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【読書】『読書という荒野』見城 徹(著)
読書をつうじて"自分の言葉"を獲得し、苦しみながらも人生を切り拓いてきた見城徹の読書論。「自己検証・自己嫌悪・自己否定」の3つを信条とし、それらを繰り返しながら己の未熟さと向き合うことで、自己の成長へと繋げてきた。
「見城徹の言葉は血の匂いがする」と秋元康は語っている。わたしにもたしかにそう感じられる。血で書かれた言葉は血で読むしかない。はて、自分が流してきた血はいかほどか。人生、苦しむべきところで苦しまないと、自分への誇りも決して芽生えない。
何度でも書くが、正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。