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【実践済み】早慶に受かるための確実に結果を出す暗記法

こんにちは!貧乏慶應生のななです。

今回は早慶に受かるための確実に結果を出す暗記法について書いていきたいと思います。

みなさんは暗記、好きですか?

私は世界史の暗記は好きでしたが、英単語や古文単語の暗記は普通ぐらいでした。

好き嫌いにかかわらず、暗記というのは受験勉強において欠かせない作業です。

特に早稲田や慶應などの難関私立大学の文系を目指す場合には、英単語や古文単語、歴史用語などを山ほど暗記しなければならない科目を受験する必要があります。

つまり、暗記を制す者が受験を制すとも言えるのです。

そんな暗記を効率的にやって早慶レベルまでもっていく方法を説明いたします。

今回紹介する方法は慶應に受かった私が全部実際にやってたことです。

暗記は受験勉強だけでなく、他の勉強においても必須の過程ですので、
受験生以外で勉強に取り組んでいる方にも読んでいただきたいと思います。

それでは始めます!



大前提:暗記量=効率×時間量


大前提を話します。今回、効率的な暗記法というタイトルの記事を書いていますが、
暗記できる量は効率だけでは決まりません。

暗記量は効率×時間量で決まります。

いくら効率を最大限に高めたとしても、一日に10分だけしかやらなかったら、よほどの天才じゃない限り受かりません。

よく勉強は質か、量か、みたいな議論ありますよね。

私は「そんなの、質も量も最大値までもっていくのがいちばんいいに決まってるじゃん」
って思ってます。

つまり、
効率を高めることからも、時間量を増やしていくことからも、逃げてはいけないのです。

効率を高めれば量は少なくていいという思考には決してなってはいけません。

早慶に受かる受験生はそのどちらもめちゃくちゃ高めて、本番に臨んでいます。

効率も時間量も最大値に持っていけるよう、この記事を参考にしてみてください!

暗記を効率的に行う6つのポイント


それではまず、暗記の効率を上げる6つのポイントを説明します。

1.覚えたことを暗んじる(声に出して言う)

 
暗記という言葉は当たり前のように世間に定着していますが、そもそもなぜ「暗」という漢字が使われているのか知っていますか。

それは「暗」には「暗んじる」(そらんじる)という読み方があるからで、

その意味は 
「覚えたことを何も見ないで言うこと」
です。

つまり、暗記とはインプットのことではなく、インプットしたことをアウトプットすることなのです。

ちなみに、インプットとは教科書を読んだり、授業を聞いたりして頭の中に情報を入れること

アウトプットとは問題を解いたり、説明したりして頭の中の情報を外に出すことです。

そして、脳に情報を記憶させるにはただ教科書を読んだり、授業を聞いたり、単語帳を流し読みしてるだけのインプットだけでは不十分です。

アウトプットで脳に負荷をかけた方が脳はその情報を覚えてくれます。

これはラーニングピラミッドと呼ばれる研究結果に基づく事実です。

引用元:https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/

ラーニングピラミッドから分かるのは、
講義や読書などのインプットよりも自分で口に出すアウトプットの方が情報の定着度が高いということです。 

ですので、
暗記をするときにはインプットよりもアウトプットの量を増やしましょう!


2.チェックをつけて、復習の優先順位をつける


これは英単語や古文単語など単純暗記のときに有効な手段です。

一般的には覚えてない単語にチェックをつけるかと思いますが、私は逆でやるべきだと思います。

つまり、覚えた単語にチェックをつけるのです。

そうすれば、覚えていない単語がはっきりし、復習の優先順位が一目で分かると同時に、チェックを増やしていく楽しさも味わえます。


3.時間制限を設ける


暗記をする上で落とし穴があります。それはだらだらやってしまうことです。
しかし、それでは暗記の効率は上がりません。

必ず、制限時間を設けて暗記するようにしましょう。

時間制限によるプレッシャーを感じる方が記憶が定着するという結果が出ています。

用意するのはストップウォッチかタイマーです。 

時間設定は実力に関係なく短めに設定してください。ここで緩めに時間設定をしてしまったら、プレッシャーがかからず、効果は薄くなってしまいます。

この制限時間を設けて暗記をするというのは、はっきり言ってきついです。
終わった後、脳が疲れているのを感じます。

ですが、そもそも効率を上げて暗記を行うということは、暗記による脳の負荷を高めることです。

きついのは当たり前です。ですが、そこから逃げないようにしてください。

参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jje1965/39/1/39_1_30/_pdf


4.覚えにくい情報には何度も触れる


受験生なら誰もが聞いたことのある単語があります。それは「エビングハウスの忘却曲線」です。

もう耳にタコができるほど聞いたかもしれませんが、紹介します。


引用元:https://xn--qck0d2a9as2853cudbqy0lc6cfz4a0e7e.xyz/study/ebbinghaus

新しく覚えた情報は20分後には42%忘れ、1時間後には56%忘れ……と復習をしなければどんどん忘れていくことを示した図です。

この図で書かれているタイミング(20分後、1時間後、1日後、1週間後、1か月後)で復習していけば記憶が定着していくということです。

ですが、これは
「一度覚えることのできた情報」
に対して言っていることです。

単語帳や教科書を見ていたら、誰だって覚えにくいことに出くわします。

その場合はエビングハウスの忘却曲線で示されいる以上にその情報に触れる必要があるのです。

私は覚えられない単語や覚えにくい単語はノートにまとめて、一日最低三回、その情報に触れることにしていました。  

朝起きて復習、昼休憩に復習、夜に復習、という感じですね。

もしかしたら夕食前にも暗記するのがいいかもしれません。

空腹時の方が満腹時と比べて記憶力が高いことが明らかになっているためです。

復習するタイミングは人によってバラバラでいいと思いますが、夜の復習は絶対やったほうがいいですね。

実際、長い時間をかけて一回その情報に触れるよりも、短い時間で何回もその情報に触れる方が覚えやすいらしいです。

なので、
覚えたいことがあるときは時間よりも出会う回数を意識して増やしてみてください。

5.夜に暗記を行う

 
前章とつながる話ですが、

夜に暗記を行うと記憶に定着しやすいことが明らかになっています。
ですので、夜の暗記はマストでやった方がいいですね。

暗記する内容としてはその日解いた問題の要点、新しく覚える単語、覚えられなかった単語などですね。

下の記事はどの時間帯に暗記をやるのがいいかを詳しく書いているのでおススメです!


6.楽しむ

 
そして、最後に暗記を楽しむってことが大事になってきます。

今まで紹介したことを全部やると暗記はとても大変になってきます。そこで、暗記=つらいと思ってはいけません。

そうではなく、
暗記を一つのミッションだと思って楽しむのです。

だって世の中でやって楽しいことって何かしらの困難が含まれていますよね。

スポーツにしろ、ゲームにしろ、芸術にしろ、ある程度ストレスがかかるから面白いんです。

それに、個人的には世界史の勉強は内容が面白かったので、ますます暗記を楽しめましたね。

「好きこそものの上手なれ」

という言葉があるように、暗記を楽しめばより覚えられるようになります。

好きな曲の歌詞は忘れにくいのと同じです。

どうせ受験勉強するならなるべく楽しむ努力をしてみましょう!

種類別具体的な暗記法


それでは具体的にどんなやり方で暗記をしていけばいいのかと言うと、勉強の種類によって2通りに分かれます。

それは、

  • 英単語や古文単語などの単純暗記

  • 日本史や世界史などの流れを覚える暗記


○英単語、古文単語、社会の一問一答などの暗記

 
まず、前者の単純暗記では、基本的に新しく覚える範囲は、時間制限を設けてインプットし、その後、赤シートで意味を隠して意味を口に出してアウトプットするというやり方でやりましょう。

この際、スピード正確性を意識してやってください。

5秒以内に答えられなかった単語、答えが不正確だった単語は「覚えられなかった単語」としてみなしてください。

ちゃんと覚えられた単語にはチェックをつけますが、エビングハウスの忘却曲線に従って定期的に復習しましょう

覚えられなかった単語は朝、昼、夜に復習を行い、どうしても覚えられないものはノートに書きましょう。

何回も復習を繰り返しているうちに覚えていくのでチェックが増えるはずです。 

○日本史や世界史など流れを覚える暗記 


単純暗記では覚えられないのが、日本史や世界史です。

これらの科目は前後関係というストーリーがあるので、これが起きたからあれが起きたという風に芋づる式で覚えていきましょう。

まず、単純暗記の場合と同じように制限時間を設けて、その時間内に参考書を何ページ覚えるかというのを決めます。
例えば、30分で50ページやるとかですね。

そして制限時間が過ぎたら、インプットをやめます。目標ページ数に届かなかったとしても、途中でやめます。 

そのあと自分ひとりで覚えたところの授業をするのです。
もちろん何も見ずにです。

この際、ぬいぐるみとかフィギュアとか架空の話し相手がいた方がやりやすいかもしれません。

ちなみにインプットの方法としては講義系参考書と予備校の授業の二つがあると思うのですが、講義系参考書をメインで進めましょう。

本の方が自分のペースで進められます。授業はあくまで補佐的な役割だと思っていてください。

ひとり授業が終わったら、もう一回参考書を見て、自分が覚えられなかったところを復習するのです。

また、ひとり授業の他にもアウトプットとして問題演習に取りかかってください。
 
問題集としては『実力をつける世界史100題』とか『ヒストリア』とかがおすすめです。

間違えたところはノートに書くか、参考書に書き込んで何回も復習しましょう。

(おまけ)個人的にやってた工夫


ここからは個人的にやってた暗記の工夫について話します。参考になるかどうかは分かりませんが、一応紹介しておきますね。

青ペンを使う


単語帳や参考書に書き込みたいことがあった時、私は青ペンで書き込んでいました。

昔、赤ペンよりも青ペンの方が記憶できるという話を聞いたことがありました。

それで現役のときも宅浪してたしてたときもずっと青ペンを使っていました。

体感的な効果としては、少し覚えやすくなるかな〜っていう感じですね。

あとは、赤よりも青の方が目が疲れないっていうのは感じました。

感情たっぷりで暗記する 


さっきと被るところはありますが、暗記するときに感情をたっぷり使って暗記してみてください。 

さきほどは暗記を楽しむことについて書きましたが、私は他の感情も出していました。

例えば、
読んでて面白い箇所があれば
「へぇ〜!そうなんだ」と驚きを口に出してみたり、
思い出せそうで思い出せなかった単語があるときは、
「ちっ!もう少しで思い出せたのに!」
と悔しさを口に出してみたりしてました。

あとから調べて分かったのですが、
人間は感情を伴う体験の方が記憶しやすいらしいです。

なので、なるべく心を動かしながら暗記してみるのがいいと思います。 

受験勉強って淡々とやることも大事とは前にも言ったんですが、計算して感情を動かすのなら、どんどん動かしてみてください。

最後には根性(ひたすら繰り返す)


さて、いろいろと暗記法を紹介してみましたが、最後に必要になるのは根性です。 

最初にも言いましたが、暗記量は効率×時間量で決まります。 

効率をかなり高めていけたら、
あとは時間を増やして、効率的な暗記法をひたすら繰り返すのです。

もちろん習慣化すれば、時間を増やすこともできます。 

しかし、習慣化するのにも最初は根性がいりますし、続けるのも楽ではありません。

根性論はなるべく言いたくないのですが、最終的にはタフさで勝負がついてくるのです。

早慶に受かるためにはそれほど特別なことはやる必要がありません。

結局はやるか、やらないか。それだけです。

「ちょっとサボろう」とあなたがベッドに寝転んでインスタを見てる間にライバルは20個の英単語を覚えています。

いつでも仮想のライバルをつくって、そのライバルと競い合いましょう。

その先にきっと合格が待っていまふす。
あなたが合格することを心から願っています。



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