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わたしの心に響いた言葉たち#78 真面目にやれ

『人志松本の酒のつまみになる話』の番組の中でSAMさんが出演者の皆さんに「今までで反抗したことはあるか」という話題になりました。

SAMさんの家系は医者家系。
親も兄弟も医者。親戚も医者。そんな環境下だと当然SAMさんも将来医者になるものだと子供の頃からレールに乗っていた。

でも途中で勉強が嫌いということに気づいて10代高校一年の時に初めてディスコに行ったら、ダンスにハマってしまい家出したそうです。

そこで父親から

「なにやってもいいから、真面目にやれ」

そう言われて真面目にダンスしました。とおっしゃっていました。

当時ダンスにプロというものはタップダンスや社交ダンスぐらいしかない頃、HIPHOPのダンスは全くメジャーではなかったそうです。

思春期ということもあり、やりたい事をやりたいという気持ちも痛いほどわかりますが、

将来職業になるかもわからない、先の見えないとなると当然親も反対しますよね。

しかし、SAMさんは日本を代表するダンサーとなり、今年60歳になるそうですが今でも活躍しています。

『なにをやってもいいから、真面目にやれ』

その一言が今でも彼の心に残っている様に、
好きなものと真面目に、真剣に向き合うきっかけになったのだと感じました。

自分の子供に同じことを言えるかと思うと、相当迷うと思います。

SAMさんのお父さんは器の大きい方だなぁ。

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