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今日は何の日

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記事一覧

今日は何の日(2021/4/4)

1. イースター
十字架にかけられて死に至ったイエス・キリストは、その3日後の日曜日に復活したといわれています。イースターは、そのキリストの復活を祝う祭りで、キリスト教においては最も重要な行事です。

イースターは毎年日付が変わり、早いときで3月22日、遅いときでは4月25日になります(西方教会)。これは「春分の日の後の最初の満月より後にくる最初の日曜日」という複雑な定義になっているからです。(た

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今日は何の日(2020/4/1)

1. エイプリルフールエイプリルフール (April Fools' Day) とは、毎年4月1日には嘘をついても良いという風習のことです。日本語では、エイプリルフールを直訳した「四月馬鹿」や漢語的に表現した「万愚節」という呼び方もあります。また、中国語では「愚人節」というそうです。

2. 起源エイプリルフールの由来には諸説ありますが、有力とされる説は次のようなものです。

かつて、カトリック国で

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今日は何の日(2020/3/29)

1. マリモ記念日1952年(昭和27年)3月29日、阿寒湖のマリモが天然記念物に指定されました。これを記念し、3月29日はマリモ記念日(マリモの日)とされています。

2. マリモとはマリモ(毬藻)といえば、阿寒湖に生息している藻の丸いかたまりを思い浮かべる方が多いかと思いますが、丸いかたまりの一つ一つがマリモの一個体なのではありません。マリモはもともとは細い繊維状の藻で、球状の「マリモ」は生物

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今日は何の日(2020/3/14)

1. ホワイトデーホワイトデーは、一般には男性がバレンタインデーのお返しとして、女性にキャンディーなどを贈る日とされています。しかし、近年(2000年代以降)の日本では「友チョコ」や「自分チョコ」、「義理チョコ」などバレンタインデーの習慣が多様化してきていることから、ホワイトデーにも「友チョコ」や「義理チョコ」のお返しが行われるなど多様化が見られるようです。

ホワイトデーは、日本発祥の習慣です。

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今日は何の日(2020/3/11)

1. 東日本大震災発生の日9年前の2011年(平成23年) 3月11日(金曜日) 14時46分18秒 (日本時間)、宮城県牡鹿半島の東南東沖 130 km (深さ 24 km) を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生しました。地震の規模はマグニチュード 9.0  (モーメントマグニチュード) で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震でした。

震源域は、岩手県沖から茨城県沖までの南北

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今日は何の日(2020/3/3)

1. 上巳の節句(桃の節句)上巳(じょうし/じょうみ)の節句は、本来は旧暦3月の最初の巳(み)の日という意味でしたが、のちに3月3日に行われるようになりました。
上巳のころは季節の変わり目で、災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたため、古代中国では、この日に水辺で穢れを祓う習慣がありました。これが遣唐使によって日本に伝えられると、宮中行事として取り入れられ、「上巳の祓い」として「曲水の宴」

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今日は何の日(2020/2/29)

この記事は、以下の動画の補足となっています。

https://youtu.be/BqZdyc6BCQ4

動画の内容の要約は以下の通りです。

・閏年:暦と季節のずれを補正するもの
  ・400年間で97回
・夏季オリンピック開催年:基本的に閏年
  ・ただし、例外あり
・2月29日生まれ:年をとるタイミングは法的には2月28日午後12時

1. 閏日西暦年が4で割り切れる年は(原則として)閏年

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今日は何の日(2020/2/14)

1. バレンタインデーバレンタインデー(Valentine's Day)は、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされ、2月14日に祝われます。
日本では女性から男性へ愛の告白をする日、チョコレートを贈る日として定着していますが、海外では、男性から女性に贈り物をするところも多く、贈り物も花やカードなど様々です。

2. バレンタインの起源聖バレンタインデーの始まりは古代ローマ時代にさかのぼります。この

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今日は何の日(2020/2/7)

1. 北方領土の日北方領土の日は、日本政府によって1981年(昭和56年)に制定された記念日です。1855年2月7日(旧暦では安政元年12月21日)、伊豆の下田において日魯通好条約が調印され、この条約により日露両国の国境が択捉島とウルップ島の間に平和裏に定められ、北方領土が日本の領土として初めて国際的にも明確になりました。その歴史的な意義と、平和的な外交交渉によって領土の返還を求める北方領土返還要

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今日は何の日(2020/2/4)

1. 立春季節の分け目である節分の翌日で、冬が極まり春の気配が立ち始める日です。九州など暖かい地方では梅が咲き始めるます。暦の上ではこの日から春が始まり、立夏の前日までが春となります。

立春の早朝、禅寺では門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があり、「立春大吉」の文字は左右対称で縁起がよく、厄除けになるといわれています。

立春には期間の意味もあり、その場合この日から次の節気の雨水前日までを指し

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今日は何の日(2020/2/3)

1. 節分節分は、雑節の一つで、もともとは「季節の分かれ目」という意味の言葉です。つまり、節分とは本来、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、年に4回あります。しかし現在では、単に節分という場合、立春の前日のことを指す場合が多いです。これには次のような理由があります。
旧暦では、立春を年の初めと定めていました。そして、立春の前日の節分は大晦日に相当する大事な日であり、立春の前

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今日は何の日(2020/1/18)

1. 冬土用の入り土用といえば夏の土用が有名ですが、土用は「季節の変わり目」なので、年に4回あります。(春土用のツイート参照)そのうち、「冬の土用」が今日(2020年1月18日)から始まります。

各土用の最初の日を「土用の入り」と呼び、最後の日は「土用明け」といいます。「土用明け」は、四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前日で、これらの日は「節分」と呼ばれます。
冬の土用の最終日は、立春の前日(毎年

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今日は何の日(2020/1/15)

1. 小正月(こしょうがつ)旧暦の1月15日は立春後の満月にあたり、かつて日本ではこの日を一年の始まりである正月として祝っていました。これは、昔の日本人が、満月をめでたいものだと考えていたことに由来するそうです。
その後、中国式の太陰太陽暦が伝わり、日本でも公的な暦になると、1月1日が正式に正月と定められることとなりました。しかし、一般庶民の間には、新しい暦が導入された後も「1月15日=正月」とい

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今日は何の日(2020/1/13)

1. 成人の日成人の日は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨とする日本の国民の祝日の一つです。
1948年公布・施行の祝日法によって制定されました。制定時の日付は1月15日でした。成人の日を1月15日としたのは、この日が小正月であり、かつて元服の儀が小正月に行われていたためだといわれています。
現在は、ハッピーマンデー制度のため、2000年以降は1

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