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伝統芸能 記事まとめ

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伝統芸能について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#伝統芸能」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2021年11月の記事一覧

「ミレニアル世代と銀座」        銀座花伝MAGAZINE vol.24

#ミレニアル世代と銀座  #手仕事とレトロ #山東京伝というアイコン ここは、散歩の街。ビルの雑木林の中、青空の高みを目指して伸び上がる樹々。通りごとに個性あふれる街路樹が季節の色を先取りしています。福沢諭吉が日本初の社交倶楽部・交詢社を創立したことに由来して、通り名を交詢社通りと名付けられた道の街路樹は、紅葉が美しい唐楓(トウカエデ)で、秋になるといの一番に銀座の街に彩りを添えます。 季節はいつもと同じように巡っても、人々の心は簡単には元には戻れない、そう呟く老舗珈琲店

古きを重んじ、現代に必要な価値を体現する文化 〜日本の伝統芸能「能楽」、勝手に体験レポート〜

今回は、昨日体験した「能楽」について、noteにまとめてみました! お恥ずかしながら...、能楽と聞いて頭に浮かぶのは、歴史の授業の教科書に載っていた観阿弥・世阿弥...くらいだった私。 友人から話を聞いて興味を持ち、紹介してもらった「観世流 能楽師 武田祥照」先生の教室にお邪魔し、「能楽とは何ぞや」について教えていただきました! 今回は、お話を伺って個人的に「面白い」と感じたポイントを抜粋して勝手に紹介しちゃいます。 ※感想、解釈は個人の見解です。間違っている事柄が

伝統の音を世界へ 〜博多伝統の音と世界の音楽の融合〜

博多には伝統の筑前博多独楽という伝統芸があります。 私は東京から福岡へと仕事の拠点を移しホテルのエンタテインメントに関わり始めた頃に出会いました。 博多独楽という芸を初めて見たとき、そのバランス感覚に驚き、その博多独楽の当代の筑紫珠楽さんに、体幹のことや体のバランスのことなどを質問攻めにしたことを覚えています。 博多独楽 二十代当主    三代目 筑紫珠楽 氏 それから様々な仕事の現場でご一緒することになります。 海外からのゲストのための祝宴でその芸を披露してもらう

袖振り合うも、

多生のイェーイってな。 袖振り合うも多生の縁: 道を行く時、見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるとの意。 どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのだということ。 袖すり合うも他生の縁。(コトバンク引用) そこまで深ーい縁とは言い難いのですが、 数日前の記事で 三重城という古い要塞跡の拝所で、 黄金に輝くお兄さんに出会ったという話をオチに持ってきました。 三重城の鳥居への階段。 いざ、登らん!とす

チンドン屋の簡単太鼓セットの作り方

太鼓をもらったりしてなんか良い使い方ないかな?と色々検索していたらチンドン屋を発見してこれだーとなった!! そしてググるが太鼓に付けるストラップとかのことが中々載っていなくて色んな写真を拡大したり工夫して制作してみたのでそのやり方を書いておきます。 これがもらった太鼓。これと以前にこのサイズの10分の1ぐらいのミニ太鼓ももらったのでそれを使って作ってみた。 この我が愛車での太鼓も見栄え的に良いのだが太鼓を叩くとなんせ揺れが激しすぎて提灯の揺れなんてマグニチュード8はあっ

第11回笛のこと

久しぶりの投稿になってしまいまして申し訳ありません。 ここから今月までに囃子方のお話を完結させていただきたいと思っておりますので気になる方は是非とも連続でチェックしていただけますと幸いです! どしどし更新して参りますのでどうぞご覧ください! 前回の囃子のこといかがでしたでしょうか? 舞台が始まるまでの間や、それぞれの考えている思い、ディベートのような物まで行いなかなか他に類を見ないものとなっていますのでまだ見てないよーという方は是非ともご覧ください! 囃子のこと http

¥250

「七騎落(しちきおち)」 その4

能楽協会主催「日本全国 能楽キャラバン!in 神奈川」公演として、2022年1月5日(水)、鎌倉芸術館小ホールにて、源平合戦の最中に生まれた親子のドラマに焦点を当てた名作、「七騎落【しちきおち/Shichikiochi】」を上演致します。主従の恩愛、親子の情愛に揺れ動く、主役の土肥実平の心情。親子の今生の別れと予期せぬ再会。そして祝宴の舞と、場面が移り変わる様を想像して楽しむ曲となっております。また和田義盛が源氏方につく場面も描かれ、源氏方旗揚げのきっかけもつかめます。  狂

⑯【亀井雄二 先生】宝生流能楽師をもっと身近に。

今回の五雲能で「女郎花」を勤める亀井雄二先生。 子方時代の舞台写真や、今年の夏に初舞台を迎えたお嬢様とのお写真も掲載しています。 雄二先生にとって「つなぐ」とは? ――雄二先生が「受け継いできたもの」は何ですか。 僕が受け継いできたのは、身長ですかね(笑)。僕はあまり背が高くないので、「能舞台に丁度いい身長だ。」とか、「お前は装束を着けやすい。」と言われたことがあります。胴長短足なので(笑)、着物が似合う体形だそうです。身長は自分ではどうしようもできないことなので、親から受

伝統芸能は守るべきものなのか

「伝統芸能は守るもの」なのでしょうか。 私は小学生で香道に出会いました。守るかどうかは考えたことがなく、長いこと「そこにあるから」やってきました。そういうことは、「上の年代のひとたち」が考えることだと思ってきました。そう思ってきたのですが、明らかに香木は年々なくなりつつあり、近頃ひしひしと「終わりの時」を迎えているのだと考えるようになりました。

¥500

⑮【金森秀祥 先生】宝生流能楽師をもっと身近に。

11月の月浪能で「三輪」を勤められる金森秀祥先生。 約40年間師事していた金井章先生とのお話をたくさんお聞きしました。 秀祥先生にとって「つなぐ」とは? ――秀祥先生が「受け継いできたもの」は何ですか。 私の師匠というのが金井章(かないあきら)と申しまして、金井雄資さんのお父様です。この掛け軸は、金井先生が詠んだ俳句を軸装していただいたものなんですよ。 私が引っ越しをして稽古場を新しくするにあたり、先生の書をかけると、なんだか先生の目があるようで本気になって稽古できるの

「七騎落(しちきおち)」 その1

 能楽協会主催「日本全国 能楽キャラバン!鎌倉公演」として、2022年1月5日(水)、鎌倉芸術館小ホールにて、源平合戦の最中に生まれた親子のドラマに焦点を当てた名作、「七騎落【しちきおち/Shichikiochi】」を上演致します。主従の恩愛、親子の情愛に揺れ動く、主役の土肥実平の心情。親子の今生の別れと予期せぬ再会。そして祝宴の舞と、場面が移り変わる様を想像して楽しむ曲となっております。また和田義盛が源氏方につく場面も描かれ、源氏方旗揚げのきっかけもつかめます。  狂言は、

縄文巡礼2021

☆☆☆2021年11月21日(日)に、 鶴田町の北津軽郡鶴田町歴史文化伝承館にて、 9年ぶりの縄文友の会のイベント 「縄文巡礼2021」を開催します!!☆☆☆ ☆縄文友の会とは☆ 作家・田口ランディが会長を務める縄文を愛する会です。縄文遺跡を愛する人なら誰でも入会できます。副会長は私、山田スイッチです。 ※2010年に開催された「小牧野遠足」より。(撮影 片山康夫)縄文遺跡で100人でお弁当を食べるイベントで、110人の参加者の方がありました。 11年前だから2人とも若い