「管理ゼロで成果はあがる」を読んで
こんばんは!
今日は、「管理ゼロで成果はあがる」を読んだ内容を書きます。
本のタイトルで想像していたのは「管理しないマネジメント方法」のようなものだったのですが、もっと幅広いビジネスTIPSが書かれていました。中でも印象的だったことをいくつか紹介したいと思います。
KPTで振り返る
KPTと聞いてピンと来るでしょうか。こんなフレームです。
KはKeep。よかったことであり、今後も続けていくことを書きます。
PはProblem。問題点や悪かったことを書きます。
TはTry。次に試す具体的なアクションを書きます。
大概のことは、このフレームで振り返りができます。私も知ってはいましたが、実際にはあまり使っていなかったので、この機に使ってみようと思いました。
減らす・増やす・なくす・付け加える
ビジネスモデルでも、何か別のことでも、具体的に行うこととしては4種類あります。それが、減らす、増やす、なくす、付け加える。
この4種類に分類すると、自分の思考タイプとして意外に「なくす」という、やめる決断を求められることが苦手だということもわかります。
次のアクションを考える時に、偏りなく検討するためのフレームとして活用できると思います。
タスクばらし
次に、いざアクションを行おうと思った時、それはタスクとしてあなたのTODOリストに入ることになります。
そのタスク、本当に行動に移せるレベルに落とし込めているでしょうか?それを確認するのが、タスクばらしです。
この4つのステップで考えてみると、何を目的にしていたのか、そのためにどんな小タスク(要素)が必要なのか、それぞれで見積もられる時間やコストを明確にし、最後に優先順位までしっかりつけられます。
タスクを作るときに、③④は、つい忘れがちです。タスクで溢れないために、簡単ですのでぜひ頭の片隅に置いてほしい4ステップです!
チームづくりのポイント
どれも当たり前に思われるかもしれませんが、いざ自分ができているかを振り返ると自信がないものもあるのではないでしょうか。
私は特に、
・「仕事を依頼する」のではなく、「問題を相談する」
・仕事の結果にフィードバックする
この2つを意識したいと思いました。
まとめ
ここに書いた内容は、あまり「管理ゼロで成果をあげる」ためのマネジメント手法のようなものではありません。本作にはもっと色々書いてあるのですが、私の印象に残ったものを紹介させていただきました!
私の関わる会社ではティール組織のように動いているものもあり、かなり、マネジメントコストは低いんですよね。皆がそれぞれ自立して自発的に動いているので。
でも、どんな環境下でも、このように「当たり前に思えること」を一つずつしっかり取り組むことが大事なのだと考えています。
ぜひ皆さんにも参考になれば幸いです(^^)