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A型事業所の求人に県外遠方の在宅勤務という選択肢がありました

後半実際、以前、遠方の在宅勤務可能であるA型事業所の説明会に参加した内容を記載したので、ご覧ください。

◼️就労継続支援A型を探していた時の選択肢

まだ私が、A型事業所を探していた時。

完全に近隣の通勤範囲内でのA型事業所をハローワークの求人で探していました。

しかし、なんと県外でも在宅で仕事ができるA型事業所があると聞きました。

今では一部のA型事業所は、近隣だけではなく他県からも利用者を募集し、在宅勤務を実際にしています。

昨今のA型事業所の閉鎖の問題がありますが、必ずしもご自身の県からでなくても、視野を広げる事が可能になりました。

◼️説明会を受けて、県外のA型事業所を利用するにあたり、理解しておかないといけないこと

①賃金

利用者の住まいの県の最低賃金ではなく、事業所がある県の最低賃金となります。

つまり、ご自身の自宅県内の最低賃金を割り込むこともありえます。その逆もありえます。

②他県のA型作業所の在宅勤務利用について

ご自身の管轄の役所から、他県のA型事業所利用に関しての了解を貰わないといけません。

それは、「受給者証」を発行する上で必要になるからです。

就労継続支援の利用には、自治体から交付される「障がい福祉サービス受給者証」(以下、受給者証)が必要になります。障がい者手帳を取得している方でも、受給者証がなければ福祉サービスを利用できません。

出典元:就労継続ナビ

前例がないと、利用が出来ないことがあります。

なので、実際に県外のA型事業所との説明会の際には言われたのは、その事業所の体験をしてから内容を熟知する。

そして、県外のA型事業所でなければならない根拠を提示し、役所へ相談するのがベターだそう。

◼️説明会の内容と募集要項

早速、某A型事業所のZoom説明に参加した内容を記載したいと思います。

①募集要項は?

PC在宅勤務(文章入力、動画編集など)

②説明会の概要は?

1)説明者:A型事業所の営業担当様

2)面談方法:Zoom
私はパソコンが無い為、スマホで実施。
服装はスーツにしました。

③説明会の時間は、40分程

④通所開始したら?

  1. 週5日×4時間/日、勤務からスタート。

  2. 作業時間:9:30~14:30(12:00~13:00まで昼休み)

  3. 始業と終業にビデオ通話(顔合わせ)

  4. 他に細かいルールも多数あるが、面接時に説明するとのこと。

  5. 1日の時間は、4時間→6時間→8時間とステップアップしていく。ゴールは一般就労。

⑤A型事業所による定期面談もある

月に1度、訪問面談あります。

新幹線🚅で、職員ががきてくださるので、そこにご自身で赴かないといけません。

都心に離れたところに住んでいると、その1日は新幹線の定着駅である都心へ向かう必要があるので、少し大変かもしれません。

⑥就業において準備するもの

在宅勤務に使用するパソコンは貸与ではなく、利用者負担になります。ネット環境もです。

しかし、パソコンのスペックは低くてよいそうで、因みに、その事業所は「4万~5万の中古品使ってます」との事でした。

⑦選考方法

  • 書類(履歴書・職務経歴書・ハーローワークの紹介状)

  • Zoom面接

◼️在宅勤務のメリット・デメリット

前職、コロナで在宅をしていて感じたものを今回の就労支援に当てはめました。

①メリット

  • 通勤時間がないのが楽

  • 人混み(通勤ラッシュ)がダメな方は、ストレスが減る

  • 体力が無くても大丈夫

  • 人間関係のストレスが減る

  • 精神的・身体的な負担が減る

②デメリット

  • 人とのリアルなコミュニケーションが出来ない

  • 孤独を感じることもある

  • 不明な操作を直に支援者に聞くことが出来ない

  • 周りの利用者の仕事の進捗を見る事が出来ない

  • 在宅勤務のスペースの確保確立が必要です(既にある方は別)

そんな内容でした。

必ずしも合格するとは限りませんが、可能性は無限にあるということです。

私は、ここは受けず、オフラインでの支援者との就労継続支援A型事業所を選択しましたが、もし、身体が耐えられなければ、在宅も視野に入れようと考えていました。

障害者雇用でも、本内容は通ずることなので視点は広くみていきたいと思います。

参考になれば幸いです。

いつも、ご覧いただきありがとうございます。

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