555.みんなあ~来年も幸せになろうね~みんなあ、一緒に生きようね~
【お馬鹿なcoucouさんの自主出版論⑬】
1.noteのクリエイターさんたちはね、「著作者」「著作権者」なんだよ~
noteのクリエイターさんたちはね~
みんな著作者、著作権者なんだよ~
みんなは、当たり前なんだけれど、知らない人もたくさんいるよ~
一番意識している人たちはカメラマンさんや、絵を描く人たちかな~
一番意識していない人たちは、建築関係の設計屋さんとか、パースやスケッチを描く人。そしてデザイン会社や広告代理店さんかな、ほんの一部だと思うけれどね。
なぜってね、設計図面や建物のパースやスケッチにⒸマークがついていないんだもの。それに創作者さんの名前も入っていない~
これでは誰が描いたのか、誰にも分らない~
商取引に個人名を入れるのは無理だよ~と言う人もいるけれど「商取引」だからこそ、必ず著作権の存在を知らせる義務と責任もある気がする~
それにね、「商取引」でなかったとしても作品に対する責任はあるよね。
だって、
誰のものなの?
誰が描いたの?
誰が書いたの?
誰が考えたの?
それが、まるでわからなかったら、トラブルや事件に巻き込まれたときにどうやって身を守るの?
どうやって戦うの?
悪用されたらどうするの?
なりすまされたらどうするの?
勝手に都合の良い部分だけ切り取って、さも自分が考えたふりする狡い奴もいる。なおかつ、それで勝手に収益をあげていたり、逆に訴えられる場合だってあるよ~
そんな時に、これは「私が創作したものです!」「私が著作者です!」と叫んでも、誰も助けることなんてできないよ~
これはね、noteの一部のクリエイターさんたちもおんなじ~
自分の創作した、文であれ、写真であれ、常に著作者であるⒸマークを付ける必要があるんだよ~
だって、ネットの世界はね、一瞬で世界中に拡散されているものなんだからね~
Ⓒマークを付ける必要がないという人もたくさんいるよね~
そう、自由だよ~
どっちでも構わない~
でもね、coucouさんはね、Ⓒマーク推進派なんだ~
特にクリエイターさんたちはみんなにつけてほしい~
だって、唯一の存在証明なんだもの~
※coucouさんのアーカイブス参照~
誰も知らない「千の風」の本当の著作者、マリー・フライエさんの物語。
coucouさんの初めのころってほとんどコメントもなし、PVもなし…
でもね、著作権のお話なんだよ~お時間がある人は見てね~だって、こんな素晴らしい作品が世界中に広がり、世界中に「なりすまし」が現れて儲けられて…。少し悲しいお話です~新井満さんはマリーさんの存在を知っていて、自分の著作権にした…作者不詳としてね…
2.本って、日本全国に置かれる意味ってあるの?
ある、大手出版社では、本を発行することはバラ色の人生のような説明会を繰り返す~
そうだよね~
確かに、夢、あこがれ、喜び、感動だよね~
そう、みんなが夢見ている出版デビューだもんね~
でもね、世の中はいい人と悪い人がいるように、良い出版社もあれば悪い出版社もある。だけど、本を出してくれるなんていわれるとね、その会社は良く見えてしまうんだよね~
これって、一瞬の洗脳に近い殺し文句だよね~
昨年、その大手出版社で講演会を頼まれた…。
ギャラや条件もいい~
coucouさんはね、講演会はギャラでは決めていないんだ。
節操がないからね、頼まれるとどこにでも行っちゃうんだ~
ある先輩が、
「講演会は大切にしないといけない、わざわざご指名してくれるんだから、断っちゃあいけない。断った瞬間から依頼ってもんは、無くなる恐れがある。また、それを聞いてくれた参加者からお声もかかるのだから、出るたびに無料で宣伝ができるようなものなのだから…」
、と無名でいつも、いまも新人のcoucouさんは、講演を断ったことがない~
そして、講演内容は、coucouさんの体験を交えた「本の素晴らしさ~」「本を書く喜び~」などをテーマにしてほしい、とのこと。
うん~
これは、coucouさんにとっては楽しい講演会になる。
別に何かを教える必要なんてないし、ただcoucouさんのお馬鹿な体験だけ語ればいいんだもの~
でも、当日の配布資料をみて驚いたんだ…。
え、出版するのに数百万円かかるの?
うわ~
coucouさんは、その人たちを騙す手先になっちゃう…。
その出版説明会は、毎回、100人単位で集まり、編集者さんよりも、営業マンの数が多い…。coucouさんはその資料を見てすぐさま丁重にお断りした…。
だってね、お金のない人には分割払いのローンの申込書まで取り揃えてあるんだよ~これって、どこかのシステム販売みたい~(今でもネズミ講ってあるんだろうか?)
え~
借金漬け…。
ああ~
凄い時代~
凄い世の中なんだね~
彼らの売りはね、書店にあなたの本が並ぶ~
日本全国の本屋さんに置かれるだけで有名になれる~
もしかするとテレビやマスコミに取り上げられるかもしれない~
サイン会だってある~
すべての新聞広告や、SNSであなたの本を後押しする~
印税生活も夢じゃあない~
あなたの名前がいろんなところに広がり有名になれる~
わあ、甘い言葉~
洗脳されちゃう…。
coucouさんはね、この567のおかげかも知れないけれど、こんな人たちが増え続けているのを見てらんないんだよ~
だから、毎日、追い付かないけれど、無理してでも、本当の本の素晴らしさと、くだらない洗脳を外したいと考えて書き続けているんだ~
そんなことしていたら、出版文化がなくなっちゃうんだよ~
3.本の販売はね、1点集中でいい~
coucouさんはね、ほとんどのペーパーブックは売り込み~
豊澤会長から学んだまんま~
すべて売り込み~
持ち込み原稿ではないよ。
時間がもったいないからすべて郵送にしている。
郵送内容は全部コピーするのは大変なので「企画書」を作成して送り続けている。
よくね、メールで送って欲しいなんて場合も多いけれど、メールでは送らないよ~
だって、coucouさんの役に立たない内容かも知れないけれど大切なデータだよ~
どのくらいの時間をかけて1冊を書き上げたんだと思う~
そのいのちを簡単にデータなんかじゃあ渡さないよ~
だけど、決定したらお渡しするけどね~
そうやって、いつのまにか、現在の出版社さんたちとも20年来の付き合いなった…。
(coucouさんの本を1冊も出してくれない出版社さんもいるけれどね、合えば情報交換だけだけどね、ねえ~晶〇社さん、一度でいいから出してくれ~出してくれないと社長名と会社名を出しちゃうよ…このnote読んでいるんだよね~スキぐらい入れてほしい~)
聞いてみたら、この連載、出版関係の人たちも見ているんだって~
お役に立てば嬉しいんだけれど、せめてスキかコメントくらい入れてよ~
批判には、一切返事はしないけれどね、このnoteはね、noteのクリエイターさんたち、これから本を出したいという人たちが中心だからね~
またまた、横道、裏道、遠回り~
でね、日本全国の本屋さんに置かれる意味ってなに?
みんなは、どう思うかな~
北海道から沖縄、日本全土と聞くと凄いなあ~と思うんだけれど、coccouさんはね、出版社さんと本の配布先まで事前相談しているんだ。
その理由はね、出版社さんに赤字にさせたくないからね。
だから、新宿なら新宿の大きな紀伊国屋書店さん、八重洲ブックセンターや大手チェーン店な絞るんだ。
もし、3,000冊も印刷するなら全部東京一点集中にするんだ~
地方なんてネットでも十分なんだもの~
営業の人だって、地方に顔を出さずに1日に何十か所も回れる方が効率がいいもんね~たぶんそうしている出版社さんも多いかもね~
4.日本全国の書店の数って知っている?
出版物取次大手の日本出版販売株式会社(日販)は、2022年版『出版物販売額の実態』を発表した。
同社によると、書店ルートの販売額は8,343億円(前年比97.9%)、書店店舗数は8,642店(前年度は8,789店で147店の減少)となり、リアル書店にとっては依然として厳しい状況であることが浮き彫りになった。
1位は東京で(952店)で、2位以下は大阪府の550店、神奈川県の485店、愛知県の481店、埼玉県の471店である。
対して、インターネットルートの推定販売額は2,808億円(前年比106.5%)となり、前年度数値を上回っている。書店からインターネットへ、書籍を購入する場が変わりつつあることがうかがえる。
さて、みんな~
この実態を見てどう思うかなあ~
日本全体で約8,642店なんだよね~
本は最高で10,000部あれば十分なんだけれど、それ以上儲けるためには20,000部、30,000部、それ以上売りたいよね。
だけど、この時代は、10,000部以上売って小ヒット~30,000部以上売って大ヒットの仲間入り、10万部、100万部なんて凄い超ヒットだよね~
でもね、とらぬ狸だよね。
そう不動産屋さんと同じも千三つ、千に三つ当たればいい、儲かればいいと夢見ている出版社さんもいる。
だけどね、coucouさんの取引している出版社さんは小さいけれど、確実に小さく利益を出し続けているんだよ。確かに大きな儲けはないし、そんなバブルみたいな話には簡単飛びつかない~
そう、1,000冊から3,000冊の本を月に数冊定期的に発行し続けている。
それも有能な新人さんたち。最初に1,000冊から3,000冊発行し、販売状況を鑑みながら第2版、第3版と版数を重ねているんだ。
とても固い方法だよね。
そして、決して大きなリスクもなく、大量の在庫は持たない~損しない、必ず利益を出す~
だって、前回も話したけれど印刷代なんて数十万の原価だもの。
そしてね、coucouさんの本の場合、首都圏中心で地方では一切、手に入らない。東京中心で約952か所なんだけれど、それでも絞って絞りまくる。1か所に10冊から20冊横積みで置かしていただくんだ。その理由は本棚に入ると見える面積が少なくなるからね~
するとね、10冊ずつ300か所で丁度3,000冊となる。また、本を置かせてもらえる場所によって冊数は異なるけれど、1点集中の都市型にした。
それでもcoucouさんの本は増版やベストセラーにはならないけれど、コッコッと3000冊から5000冊万年作家として、出版社さんにご迷惑をかけずにここまで来ている。
このお話はね、とっても大切な販売戦略なんだよ~
これを説明するのに、一日のnoteのcoucouさんの限界点文字数を超えてしまうからね。(次の機会にね)
でも、覚えておいてほしい~
ここは、今後のクリエイターさんたちのカギとなる部分だからね~
日本全国に本が置かれる、なんて嬉しいことじゃあないよ~
書店さんに1冊か2冊おかれたってね、探せやしないし、ないからといって本屋さんに注文すれば1週間以上待たされる…。
ならばアマゾンで注文したら当日か翌日に届いてしまう。
そう、書店販売よりもネットの方がすぐに手に入る。
もう、そんな時代なんだよね。
5.著作者になるとこんなメリットがあるぞ!
★本を書く人たちの最低知識★
ほとんどの人が著作者のメリットを知らない…。
でもね、ほとんどの人はね、著作者になるとメリットが生まれるんだよ~
それはね、著作者に無許可、無断で勝手に利用すれば著作権侵害または著作者人格権侵害として訴え、請求すると損害賠償金を受けとることができるんだ。
しなくたっていいけれど、被害を被った場合の予備知識なんだからね。
これはね、財産権のひとつ。
民事的措置によって、差止請求権、名誉回復措置権、不法行為による損害賠償請求、不当利得返還請求権があり、刑事的措置の刑事罰(3年以下の懲役又は罰金)、平成17年1月1日施行(5年以下の懲役若しくは500万以下の罰金)により、懲役と罰金を併科することもできるようになったんだ。
法人に対する罰金は、法改正(平成17年1月1日施行)により、1億5,000万以下の罰金刑となり、非常に重いことがわかると思う~
それだけ、酷いってことだよね~
私たちはね、たとえ無名であろうと、素人であろうと、文章や絵が下手くそであろうと、小さな子どもたちの描いた絵であろうと、これらの法律は適用されているんだ。
著作権は、その著作物を創作した人を、だれでも保護する法律なんだもの。
6.他人の資料やデータの利用の仕方
これまでもいったことがあるけれど、他人のものを許可なく勝手に利用できる法律が「引用」、この引用が一番該当するのは文章を中心とした活字関係。でもね、ブログ上となると少しむずかしくなることを知っておいた方がいいと思う。
たとえば、絵や写真はどうなの?
ブログと一般印刷媒体(書籍や新聞、雑誌)の大きな違いは、一般印刷媒体は著作権や著作者人格権の複製物が基本となっているけれど、ネット等のブログは著作物の有線送信に当たるため、著作権の複製と有線送信の二つの規定があることを考えなきゃあいけないんだ。
まず、ブログ作成のための複製は「私的利用の範囲」には一切含まれないんだよ。これは「私的に利用したんだ~」といっても、一切通用しないんだよ~
つまり、個人的な趣味ということにはならない。「個人的」ってね、「私的」という意味で、ありごく少数といわれている。
それは、家庭内での使用といわれているんだ。
でも、ブログに掲載するということはね、不特定多数の人に情報を与えると考えられている。だから、営利目的でなく非営利であっても著作権者の許諾が必要となるんだ。
これはね、「著作物の有線送信」について著作権法第三十条以下には規定がないため必ず許諾が必要となるということなんだ。
では、他人の絵や写真を引用するというときは、どうすればいいのかな~
「引用」という以上、第一に〈引用の目的が社会慣行に適していること〉
批評や研究の名を借りた盗用や借用では著作権侵害になる。
つまり、正当な批評であり、研究であると社会的に見ても「引用」が必要だと考えられるような場合じゃあなければ引用と呼ばないんだ~
ただ素敵な絵だから、気に入った内容だったから、好きな写真であったからは通用しない~批評、研究の名を借りた鑑賞目的のものや、その物を売るためのものというのは一切認められない。
noteでも、「ドラえもん」や「スヌーピ」、「ミッキーマウス」やその他の有名な作品を表紙やアイコンに使っている人もたくさんいるようだけれど、どうして使うのか、と言えば。そのキャラクターの訴求力を利用している人たちだと思う。つまり、目に入りやすいからね~でも、違法だよね~
第二にその引用の範囲は「正当な範囲」じゃあないと駄目なんだ。
それは、「引用」の部分があくまでも従でなければならず、主は批評、研究でなければならないということ。
また、絵画や写真はその一部分を切って利用すれば著作者人格権の中の同一性保持権の侵害行為になります。(勝手に自分の都合でトリミングしたり、改変しちぁいけない)
では、その引用部分に関する主従関係の判断はどうなのかなあ~
たとえば、主たる文章は自らが制作し、ブログ上の画像に小さくその写真や絵を掲載する。しかし極めて有名な作品や画家のものは、たとえどう扱ってもそれが主たるものになってしまう恐れがあるよね~
このようにたとえ引用と思っていても、客観的に引用されないこと事がほとんどといわれているため著名な絵画の引用は要注意。
そう自分の作品にどうしても必要不可欠、説明に使いたいなど。本や絵画の感想や意見などは、その絵が主体ではなくて、その絵を元に感想や、批評がメインであれば何も問題はないよね~
ただね、感想も批評もなく、自分のブログのためだけ、訴求力だけを求めて掲載するのは引用にはならないよね。
7.引用のための出所明示の方法
★本を書く人のための重要な知識★
ではね、noteでも本でも、自分のホームページでの引用の方法をお伝えするね。(他人の著作物を利用する場合)
※ここからは、資料提供「特定非営利活動法人著作権協会」より
(A)書物からの引用の場合(学術論文の出所明示)
①著者の姓名 ②著作の表題および副題 ③出版社名 ④出版年 ⑤頁
(B)雑誌論文からの引用の場合
①著者の姓名 ②論文もしくは章の表題 ③雑誌の表題 ④巻及び号数
⑤年 月 ⑥頁
「出所明示」は著作権法では義務とされ、これを怠ると30万円以下の罰金が課せられます(著作権法第32条)。
引用にはこの著作権法上無断でできる「適法引用」と、他の著作物の抄録、要約、利用まで含めていわれる語向上の広義としての「引用」もあり、この「適法引用」の出所明示は法的に義務条件となっています。
この適法引用の表記は、文節の直後か、後か、章節の後。
よく見かける「参考文献」などは、章の後か、巻末。許諾を受けた著作物は、扉裏ページか、巻末。日本では巻末が多くみられます。
(C)孫引き引用の場合(二次文献の引用)
学術論文の世界では原則として一次文献にあたるべきといわれていますが、すべての必要文献が一次文献にあるわけがなく、信頼できる二次文献資料があればそれをもとに引用できる場合もあります。
その場合は、引用の個所の直後に一次文献の出所明示をして、そこに注の表記をします。
そして、文節の後か章節の後の注に二次文献を明記するのが一般的です。
「実際に自分で裁判をやってみればすぐにわかることだが、裁判というものはとにかく長い。簡単な内容の裁判ならば決着も早いのだが、早いといっても一年はかかる。早い裁判というものはどのようなものかと言うと、それはたとえば、養親と養子の親子が、離縁届けを出して親子関係を解消したのに、後になってそれを争う場合である」
『裁判の秘密』山口宏・副島隆彦著、宝島社文庫1999年5月第1刷より引用
これは一次文献の例としての引用箇所。
このように「 」をつけることによって、主たる文章と引用の部分を明確に区別し出所を明示します。
また、引用部分の前後を一行ずつ空けるか、文字の大きさや書体を変えたりする方法もあります。このように区別してわかるようにしなければなりません。
そして最後に「著作者人格権」の〈同一性保持権〉を守る。
つまり、原文、原画のままで勝手に手を加えたり、部分的に自分に都合のよい部分だけ引用し、他社に誤解を与えることもしてはなりません。
文責 特定非営利活動法人 著作権協会
さて、これ以上必要な人はね、ここの「著作権に関して」監修をしてくださった、特定非営利活動法人 著作権協会さんのnoteで学んでくださいね~
noteさんのクリエイターさんたちに必要な情報が満載~
※困ったときにはねきっと、親切に教えてくれると思いますよ~今回も、監修、協力も感謝申し上げます~
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
さあて、本日が令和4年の最後の日なんだね~
coucouさんはなんだか寂しい…。
今日はね、最後の10,000文字越え、明日から少しばかりセーブするね。
12月って、ついやりすぎてしまうんだ…。
毎年ね、coucouさんの12月31日は夜遅くまで走りまくっていた~
どうして、こんなにも寂しくて、悲しくても辛いんだかがわからない~
31日の夜、除夜の鐘をききながら、いつも車で走っていた~
なんで、って?
仕事していたんだよ~
本当なら、あたたかなコタツにでも入りながら、家族団らんで紅白を見ながら笑顔で除夜の鐘をききながら、新しい年に感謝するんだよね~
でも、恥ずかしい話だけれど、お馬鹿なoucouさんにはそんなささやかな経験がない…。
そう、いつも一人、ひとりぼっちだったんだ…。
でもね、きっと、逃げていたんだろうね、家族からも子どもたちからも、つまんない意地なんて貼らないで、みんなの前で泣いてしまえば解決するはずなんだけれど、泣いてはいけない、そんな顔をしてはいけない、不安を与えてはいけない、これ以上の心配をかけたくない…。
そう、家に戻ったらそんな不吉な顔を隠すことが出来ないからね。
だから、12月31日は一人で思いっきり泣きまくる日だったんだ。
たった今もティシュのお世話になっている~
涙で、昇華しているんだ~
目的もなく車を走らせて、吉田拓郎のCDを聞きながら、大音響にして大きな声を出して、永遠に終わらない歌「人間なんて」を歌い続けた…。
そう、人間なんて~
何かがほしいおいら
それがなんだかわからない
だけど何かがたりないよ
いまの自分もおかしいよ
そらにうかぶ雲は
いつかどこかへとんでゆく
そこになにかがあるんだろうか
それは誰にもわからない
人間なんて…
yrics 吉田拓郎 – 人間なんて 歌詞
Singer: 吉田拓郎より
永遠に終わらない曲…
そして、山々をくぐり抜けて、いつの間にか夜の海に着いた~
ああここは、湘南だ~
誰もいない砂浜を一人で歩く。
冷たい海風が、coucouさんの涙を乾かしてくれるけれど、顔は腫れぼったいまま…。
ああ、もう幸せにはなれないのかなあ~
ああ、幸せになっちゃあいけないのかなあ~
どうしても、幸せから逃げようとするcoucouさん~
幸せになるのが子どもの頃から怖かったんだ~
coucouさんは変態なんだ…。
子どもの頃、長年の闘病生活の中で、こんな仕打ちをした神など一切、信じていなかったけれど、カーネル・サンダースじゃあないんだけれど一つだけお願いをしたんだ~
それはね、幸せなんていらないから家族の元に帰りたいってね…。
そしてね、不治の病だと宣告されていたcoucouさんは父と脱走して家に戻った12月の夜…
それ以来、形のない神との約束を守り続けた…。
幸せになってはいけないんだと。
当時、入院中に幸せの王子という絵本を読んだ。
幸せの王子って全然幸せじゃあないんだよね。
不幸の王子だったんだもの~
心の一葉という絵本もよんだ、
だけどcoucouさんには葉っぱを描いてくれる、
ベアマンなんかいなかった~
だから、早く大きくなって誰にも心配をかけない、
大人になりたかったんだ。
だけど、上手く行かない…。
会社はどんどんと大きくなるけれど、止めることもやめることもできない…。なんと凄い心の重圧の日々なんだろう~
coucouさんには、金儲けが肌に合わない~
だって、得れば得るほど、失うものの方が大きいんだもの。
12月は、夜の街で狂う月~
12月は、父や母とのお別れ月~
12月は、友だちたちとのお別れ月~
12月は、もう一人のかけがえのない大切な娘が去った月~
12月は、coucouさんが潰れて破壊した月~
12月は、次々と別れが続く月…。
12月は、毎年お墓行脚が続く…。
もう、25年以上、泣き続けている月…。
こうして、coucouさんは壊れたんだ…。
でもね、幸せを捨てたはずのcoucouさんはね、父や母と弟と暮らしていた時が人生で一番の、最高の幸せの時だったと思えるようになったんだ。
今、想い出すとまるで光の渦に包まれていたことがよくわかる…。
遅いけどね~
それに60年近く気付かなかった後悔の方が大きいかもしれない。
もう、誰もいない…。
でも、今日こそ、家に帰ろうかな…。
泣いちゃうかな…。
怖いなあ…
おわりのおわりのはじまりに
みんな~
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます~
noteってなんでも話すことが出来るんだね、お馬鹿な、お馬鹿なcoucouさんの独り言~
でもね、1年前までこんなにみんなに応援してもらえるなんて考えたこともないよ~noteのみんなから、たくさんの幸せをもらえるようになった気がする~本当にありがとうございました~
それにね、好きな本もこの2年近く読むひまもなく、大好きな映画も見なくなり、テレビも、YouTubeも、ネットも、新聞も見る暇もなくなり、みんなのnoteを読み続け、共感し、学んで勉強して、留まることのないnote依存症のcoucouさん。
こんなことって、あるんだね~
みんなあ~来年も幸せになろうね~
みんなあ、一緒に生きようね~
みなさまの素晴らしき、哉、新年!になりますように、
心からお願い申し上げます~
では、またあした~
You Don't Have To Say You Love Me
coucouさんのホームページだよ~みんな~みてね~
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Character design©NPО japan copyright association Hikaru
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