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人生の知恵袋 人間もモノも同じ
先日担当させていただいている患者さんとこんな話をしました。
久しぶりにお友達と展覧会を見に外出された時の話をしてくれました。
出先で突然雨が降ってきたらしく、最寄りの駅までタクシーで行こうとしたのですが、タクシー待ちの人たちが大勢い並んでいたらしく、なかなか乗る事ができませんでした。
現在地から最寄りの駅までは、駅の屋根がみえるほどの距離。
お友達と話し合い、最寄りの駅まで歩いたそうです。
普段なら買い物に行く時に少し歩くぐらいらしいのですが、今回の外出ではかなり歩いたらしく、翌日膝が痛くなったそうです。
「動かなすぎもダメだし、動きすぎても調子が悪くなるから難しいね。若い時はそんなこと思ったことないんだけど。」
その方は90歳。
「これまで90年使い続けてきたんだからあちこち痛くなったって仕方ないね。よく頑張ってきたと思う」とおっしゃっていました。
私が思うに人間でもモノでも同じ
使わなければ錆びてしまうし、動きにくくなる。使いすぎても負荷がかかり過ぎて限界を超えて故障してしまう。
ちゃんと手入れしているモノは長く使える。
そのモノの癖や性質をちゃんとわかってるので使う時に工夫し加減できる。上手に使うことが出来る。
人間の体だって同じです
適度に使わないと体力や筋力は落ちるし、関節だって動きにくくなります。
普段以上に使い過ぎたり、無理し過ぎればば筋肉痛になり、怪我を負ってしまうかもしれません。精神的に無理をすれば心が壊れてしまうことだってあります。
ちゃんとメンテナンスしていれば体調を悪化させることなく過ごす事ができる。
ポイントはいい塩梅。
それくらいの気持ちで心や体を使ってあげること。
自身の体力や体調によって無理しなさすぎず、無理しすぎずにほどほどに。
そして、メンテナンスも大切に。
そういった日々の積み重ねが元気に過ごす事が出来るコツなのかもしれません。