使われるのか」という問いは、プロダクトの体験・機能をデザインするとき、本当に恐ろしく本質的な悩みになると感じます。 どんな価値を提供するアプリだったとしても、使われなければ無価値です。 そして、「提供した機能の64%は使われない」とも言われています。 これは、アプリの機能を提案することを仕事にしている人間には、本当に大問題です。 上のグラフは、あまり高い信憑性はあるとは言われておらず、2002年の研究で社内向けのプロダクトを対象にデータを出しているよう

事業立ち上げを成功させるコツは「ギリギリまで開発しない」こと

僕は「スタートアップを量産する会社」を運営しています。 この2年弱で20ほどの事業に取り組んできました。そのうち3つの事業は法人化し、軌道に乗っています。 事業を立ち上げまくるなかで、気づいたことがあります。 それは「ギリギリまでプロダクト開発をしないこと」が、事業を成功させるいちばんのポイントだということ。 「まあそうだよね」と思うかもしれません。だけどいざ当事者になると、思いつきのアイデアでいきなりプロダクトを作ってしまったりするんです。結局、ニーズを掴めていない